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【ダブルS2最終598位】Wハーブ壁殴り

【はじめに】

シーズン2お疲れ様でした。
今回は2桁すら踏めずビビるくらい勝てなかったので非常に不甲斐ないのですが、やはり今年の目標は記録を残すことなので書いておこうと思います。

後半は以前から課題に挙げていたメンタルの改善について自分なりに考えているので身もふたもない話ですが暇ならぜひ。

2月半ばごろにちゃあじさんの構築が公開され、軸となる壁ヤミラミ+ニンフィア+モロバレル+積みアタッカーという構成に魅力を感じました。

実際に回してみるとモロバレル+セグレイブやウルガモスの性能は本物で、4タテもザラと期待通りの強さがありました。
一方で、元記事にも書いてある以下のような問題点を実感し環境的に高い勝率を維持することが難しいと判断してお蔵入りとなっていました。

①テラスをしないヘイラッシャに対する打点が電気テラスセグレイブのみ
②苦手なマッチであるイエアルマが激増

その後しばらくは海外大会の結果や他の構築を触っていたところ、モロバレルにくさむすびを搭載することで①を軽減できることに気が付きました。
ASベースのヘイラッシャに対しては特に大きく削ることができ、みがわりのケアにもなります。
テラスタルを切ってきたとしても鋼以外はセグレイブで触れるので挟み撃ちの形になりある程度いけると判断しました。

②に関しては元記事のマスカーニャをイエアルマ対策ポケモンへの入れかえを検討します。

元々コノヨイッカの対策を兼ねていた枠になるので、イエアルマ+コノヨイッカの両方を見てほしいという環境の業を背負ったようなポケモンが求められます。

が、なんかいい感じのポケモンとしてモノマネハーブ水ケンタに白羽の矢が立ち完成。詳しくは後述します。

以下個別解説

セグレイブ@イカサマダイス

つららばり、じしん(テラバースト)、りゅうのまい、まもる
じめんテラス(途中まででんきテラス)
ねつこうかん
ようき
H191(4)-A197(252)-B112-C×↓-D106-S152↑(252)

原案にもある無双担当ポケモン。
電気テラスで使用していましたがテラスで半減しても受けきれないほどPT全体でサーフゴーが重く、直接討伐できるじめんテラスに雰囲気で変更しましたが今度はおいかぜサーフゴーに上からたたかれて世界が終わりました。せめて炎では?

スペックは十分ですがこおりのつぶてやきょけんもほしいので構成が難しいポケモンですね。

H4だけ振ると実数値191になるので252振って175になるオニシズクモくらい良いポケモンです。

ウルガモス@たべのこし

ねっぷう、ギガドレイン、ちょうのまい、まもる
みずテラス
ほのおのからだ
ひかえめ
H192(252)-A×↓-B108(180)-C171↑(4)-D126(4)-S129(68)

テラバースト→ギガドレインへの変更以外は原案通りのウルガモスです。
第2の積エースとしての登用ですがこちらのほうが活躍していました。

中盤くらいは水ガモスを倒せないPTにもチラホラあたり、壁を貼りながらちょうのまいをしているだけで4タテもありえるくらい単騎で試合を決められるポケモンでした。

後半はミラーも増え、すばやさ負けも増えたのでSに回すべきだったかもしれません。
それ以外は原案通りでも特に不満がなかったので調整意図をよく把握せず使っていました。chu!

ケンタロス@ものまねハーブ

ウェーブタックル、インファイト、アクアジェット、まもる
あくテラス
いかく
ようき
H151(4)-A162(252)-B125-C×↓-D90-S167↑(252)

グレンアルマに対面させて弱保コンボをコピーします。

ほかにもバクアウインディなどは大変重いのでケンタロスの水打点が大事になることもあり、専用の対策パーツ以上の役割を背負っていました。

モロバレル@メンタルハーブ

かふんだんご、くさむすび、いかりのこな、キノコのほうし
あくテラス
さいせいりょく
おだやか
H219(236)-×↓-B95(36)-C105-D143↑(236)-S50

・さいせいりょく効率最大
・特化グレンアルマの+2アーマーキャノン耐え
・A実数値165コノヨザルの+1状態250ふんどのこぶしを悪テラスで耐え

原案はHBベースでしたがグレンアルマを倒すために変更。
もちろん味方の回復役も兼ねています。

HDベースにした弊害としてヘイラッシャの+2いっちょうあがりが壁下でしか2発受けきれなくなっています。
壁があっても龍テラスでごり押される展開もあり結果的に立ち回りはシビアになってしまいました。

