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ベネチアン・マカオのPokerRoom事情_【2023年4月】


はじめに

2023年4月にマカオに行って、ポーカーをしてきたときの記録です。
自己紹介するとポーカー 歴6年、ウェブ系の会社でPdMをやっています。
この記事は「初めてベネチアン・マカオにポーカーをやりにいく人」を対象にしています。前半ではベネチアンマカオでポーカーをするための情報を伝え、後半でどんな雰囲気なのかイメージできるよう個人的なプレイ体験を書きました。

0.マカオでポーカーができる場所

マカオでポーカー テーブルがあるのは、
ウィンマカオとベネチアンマカオの2つです。
マカオ半島側とタイパ側それぞれにあるので、滞在するホテルはどちらのポーカールームにいくのかを考えて決めることをお勧めします
(車で20~30minなので移動することもできます)

マカオの地図

最低レートは50/100(2023年4月時点だと1BB=1,700円)となっています。
キャップはウィンマカオは200HKD、ベネチアンは500HKDです。

1.ベネチアン・マカオ

ここからはベネチアン・マカオについてです。
ベネチアンマカオではメンバーシップカードをつくると、ポーカー テーブルでプレイ中にコンプを貯めることができます。チェックインカウンターでメンバーシップカードを作成してもらうことができます。
カジノに入るときはパスポートの提示が求められます。


キャッシャーはポーカールームの奥にあります。
カジノによっては、外貨を預けてチップをもらい、チップを返せば預けた外貨を返してもらえるHOLDという制度があるらしいのですが、ベネチアンマカオは一定以上のメンバーシップランクがないとHOLDはできません

ポーカールーム

ポーカールームに行き、ウェイティングの受付に名前を伝えて、リストにのっけてもらいます。
ウェイティングの名前はAAとかABCとか、適当な名前でも良いみたいです。
順番がきたら電話をしてくれるという制度はなかったです。

ウェイティングのボード

平日の16:00くらいに行ったのですが、
MAX16テーブルのうち、稼働は13テーブルでした。
内訳は50/100が9卓、100/200が4卓です。
この時点で50/100のウェイティングの数は20となっていました。
夕方くらいからウェイティングのリストは60を超えていました。
なるべく早い時間から行くとスムーズにプレーできると思います。

プレイ中の注意点

基本的に数字の発声は中国語で行われます(自分が発声するときはもちろん英語でOK)
ディーラーさんにきけば、英語でレイズ額を教えてくれますが、
自分でもある程度ききとれたほうが楽です。
1〜10までの読み方をカタカナで貼っておくので覚えていくと良いでしょう

ポーカーテーブルで、座った状態でのスマホ利用は禁止されています。ですがその場で立って利用する分には問題ありません。私はハンドをフォールドした後は立って、スマホを触っていました。

2.実際にプレイしてみた所感

私は50/100と100/200をプレイしましたのでその所感を残しておきます。

50/100のテーブル

半分くらいのひとは英語が話せるみたいでしたが、基本会話は中国語で行われていました。
僕以外の8名の内訳はこんな感じです。

  • 中国本土からきた英語ができる中国人男性
    ┗今年のWSOPのサイドイベントにでると話していた
    ┗トナメっぽい打ち方でアグレッションがとても高く、K8o等でプリフロップのオールインをしかけてきていた

  • 現地人っぽい男性× 5名
    ┗20〜30代くらいの若者は3betをそこそこの頻度で返してきていた

  • シンガポール人のおばちゃん
    ┗初心者だと言っていた
    ┗VPIPが40~50%くらい
    ┗実際、打ち方みても初心者っぽかった

  • 40〜50代くらいの白人
    ┗Regっぽかった
    ┗タイトアグレッシブ

プレイ自体は、初心者のひとをのぞいて、リンプが少なく、しっかりと3Betが返ってくる印象をもちました。
リンプが入ったりしても、しっかりと大きめのベットがBTN~BBあたりで入って、リンパーがフォールドという場面も何回かみました。

スタックサイズはだいたい30BB~200BBくらいでした。
テーブルの半分くらいの人は100BB未満だったと思います。
(Regのひとは200BBくらい持って入ってきてました)

僕は最初、マネープレッシャーを感じて50BBで入ってしまったのですが、失敗でした(マネープレッシャーを与えられず、フォールドエクイティが減ってしまっった…)

スキルに自信があるなら、思い切って200BBとかで入ると良いと思います。

100/200のテーブル

プレイヤーの内訳は、50/100に比べて、現地人っぽいひとが少なくなり白人や英語が話せるアジア人が比率として高くなりました。

50/100に比べて、アグレッションがより高いと感じました。
・3Betの頻度が全体的に高い(50/100よりもさらに高い、70%くらいの確率で3betポットになっていた)
・CBのベットタイズもポットの50%,80%,100%をよく見かけた
(50/100だと33%ベットの割合が高かった)

結果どうだったのか

トータルで8時間くらいプレイして、1,900HKD→3,400HKDで終わることができました。みなさんもぜひマカオで良いポーカーライフを送ってください!

最後に宣伝です。
Poker VPIP TrackというプリフロップのVPIPとPFRを記録できるアプリを公開しています。全て無料で使えるので、ぜひ使ってみてください!
(マカオではスマホ利用ができなかったのですが、マニラや韓国ではプレーしながら記録できるので、エクスプロイトプレーがやりやすくなります)

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