2020年やったゲームを振り返ったよ(その2)

ポケ丼です。
最近味噌豚が美味しいです。
今まで匂いが苦手で遠慮していたのですが食ってみたらめちゃくちゃ美味い。
先入観ってダメですねちなみに同じような理由でミルクティーや紅茶も飲んだことないです

前回の記事結構反応があって嬉しいです。本当にありがとうございます。調子に乗って早寝すると決意してたのに記事を書いたら深夜2時になってました。バカ?
マイナーなやつやインディーゲームはなかなか広まらないのでこれを機にプレイしてくれたら嬉しいです。
っちゅうわけでゲーム感想(という名の)記事その2です
今回は内容が長くなりすぎたため、
・グノーシア
・ナイトインザウッズ
・アソビ大全51
の3つです。
それではどうぞ


グノーシア

高い完成度を誇る人狼シュミレーションゲーム。
閉鎖された宇宙船内に人間に偽装した未知の生命体「グノーシア」がおり、人間が生き残るには、グノーシアを全員コールドスリープしなければならない。
もちろん人間もただやられるわけにはいかず、
ノイズを感知してその人物がグノーシアかどうかわかる「エンジニア」、脳解析をしてコールドスリープされた人物がグノーシアかどうか判別できる「ドクター」などの極限を持った人物で対抗する。
しかし、偽装してなりすますグノーシアもいるので誰が本物で誰が偽物かしっかり見極める必要がある。
グノーシアを全員コールドスリープさせれば人間陣営の勝ち。

グノーシアと人間の数が同じになってしまうと、グノーシアが船を制圧しグノーシアの勝ち。


この世界では、勝敗が着くたびに主人公とその相棒である「セツ」だけが記憶を引き継ぎ、ループしてしまう。そしてまた新たな世界でグノーシアと人間とで戦いをせねばならない。

かわいい(性別は汎。男女どちらでもない)

そこでは誰がグノーシアだとか、誰が人間だとか、前回のループではいなかった人がいるなどの変化が起こる。時には自分がグノーシアになることも。


なぜ自分達だけがループするのか、グノーシアとは何なのか。それらの秘密をループを重ねながら解き明かしていくことになります。

吊る、処刑→コールドスリープ(作中では過去の例として悲惨な流血が見られた事例があったため、武力行使は推奨されていない)
夜の襲撃→電脳化して異世界に送る
など、人狼の用語がSFな世界観に合わせられています。

役職は
[村人陣営]
・乗員(村人):何の能力も持たない。
・エンジニア(占い師):就寝時に、1人だけその人がグノーシアか人間か判別できる。
・ドクター(霊媒師):議論の結果コールドスリープされた人物がグノーシアかどうか判別できる。
・守護天使(騎士):夜に1人だけ、グノーシアの襲撃から守れる。自分自身は守れない。同じ相手を連続で守ることも出来る。
・留守番(共有者):2人1セットで、お互いがお互いに人間であることを認知できる。また、グノーシアでは留守番を騙ることは出来ないのでカミングアウトした人物達は人間であることが確定する。

[人狼陣営]
・グノーシア(人狼):残りグノーシアの数と残り人間の数が同じになると勝利。就寝時に人間を1人だけ消すことができる。嘘をつける。だれがグノーシアであるか判別できる。
・AC主義者(狂人):アンチ・コズミックの略。占、霊判定が人間である。グノーシアの味方であり、嘘をつける。グノーシアが勝つように立ち回る必要がある。誰がグノーシアかはわからない。

[第3陣営]
・バグ(妖狐):占、霊ともに人間判定。嘘をつける。グノーシアに襲われても消えないが、エンジニアに調査されると消える。どちらかの勝利が決まった時に生き残っていれば単独勝ち。(ゲーム内では世界を崩壊させる描写になっているのでどう考えても勝ちって言う感じではないけど知らん)

といった感じで、本家人狼をプレイしたことのある方ならだいたい知ってる役職が揃っています。
本家と違う点は、
・エンジニア、ドクターの判定は確実である
・留守番騙りは出来ないため、COした留守番は確実に人間である
・エンジニア、ドクター、留守番以外の役職(守護天使、グノーシア、AC主義者、バグ)はCOもしくは騙りができない。
・役職潜伏ができず、自分が本物である時に対抗が出ても名乗り出ないと偽物の方が本物であると判断され、最終的に確率計算などがおかしくなる(NPCの思考に矛盾が起こり特殊なイベントが発生しループが強制終了する)
・従って、名乗り出た役職持ちの中には必ず本物がいる
・主人公がコールドスリープ、もしくは消失すると試合は終わる
などなど。本家人狼と全く同じではありません。

キャラクターの個性も様々で
・論理的思考に優れるけど可愛げがなく、すぐ凍らされるキャラ
・論理的な判断は全く出来ないけど直感が高く誰が偽物であるとかがわかるとその人を強く疑い始めるキャラ(主人公だとたまに相手の嘘を見抜くカットインが入り、嘘をついていると表示されたキャラは人間陣営でないことが確定する。もちろんそのキャラが偽物側であるループも。)
・儚げな見た目で同情を買い、偽物っぽいなと思ってもヘイトが溜まりにくくなかなかコールドスリープ出来ないキャラ。
主人公を除くと、全14人。
どのキャラも個性的、必ず1人は好きなキャラが出来るだろう。

良い奴です。

キャラクターによって、グノーシアである時の振る舞いも変わります。
仲間をギリギリまで庇うキャラ、自分が危ないと思ったらすぐに切り捨てるキャラ。本物の役職持ちを消しておきたいけど、守護天使の護衛の可能性などを考えて別の人物を消すキャラ、感情のままに襲撃するキャラなど。(その結果、たとえばAC主義者とバグ無しのループでエンジニアが2人名乗り出て、片方のエンジニアが消えたら残った方はグノーシアであることが確定し一気に投票が集まります。しかも消された方の真エンジニアが既に別のグノーシアを報告していた場合、そのキャラもグノーシアであることが確定するため芋づる式にグノーシアが発覚する場合もあります。)