とはいえヘイラッシャ、グレンアルマ、コノヨザルに対して選出するかなりキーになるポケモンです。

くさむすびはまもるの枠と選択ですが水タイプに対する打点が非常に少ないこのPTにとってはくさむすびは大事な技でそこそこヘイラッシャに打ち込みました。

ニンフィア@のどスプレー(いのちのたま)

ハイパーボイス、テラバースト、でんこうせっか、まもる
みずテラス
フェアリースキン
れいせい
H199(148)-86(4)-B109(188)-C166↑(164)-D151(4)-S72↓

・いのちのたまダメ最小
・壁下で特化フローゼルの雨ハチマキウェーブタックル耐え

原案ではメガネのところですがタスキが発動したマスカーニャを削れないのがちょっと不便だったので珠でんこうせっかに変更。最終的にハイパーボイスを3度打つような試合展開もありのどスプレーで運用しました。
珠の初動の火力やでんこうせっかの射程が伸びるのはやはり魅力的なので珠とは悩む部分です。

割と汎用的に出すポケモンですが、ヤミカラス+ガブリアス+カイリューなどフェアリーがよく刺さる場合も多かったので終盤は環境的にやや強めの位置にいたのかなと思います。
まぁガブリアスは鋼テラスしてくるのですがテラスを切らせるのがこのポケモンの役割なので問題は後続が鋼に打点が無さ過ぎたということで。

ヤミラミ@ひかりのねんど

リフレクター、ひかりのかべ、アンコール、かなしばり
はがねテラス
いたずらごころ
ずぶとい
H157(252)-×↓-B122(124)-×-D102↑(132)-S70

・マスカーニャの鉢巻トリックフラワー耐え
・サーフゴーの特化テラゴールドラッシュを壁込で最大乱数以外耐え

単純に壁役として強かったです。
自分で相手を削れる点を加味してかなしばり(リフレクター)→おにびも試しましたがおにびを打つターンにまもられるだけで無駄死も多発するうえにかなしばり+アンコールは個人的に大好きな組み合わせなので続投しました。

アンコール警戒はかなりされましたがかなしばりはやや警戒が薄いようにも感じました。これからも警戒はしないで大丈夫です✋

対グレンアルマ、対コノヨザルイッカ

対グレンアルマ

選出:ケンタロス+モロバレル
ケンタロスまもる
モロバレル悪テラスキノコのほうし→グレンアルマの横

コンボしてきそうなときの動きです。
とんぼ返り、直接交代で出てきたイエッサンを即座寝かせて次のターンに割かし安全にウェーブタックルor悪テラスを見ているならインファイトでグレンアルマを倒しにいけます。

悪モロバレルが+2アーマーキャノンまで耐えられるためいかりのこなをガン無視して弱保+アーマーキャノンを打たれても大丈夫なようにはなっています。

どうみても弱保が起動できない並びから普通にトリルしてきそうなときはケンタロスに悪テラスを切ってグレンアルマの相手をさせます。

この動きでセカコロも3次予選の権利を取れたのでわりかしうまく行ったのではないでしょうか。

対コノヨイッカ

選出:ケンタロス+モロバレル
ケンタロスインファイト→イッカネズミ
モロバレル悪テラスいかりのこな

インファイトでイッカネズミ方向をねらいつつ粉で憤怒を吸いケンタロスを保護します。
まけんきを踏んだ場合はハーブで+2になっているのでウェーブタックルでイッカネズミを狙えば霊テラスもケアでき、こちらのほうが都合はいいです。

タスキのイッカネズミはアクアジェットで縛ります。

イッカネズミのもちもの次第ですが、タスキの場合はちょうはつをメンタルハーブでケア、ぼうじんゴーグルの場合は+1状態250憤怒はバレルの悪テラスでギリギリ耐えられるので粉で吸いながら倒していきます。

こっちはやや机上論な部分があります。
最終版はゴツメのいかりの前歯持ちが多かった印象。

エスパーテラス+コータスなど組み合わせや選択によっては怪しい部分も多く、勝てないこともあるのには触れておきます。その択の散らばり具合がこの2者の強みでもありますからね。

総括・なぜ勝てなかったのか

さて反省会の時間です。
勝てなかった要因は複数ありますが、特に今シーズンは最終日のメンタルに大きな問題があったと思います。

初戦負けからスタートして最終日の戦績も覚えてないくらいなあなあでプレイしていたのでまあ勝てるわけもなく。

ではどうしてここまでメンタルが死んでしまったのでしょうか?

