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IPvsBlindsの簡易戦略【SRP/Flop】

目的・疑問

  • IP(インポジション)がオープンレイズして、Blinds(BBとSB)がコールした場面において、どのような場面でレンジ全体でベットをする簡易戦略が有効なのか知りたい。

  • BBでコールしていつもオリジナルレイザーまでチェックで回しているが、どのような場面でドンクベットが有効か知りたい。

  • IPからのCB(コンティニュエーションベット)でオーバーベットを効果的に使いたい。

  • コーラー(BB)側が有利そうなフロップが出た場合のIPのCB戦略について知りたい。

前提条件

  • ベットサイズは33%,75%,125%を使用してます。

  • 163の代表的なフロップに対して、Allcheck(EVloss1), All33%(EVloss2), All75%(EVloss3), All125%(EVloss4)を用いた場合のEVロスについて調べました。

  • プリフロップのレンジは純粋戦略で頻度だけGTOwizardに合わせたものを使っています。

  • レンジアドバンテージが大きい→ベット頻度を大きくできる。

  • ナッツアドバンテージが大きい→ベットサイズを大きくできる。

UTGvsBB

プリフロップのレンジ

UTGへのDonk

  • 基本的にBB側にレンジアドバンテージが無いことが多いので、オリジナルレイザーまでチェックで回すのが正解

AsKd2c
  • ただ、9ハイ以下のボードはBB側にレンジアドバンテージがあるため、ドンクベットでAll33%ベットをしても良い。

7s6s5d

UTGからのCB

  • 全体的にUTG側にレンジアドバンテージがあり、All33%ベットが有効

As8d3c
  • 422,433,322などローボードでストレートが完成していないフロップは、UTGとBBどちらのレンジにもマッチしていない。

  • すなわち、プリフロップのレンジの強さがそのまま引き継がれるので、レンジアドバンテージが大きい。

  • また、UTGはAA,KKなどの強いポケットペアを持っているが、BBは77,66などのポケットペアしか持っておらず、ナッツアドバンテージが大きい。

  • したがって、このようなフロップではAll125%ベットが有効

4s2d2c

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