【シングルS19】最終196位（R2013）
はじめに
ポケモンSV、シングルバトルS19にて最終196位（R2013）を記録したため構築紹介をいたします。決して強い構築ではない、むしろ欠陥が多いので、暇つぶし程度に見てください。
本構築は最終日の20：00頃まで2,000位だった構築（サブROMにいたっては5,000位）がほぼマッチング運だけで、「24戦20勝4敗」となりました。
まぁ、そういうこともあるんやねって感じ。
また対戦した上位勢の皆様は私が下手で択が見えてない、などの影響で不可解なプレイングをし、不快な思いをされた方もいらっしゃるかと存じます。深くお詫び申しあげます。
構築経緯
・月初から特殊禁伝を使っていたがミラーマッチが難しく感じた。物理伝説はヘイラッシャなどで明確に止まってしまい、うまく構築をまとめられる自信がなかったが、ザシアンであれば補完の選択肢も多く、ステロ・毒びし耐性があり、何より見た目が好きなので、あわてて月後半からS18の構築記事研究を行った。
・記事を読む中でテラスによって範囲を広げるザシアンも強いが「強力な一般のテラス枠」を使えるテラバーストに依存しないザシアンが自身の優秀なタイプを活かすこともでき強力と感じた。
・そのなかでも「ザシアン・キノガッサ・イーユイ」が環境にも刺さっていると感じたため、上位構築を真似して採用。またミライドン対策に「地面テラス・キラフロル」も採用した。
・残りの2枠についてほしいポケモンは以下。
①コライドン対策
②ザシアン・メタモン対策
③ホウオウ対策
④受けループ対策
⑤崩し枠
これらの5要件をできるだけ満たすだけではピンポイントな採用となり構築全体のパワーが落ちると考え、できるだけ対面性能の高いポケモンのなかから検討した。
⇒今にして思えば全体を整理・再検討すべきであったが、嘆かわしいことに時間も発想力もなかった。
・①②対策枠として対面で互角に戦えて、ザシアンが呼ぶ物理受けにも強めな「ガチグマ」を水テラスで採用。
・最後の枠は③～⑤を満たす崩し枠で考え、様々なポケモンを試したがなかなか決まらずに最終日の夕方を迎えて2,000位だったので諦めて夕飯にした。
・諦めて夕飯を食べていたときに急に「イダイトウ」が脳裏に浮かんだ。ザシアンが通しにくいときのエースになりつつ、相手の物理受けも削っておけばおはかまいりでスイープできるなどある程度ほしい要素を満たしていた気がした。
構築のポイント
・先制技をできるだけ採用し、Sに降らずとも上から倒せるようにした
・トップメタと考えていた黒バドに対して「ノーマルテラスザシアン」「スカーフイーユイ」のどちらかを通せるようにし、複数の対応ルートを用意
・ミラコラは型も構築も豊富なので、一部の型は諦めて一般枠のテラスタルで切り返すようにした
・環境に多い構築への勝率をあげて、少ない構築や厳しい並びや型は諦めて、想定している構築にしっかり勝てるように努めた
仲間紹介
Sを上げてくる伝説やスカーフ持ちに上からたたかれることが多いので、HAベースにして行動保障を持たせたほうが戦いやすいと考えた。努力値はS18上位記事よりそのまま真似した。テラスタイプは黒バドストッパーにもなり、でんこうせっかのリーチも伸ばせる「ノーマル」。
一撃受けてから切り返すことができ、Sを落としているデメリットよりもメリットが大きく感じた。
技は専用技の「きょじゅうざん」、
タイプ一致の「じゃれつく」、
伝説枠では貴重な先制技の「でんこうせっか」、
一度舞えば全抜きが狙える「つるぎのまい」
⇒つるぎのまいでも崩せない場面はあったのでインファイトにして範囲を広げるのも〇
主に先発を担ってもらい、対面突破を目指したり、場を荒らすようにした。当初はASベース、無ぶりランド抜きで使っていたが、ランドが減少傾向に感じたこと、スケショカイリューや鉢巻水ラオスでキノガッサを無償突破しようとしてくることが多かったので、それらのプランを崩せるABベースとした。ここまで物理耐久を高くすることでコライドンのスケショも4発までなら耐えるので確実に削りを入れることができた。
技はタイプ一致の「タネマシンガン」、
先制技の「マッハパンチ」、
後続をサポートができる「岩石封じ」、
最強技「キノコのほうし」とした。
サーフゴーが環境に少なく、あらゆる構築に対して投げることができた。
テラスタイプはしんそくを躱せる「ゴースト」。
特に岩石封じが優秀でHAザシアンのサポートになるのが強かった。
対バドレックスに強いポケモン＆スイープ担当。ザシアンとあわせて黒バド構築を詰めることができた。おくびょうでも十分な火力があり、崩しもできる枠として強力だった。
技はタイプ一致命中安定の「火炎放射」、
追加効果が優秀な「あくのはどう」、
