【デッキ構築/ポケモンカード】ギミックデッキを考察する①

誰もが憧れるギミックデッキ

例えば相手ベンチのテツノカイナexをマニューラの特性「アサルトハント」でバトル場に呼び出し、入れ替え札を使い230ダメージ以上できぜつさせる。

実際はボスの指令一枚で解決できるシーンです。
ですがポケモンの持つ特性や、トレーナーズの効果を組み合わせて解決策を出す……気持ちの良い瞬間ですよね。
ただ……そんなデッキを組みたいとき、必ず壁が立ちはだかります。

それは何なのか、そしてそれをどう解決するのか。
今回はギミックデッキにおける構築を考察します。

そもそもギミックが働かない

カードの効果を見て「あのカードとコンボできる！」と考えてデッキを組むも思ったより機能しない、、ということはギミックデッキ構築あるあるです。

いつまで経っても盤面が完成しないんですよね。

この３枚が揃えば毎ターン相手のたねポケモンをバトル場に呼び出すことができます。

「ネオラントVやロトムV、イキリンコexを楽に倒す展開にできるぞ……しめしめ」とデッキを作った日には大変です。

まずもって機能しません。
ギミックデッキを作っているといろいろ足したくなるんですね。

気が付いたらメインギミック以外にも増えている

「たねポケモンを呼びだしてもワンパンできないかもな……そしたらワナイダーexで逃げにくくしてしまおう！」

「災いの荒野も入れればさらに逃げにくいぞ……！」

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「ネオラントVとイキリンコexは電気タイプが弱点だから、新弾のエレザードとばつぐんグラスでワンパンできるな！」

こうして難解で複雑なデッキが仕上がる

「デッキも組めたし、シミュレーターで回すか！」

数分後

「ぜんぜんマニューラもゲンガーも揃わないし、なんならたねポケモンを呼びだせても処理しきれない……」

メインギミックに必要なカードだけ入れる

マニューラとゲンガーのギミックを成立させたいのなら、まずはこのギミックが成立するカードのみで構築しましょう。

３ターン目までに８割方盤面を用意できれば十分です。

JxxxKc-OGmSIZ-84DD4Y

ギミックデッキの考え方

まずはギミックが３ターン目までに成立するデッキを作ります。それ以外のカードは基本エネルギーで埋めます。

その後ギミックに足したいカードを入れていきます。濃度の高いデッキをどんどん薄めていくイメージですね。