月末の自分はこれを読み返す様に。

①残り時間と順位が見合ってなかった
シティリーグも近いため20時~21時でカードの練習をして21時から対戦を開始。この時の順位は250位くらいでした。
そもそもなんでシティリーグと最終日寄せたんだとかいう話もありますが、寝るまでに4時間と判断しても1戦1戦をほぼ勝ち切る前提でないと30位以内は狙えませんね。
もちろん調子よく勝てれば問題ないのですがそのためには②以降の項目が足りていませんでした。

ちなみに睡眠時間を極限以上に削る選択肢は存在しませんでした。
私という人間は暇と睡眠を心から愛しています。
そのためのデッドラインが午前1時です。

逆に決まった時間帯の睡眠さえ確保できればどんな不調も回復できる自信があるのでこれはメンタルコントロールのヒントになるはず?
その証拠に最終日就寝前は勝てずになにもする気が起きないくらい凹んでいましたが今はつらつらとこの記事を書いています。

②上位帯での対戦経験が不足していた
これは構築に問題があった。いうなれば外的要因です。
使用構築を見てわかる人は多いと思いますが、最終盤で増えたサーフゴーや鋼ガブの突破がウルガモス以外で困難なこと、そしてヤミカラスのくろいきりと相手のハーブケンタの居座りが積み技と非常に相性が悪いです。

これらのポケモンが増えていることをもっと肌で感じるためには継続的に2桁台で対戦する必要がありました。
即対応するだけの改良案や引き出しが存在すればいいのですが当然なく、サブロムで順位を保存してたわけでもないので事前の準備不足と言えるでしょう。

敗因としてはメンタルと独立しており、本来は不調をきたすものではないはずですが「なんか勝てないな」くらいの感じでやってしまっていたので3~4度繰り返すうちにズルズルと気分を落ち込ませていきます。
「なんとなく負けた」というのは「負けた」という事実だけが残るのでメンタルにとって非常に毒物です。

普段からなぜ負けたのかを5分でいいので考える様にして、自分に非がある負けかどうかを判断するようにします。

とはえい原案のちゃあじさんはヤミカラスやサーフゴーに苦戦しつつも30位を達成されているのでやはり練度や実力なのかもしれません。おめでとうございます。

③勝ってから始めなかった
これは結構マジなんですが直前のカードの練習でかなりボコボコにされたのが影響してた説はあります。
メンタルを即時リセットできれば問題ないですが、私は直前の行動にかなり影響されているようです。

カードの練習は相手の時間もあるので切り上げるのは仕方ないですが、ひとり回し×2でいいから勝ってからやるくらい勝ちにこだわってもいいかもですね。

以下は今回の不調とはあまり関係ないですがもう少し長い視点から

④他人の模倣はしすぎない
不調時のリセットについてですが、他人の手法をまねしても合う合わないが当然存在します。
今回に限らず、散歩に出るとかシャワるとか人からに聞いた方法を実践してみましたが劇的に変わったことはなかった気がします。
これは「休憩をする」という行為そのものが「負けたから休憩をしている」という「敗北の記憶」に基づく行為であることを自分が強く意識してしまうからです。

過去に一度大会中に負けたので3時間くらいゲーセンに出かけたことがあり、ここまでやればさすがにうまく行ったのですが時間が限られてる状況では実践できないですね。

自分に合ったコスパのいい切り替え方は模索していきたいですが、とりあえず言えることは①で触れた「決まった時間帯に寝ること」ですかね。
昼休みに寝ているので日にリセットポイントが2つあることになります。
平日のレート最終日とかはそうはいきませんが、土日のネット大会などはこの生活リズムに合わせて対戦を消化することも可能ですので試してみたいところです。

⑤音楽や声は思考の妨げ
これは④にも通じます。
世の中LiSAの曲を聞いて手をたたきながらネット大会をする人もいますが、冷静になると自分にこの方法は向いていません。
普通にゲーム内BGMとSEだけでやるのが最も集中でき、たまに身内サーバー上で配信してやってるときも声が入るのでパフォーマンスはやはり落ちています。
「ここってその選択なんだ」とか「俺だったらこうするな」という声が入った途端選択を他人にゆだねる様に脳が動いて思考の流れが完全に止まります。

これは結構わかる人いるんじゃないかな。

もちろん本当に大事な時は配信しないでやればいいだけなので他人を責めているわけではないです。
そして特に最終日に配信してたわけでもないのでマジで今回とは関係ないです。

ともあれベストな状況というのは書き残しておく価値があると思ったので書いています。


思いついたらまた書きますがとりあえずこんなところでしょうか。
書いた中では④がかなり本質で、自分は思考の根底から支配しないとパフォーマンスを発揮できないことがよくわかります。

結局自分がメンタル強者か弱者かなんて関係ないです。自分がいかにパフォーマンスを発揮するかの話なのに比較してものを語る強者、弱者という言葉を使うのは思考が一貫していません。

めんどっちぃ性格だとは思いますがやってくしかないですね~。

では。

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