身代り黒バドにも負荷をかけられる「バークアウト」、
一致高火力の崩し技「オーバーヒート」。
テラスタイプはこのポケモンもしんそくをかわせる「ゴースト」。ノーマルカイリューが多く相手の構築次第ではラストにこのポケモンを残してテラスして詰めるようにした。
ザシアン・キノガッサは火力も高く、先制技もあるため、イーユイの圏内に押し込みやすく、このポケモンを通すプランが立てやすかった。
ミライドン対策枠。このポケモンが初手に特殊を呼びやすい＆構築にキノガッサがいるおかげ（？）でミライドンの先発被選出率が高く、大きな負荷をかけることができた。単純に技範囲も優秀で出オチすることは少なく頼もしいポケモンだった。
技はタイプ一致の「パワージェム」、
高火力命中安定の「ヘドロウェーブ」、
範囲補完にもなる「だいちのちから」、
突撃チョッキを持ちながら相手を状態異常にしたり、ステロを解除できる「キラースピン」とした。
キラースピンは対テラパゴスなどにも負荷を与えることができかゆいところに手が届く技だったが、コライドン対面で非テラス積み技をされる場面があったので「マジカルシャイン」でも良かったかもしれない。お気に入りのウルボ入り色違い。
物理伝説と殴りあい担当。物理耐久が非常に高く、ヘイラッシャなどの物理受けに強く保管枠として優秀だった。水テラスは単純に耐性が優秀・パオジアンや水ラオスにも強くなれることから選出時はこのポケモンに積極的にテラスタルをした。
技は専用技の「ブラッドムーン」、
相手の鋼・炎テラスに刺さる「だいちのちから」、
先制技の「しんくうは」、
味方のサポートもできる「あくび」とした。
持ち物はなんとなく混乱実だったが、耐久が高すぎて微妙に発動しない場面もあったのでオボンと選択。S12の流用。
ラストピースにして補完を超えて第二のエースとなったポケモン。バドの登場でイバンのみは使いにくいと思っていたが、この構築は対黒バドについてはほぼ選出が固定なため、バドレックス以外に出せるポケモンとして非常に強力だった。また、イダイトウの襷をケアしてか、初手ステロ要因の被選出が増えた。この影響で初手のキノガッサが圧倒的有利対面を作る機会が何度かあった。ザシアンが呼ぶ物理受けに対しても一方的に不利になることは少なく、ある程度削ってあげれば通すことができた。
技は適応力込みで火力のおかしい「ウェーブタックル」、
同じく阿呆みたいな火力の「おはかまいり」、
イバン発動用の「こらえる」
先制技の「アクアジェット」とした。
テラスタイプはボックスにいたフェアリーでつかったが、Bが高くパオの不意打ちはギリギリ耐えるので、一致テラスタルでもよかったかもしれない。
基本選出
・VS黒バド キノガッサ・ザシアン・イーユイ
鬼火黒バド以外には勝率がよかった。
・VSミライドン
キラフロル＠2（ザシアン・イダイトウ・イーユイ）
本当は初手にキラフロルを出す関係で水ラオスの引き先がほしかった
壁＋シードは厳しい。
・VSコライドン、ザシアン
ガチグマ＠2
チョッキコライドンは無理。そんなに多くないと感じていたが、上位にはいたようで、リサーチ不足だった。最後まで、対コライドンは何が正解か分からなかった。
特に厳しい相手
・ルギア＋メタモン
・毒テラスのゴツメルナアーラ
・受けループ
その他
・レート2000を超えてからも3戦ほど行ったが、目標の300位以内が見えており、冷静に考えて構築の完成度が低い・マッチング次第では大型連敗もありえると考えS19を終えた。
・最後の24戦はマッチング運が本当に良くて、想定している相手とばかりあたったことで好調に推移した。
・思い入れがあったり好きな6体で戦うことができて嬉しかった。完成度はともかく大好きなパーティ。剣盾はやっていなかったので全盛期ザシアンを知らないが、今でも十分すぎるほど強い。
おわりに
自身2度目のレート2000、目標だった300位以内が達成できて本当にラッキーでした。今月もダメかぁ、と落胆してからの連勝でした。
オジサンというのは諦めたり、忘れたりするのが上手なもので、対戦中でも無理だと思ったら早めに降参することがしばしばありました。S19は最後に粘ることができたので相手のプレミで勝つこともあり、諦めないのも悪くないなと感じました。
レート2000到達後も3戦ほど対戦することができました。
「2000」という数字は昔の自分からしたら雲の上の数字で、それを2度も取れたことでポケモン復帰してよかったなと感じてます。
今回は本当に運に恵まれての達成でしたので、いつかはより納得感のあるレート2000を達成したいと考えてます。当面は安定して３桁くらいをとれるように頑張ります。
以上
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