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おいしい、きのみ。


ポケモンは"きのみ"を食べて生きている。

傷ついた時に回復できるきのみ。
なつき度が上がるきのみ。
努力値が下がるきのみ。


……など、これらの他にも様々な効果のあるきのみが、我々の世界には存在する。

そして先日、話題になったのが『きのみアレルギー』について。


食べると混乱する等といった、ポケモンの身体に合わないきのみを摂取し続けた結果、呼吸困難や、意識消失のショック症状、さらに酷い時には一生目覚めることはない、等といった大事態がドキュメンタリーとして報道され、世間に波紋を呼んだことは、まだ新しい記憶として皆の中にも残っているのではないだろうか。


トレーナーたちは口を揃えて
「アレルギーなんて存在をそもそも知らなかった」
「嫌な顔せず普段食べていたから気づけなかった」

等と、自分に非はないことを訴えているとのこと。


…いやー……あのさー…。
トレーナーなら、自分のポケモンのことぐらいよく観察しとくべきだろ?w
ポケモンは道具じゃねえんだぞ?
………なに?これには深い理由がある…?

……

一般的にポケモンは、性格によって味の好き嫌いがあるとされている。

しかし、『がんばりや・すなお・まじめ』などといったある一定の性格をしたポケモンは、嫌いな味がない。
そのため、バトル中に食べて混乱するといった目に見えてわかる危険な状態になりづらいため、判断が付きにくいのだ。

つまり、どれだけ自分のポケモンを観察していたとしても、今まで何食わぬ顔で食べていたモノに対して、突然アレルギーを発症する可能性が、我々人間と同じく起こり得るのだ。


また、とある地方では、バトルの他に、ポケモンの華やかさを競う『コンテスト』が行われていることはご存知だろうか?

きのみを使用したお菓子をトレーナーが作り、それを食べたポケモンたちは、よりコンテスト映えするコンディションや毛艶に成長する、といった不思議なお菓子だ。

研究によると、コンテストに出るポケモンは、優勝する度になつき度が上がるとされている。
そのため、トレーナーに「食べたくない」という意思表示が出来ないポケモンが、なつけばなつくほどに現れてしまう。


その裏には、「嫌われたくない」「期待に応えたい」などといったポケモン達の複雑な感情が見受けられるのも確かだ。


しかしそういった感情を逆手に取り、全てのコンテスト部門において勝つことだけを目当てに、ポケモンにとって苦手なきのみが入ったお菓子を与え続けてしまうトレーナーも見受けられ、今回「きのみアレルギー」による事故が起こってしまったのだ。


うーーーーん。


いやそりゃ、バトルやコンテストで勝てばリボンが貰えるよ?
自分の好きなポケモンを、どれにおいても世界一にしたい気持ちはわかるし、リボンをプレゼントしてあげたいって気持ちもわかる。
でも、そこまでして最愛の子を輝かせたいものなのか?w

(※バトルやコンテスト向きのワザを覚えるために、今まで必死に覚えたワザを忘れさせられまくるポケモンもいることも問題だと思うけど、今回はひとまず置いておくわ。)


「No」と表現できないポケモンにも非はあるとか、本当の信頼関係が成ってないからだとか言って、問題を起こしたトレーナー側を擁護してる奴らもいるけどさ。
そのジムバッチで散々威圧かけといて、よくそんな無責任なことが言えるよな。

てかお前ら、ポケモンの感情言葉、全部理解してるつもりか?w
どれだけお偉い博士でも、そこまで理解してたら研究に苦労しないだろうけどなw


人間のエゴでポケモン達が苦しんでるってこと、気づかないもんかね。
ポケモン達の本当の気持ちを無視してまで手に入れたそのリボンは、やがては埃を被って、色褪せちまうんだぞ?
そんな称号のために、お前のせいで輝かなくなっちまったポケモンは、どうせボックス送りにするんだろ……?

大切に育ててくれた親の顔が見てみたいわ。
ポケモンと違って、人間は永遠にボックス送りにならなくて済むんだもんなw



あと一歩で世界一のブリーダーになっていたはずの、あの伝説の「タケシさん」が、どうしてポケモンドクターになろうと決意したのか、教えてやろうか?


まさに今回問題となったコンテストが開催されているホウエン地方やシンオウ地方で傷ついたポケモンを救ったり、旅の途中に毒状態になったポケモン達を治療したことがきっかけらしいぞ。

表面的なことしか見れていないエゴまみれのトレーナーは、今すぐボールからポケモンを解放するべきだ。

そして今すぐタケシ様に弟子入りしてこい。

以上だ。
おいしいきのみには、くれぐれも気をつけろよ。

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