さけぶしっぽ型サーナイトを考える
10月29日にシティに参戦することもあり、新環境と旧環境が入り混じったドロドロの対戦になるだろうと予測している。
基本的には、ギラティナ、リザードン、ミュウ、パオジアン、ミライドンがいる環境を想定しています。
僕自身はまだデッキ選定で悩んでいるところだが、候補は3つ。
・最も回した時間が長いサーナイトex
・最近好調なリザードン
・息子が大好きパオジアンデッキ
の3つです。
現時点で有力候補になっているサーナイトexデッキを紹介したいと思います。
さけぶしっぽが入ると変わること
サーナートexは、新環境で不利だろうと見る声を多く感じます。
僕自身もそう思う要因は2つあります。
1つは、テツノカイナexの登場によりサイドレースの捲りが弱くなる可能性がある点です。
もう1つは、ジラーチが出てきたことにより、ムーンライトリバースが効かなくなる場面が増えること、ではないかと思います。
ただ、弱体化ばかりではなく、強くなる要素もあります。
それが、さけぶしっぽの登場です。
グッズなどの強化なく、サイコエンブレイスで80点(4エネ)を乗せることができれば、160ダメージを相手に与えることができます。
160ダメージあれば、アーケオス、ビーダル、セグレイブを一撃で倒すことができます。
さらには、ブーストエナジー古代をつけることで、HPラインが60上がりますので、140点(7エネ)までいくことができれば、280ダメージのベンチ狙撃ができるようになります。
これはものすごく強く、強さの根拠はいくつかのポイントで説明できると思います。
ベンチ狙撃
サーナイトデッキのアタッカーといえば、ザシアンとサーナイトの高火力アタッカーとムーンライトリバースのクレセリアです。
バトル場への攻撃と、ダメカンを乗せるタイプの攻撃です。
特にロスト対面では、ムーンライトリバースの多様によるキュワワー狩りは有効でした。
ジラーチの登場によって、一部制限がかかるのは事実ですが、
サーナイトに明確にベンチ狙撃という要素が加わることになります。
しかもその打点が200を超えてくるとなると、相手はサーナイトを見るとマナフィとジラーチを置かないといけないという状況になってきます。
そうなると、ベンチ展開に一定の制約を与えることができるようになりますので、ドローサポートの弱体化という効果が生まれるように思います。
もちろん、マナフィを置かなければ、VSTARポケモンまでを一撃で取っていくという動きができます。
打点の高さ
打点が高く、ジャストで280ダメージを狙えるというのは非常に大きな武器になります。
現環境でいうと、リザードン(アルセウス・ピジョット)、ロスギラ(ギラティナ)、ルギア(ルギア)のメインラインを一撃で奇襲できるようになります。
これは相手に盤面をコントロールさせないという意味でも非常に重要ですね。
ボスが不要に
厳密に言えば、ボスを使う場面を限定的にできるため、友達手帳を不要にすることができると思います。
ボスはサーナイトでの突破か、ザシアンでの突破の時に使えば良いわけですね。
それ以外はむしろバトル場を放置して、後衛を一気に倒してしまうなども可能です。
ここで重要なカードになるのはペパーだと考えています。
ペパーによって、霧の水晶やレベルボールとブーストエナジー古代のセットを持ってくることができれば、それだけでこの奇襲は完成します。
エネの枚数を減らすことができる
サーナイトデッキにおいて、僕自身が厄介に感じているのはエネ枚数とかがやくゲッコウガの存在です。
現状のブレインウェーブでの高打点を狙う構築だとエネルギー枚数が13枚(基本エネ11枚+リバ2枚)が平均的なラインだと考えていますが、これがどうにも多いなぁと感じます。
またかがやくゲッコウガを抱えていることでドローは進むものの、後半縛られたり、ゲノムハックをうけるリスクも上がる点がネックであり続けます。
まだ試行錯誤中ですが、攻撃の要求値を具体化して考えていくと、
2ターン目に最短で攻撃を開始するとして、4-5エネをトラッシュしている状態というのはそこまでハードルが高くないように思います。
1ターン目の理想的なイメージ
ラルトス2体+たねポケモン(マナフィ、ジラーチ、さけぶしっぽ)を出し、手張り。できればハイパーボールでエネルギーをトラッシュしておきたい。
2ターン目の理想的なイメージ
キルリアに進化してエネをトラッシュ。ハイパーボールでサーナイトexを立てて、ここでもエネをトラッシュ。
こう思うとそんなに難しくはないんです。
確かにゲッコウガがいたほうが倍の安定性は得られるのでとても難しくはあるのですが。ここはまだ検討が必要です。
ギラティナ対面
序盤はムーンライトリバースかさけぶしっぽでゲッコウガを落としていくか、を狙っていく。エネが揃った段階で、さけぶしっぽでベンチのギラティナを狙う。マナフィを出された場合は、ムーンライトリバースでマナフィを処理する。(ロスギラの盤面で常に、マナフィとジラーチおいたら、ロスト貯まるスピードがかなり遅いので、それもアドになるだろう)
ルギア対面
基本的にはサイド2を取れる相手を重視して狙う。
ネオラント、ミュウex、ルギアVを取り、基本的には2-2-2を目指すことを考える。
ミライドン対面
テツノカイナ以外はそんなにつらくはない。
エネが貯まり次第、サイド2-2-2を狙うのが常套手段。
3ターン目までにはサイドで並びたいです。
パオジアン対面
システムがなにかによるけれど、序盤はセグレイブを取ることを最重要視すると思います。ナンジャモうって、セグレイブ取る、みたいな動きですね。
リザードン対面
なんだかんだこいつが一番厄介。
基本的には、アルセウスなどのVラインとリザードン、
細かいの2体でいくことになる。
厄介すぎてデヴォリューション入れたくなるのを我慢している。
アルセピジョット型であれば、アルセウスとピジョットを刈ってしまえば、特に怖くはないが、アルセウスビーダル型は厄介。
リファイン型であれば、エルレイドをしっかりと潰していくことを重視して、リザードンだけを残していくように心がける。
ミラーマッチ
基本的にはムーンライトリバースとさけぶしっぽ、フワンテで、キルリアラインを消費しないほうが勝つ。無限に再生はできないので。
テツノカイナの存在はたしかに厄介ですが、あまりそこに気を取られるのも良くないです。
しっかりと自分軸での戦いができるようにシティまで研鑽を重ねたいと思います。
参考までに僕のデッキリストのイメージを載せておきます。
ゴージャスマント→ブーストエナジー古代
ガラルフリーザー→さけぶしっぽ
という感じです。
ペパーとタウンデパートの採用、ボールの積み増しで、とにかく自分のやりたいことを押し付けるということをコンセプトにしています。
雪道を割る手段は必要ですが、現状は3枚としています。
フワンテ→ザシアンも検討しています。
必ずあたるであろう、ミュウVMAXデッキに対して、ミュウVMAXをワンパンできる存在がいないためです。
基本的にはバトル場を無視して手札干渉をしながら、うしろのゲノセクトをさけぶしっぽで倒していけば、サイド交換上は有利になるですが、
一枚ベルトを入れるか、ザシアンにするかで現状は悩んでいます。
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