こんな感じで論理的に破綻して本物でないことが確定したり、エンジニア全員からグノーシア判定を出されたりしてグノーシアであることが確定したり。論理的思考に優れるキャラにコマンドで指摘され、ヘイトが集中します。(コマンドは主人公も使えます)大抵はほぼ確実に釣られます。

決選投票中にセツが留守番COしたため全員分の投票が集まった可哀想な男。

別ループにて。グノーシア側で勝利した主人公と軽薄チャラ男の沙明。彼がグノーシアになった時しか見せない1面は多くの女性ユーザーを魅了させた。

自分が人間側で敗北するとこんな感じにキャラごとに豹変顔(通称グノ顔)を見せてくれます。この直後に消される。
セツのはだいぶまともな方です。アヘ顔とかする奴もいます。

このゲームの魅力としてはやっぱり作り込みの高さで、ゲーム面ではシンプルながらも熱い駆け引きになる議論、誰が確率的に怪しいだとか、今日消えた人が昨日誰々を疑ってたから怪しいだとか。
ストーリー面では細かい会話差分や伏線、キャラの生い立ちや人間とグノーシアとで異なる1面などが作中で描かれて、どのキャラも非常に魅力があります。
しかもこれ、少数人で作ってるんですよね。完成度が高すぎる。
間違いなく買って良かったと思えるゲームでした。クリアには約100〜200ループかかるのですが1ループが5分〜15分で終わるのでガンガンプレイできちゃいます。ぜひ、グノーシアをよろしくお願いします。
語ったら久しぶりにやりたくなってきた!という訳で、少しやってみようと

は?


Night in the woods

横スクロール型アドベンチャーゲームです。某実況者がプレイされていたとはいえかなりマイナーなゲームなので広まると嬉しい。

大学を中退し、寂れていく田舎の地元ポッサムスプリングに帰ってきた黒猫の主人公の「メイ・ボロウスキ(20)」。
帰ってきたはいいものの明確なやる事は特に無く、久しぶりに会った友人とバンド的なものを組んで曲を演奏したり、万引きなどのイタズラをしたりしながらダラダラと過ごします。
ある日子供が誘拐されるところを見てしまい、その後ポッサムスプリングで起きている失踪事件について調べていくことになります。
友人と飯を食った後道端に人の腕が落ちてたりするのでその時点でだいぶヤバい。

愉快な仲間たちを紹介

大学に行きたかったが、母親が亡くなってしまい父親の仕事を引き継ぐことになったワニのビー(♀)。

イタズラが好きで元気な、アンガスの恋人のキツネのグレッグ(♂)
ゲーム内ではメイが帰ってきた嬉しさに仕事を投げ出したり店の備品の蛍光灯を壊してたりする。

料理が得意。落ち着いた性格。無神論者でもある。グレッグの恋人クマのアンガス(♂)。
グレッグとアンガスは同性カップルです。

ビーがメイに向ける複雑な感情、お調子者のグレッグが抱えてるアンガスに対する想い、アンガスが無神論者になった理由などのキャラの掘り下げやリアルに描かれる人間ドラマ。

軽率に人の地雷を突いてしまうメイ。

寂れた田舎町の住民たち。上の画像は旅の人。

詩を作って聞かせてくれるクマのセルマーズ、ホラー映画監督を夢見るネズミのローリーM、星座に関するエピソードを聞かせてくれるクマのチャゾコフ先生、裏路地で旅人とよく話している鳥のジャーム。

↑なんと文字も丁寧にローカライズしてある。

海外特有の独特な言い回し!!!こういうの好きな人是非やってください。会話差分もちょー大量にあります
他にもミニゲームとして2Dアクション、ちょっとしたリズムゲームがあったり。

ちょー最高なゲーム。ナイトインザウッズをぜひ宜しくお願いします。(追記2020/12/21)人によっては自分とキャラクターを重ね合わせたりしてしまってしんどい気分になることもあるのでちゅういしてくd

世界のアソビ大全51

あのアソビ大全がNintendo Switchに登場!
51のアソビを遊びつくそう!
私はヨットにハマりました。
一人でやると虚しくなるので、友人やフォロワーとのオンラインプレイ推奨です。

フォロワーとアソビ大全やったらルドーでNPCが勝つという事件が起こりました。NPC抜いたら1位なので実質勝ち

3の呪い?

そこのお前、私と一緒にアソビ大全やろうぜ。いつでもお待ちしております。

余談ですが、私が幼稚園児の頃英語の通信教材をやってまして。
世界のすごろくを知ろうみたいなのと一緒にルドーが入っており、アソビ大全で久しぶりに会えて感動の再会になりました。
それともうひとつ、「蛇と梯子」というすごろくも入っていました。
止まったマスに上に登るはしごがあれば繋がっているマスまで一気に行くことができ、止まったマスに蛇の頭があれば蛇の尻尾が伸びているところまで降りないといけないというゲームです。
Twitterでアンケートを取ってみたらほとんどの人が知らなかったのですが…
もし知っている人がいたら教えてください。マジで



まとめ

ナイトインザウッズ、グノーシア、どちらもインディーゲームです。
グノーシアはSwitchで爆発的に人気になりましたが(私もSwitchからです)ナイトインザウッズはほんとに知名度が薄くて…
2つとも胸を張っておすすめできるゲームです。
良ければよろしくお願いします!

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