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シン・ウルトラマンは心のふるさとだ

こんにちは、Kです。

久々に映画を観に行きました。
「シン・ウルトラマン」です。

もともと「シン・ゴジラ」が大好き。

いやいや、怪獣ものが好きなのではありません、庵野監督のファンなのです。

「シンウルトラマン観た」と言うと、「え?」と変な顔をされます。

わかってないんだな。

別に怪獣退治を観に行くわけではなく、
一体、どんな庵野流映画に仕上げられたのか? と思い、観に行ったわけです。


お客さんは、80%が昭和のおっちゃん達だった


映画館に入ったのは、上映ギリギリでした。
「シン・ウルトラマン」の上映される部屋に入ったとたん、目に入ったのは、おっちゃん達ばかり。

・・・やっぱ、子どものときに観たウルトラマンを懐かしんで、来られる人が多いのかなあ・・・。

庵野監督のファンなのか、知ってか知らずか、若者やカップルもちらほら。
私の隣の席も、若いカップルでした。



正義・使命・自己犠牲が普通だった昭和ストーリー



この映画を観て、思い出したことがありました。

「正義」
「自己犠牲」
「使命」

こんな言葉が、昭和には溢れていたことを。
近所づきあいは頻繁で、知らないおばちゃんにも叱られた。

それらは、うっとおしい感じもありました。

アニメでも、貧乏な家族のため、
自己犠牲ばかりの人生をおくる少年がよく登場したし、

ドラマでも「使命」をもった人物が主人公の
ストーリーがよくありました。

「使命感」がなかったら、あかんのか!
と悩む青年もいたと思うほどです。


価値観が多様化し、それは良かったとは思うのですが、

いつの間にか、人間関係は、干渉しないことがよくなり、
モノや
お金が主導権を得て、

楽に儲ける、とか
カンタン、楽ちん、とかの軽い言葉が溢れるようになりました。

令和になり、よりいっそう金持ちが金を求めて戦争まで。

ロシアとアフガニスタンの戦争は、実のところ中国と米国の戦争で、
資源の取り合いだとか、
量子コンピュータを使った新世界の利権争いだとか、
よくわからない情報が飛び交っています。

地震も人工でおこせる、なんて言ってる人がいたけれど、
じゃあ、争いのために原爆ではなく、大地震をおこせるのか、とビビってしまいます。

「人は誰かの世話にならないと生きていけない社会的動物なのよ!」

と長澤まさみが人間の姿のときの
ウルトラマンに言う場面があります。

あまりに単独行動ばかり取り、
誰も信じていない姿にキレたのです。


 
人との関わりは、うっとおしい。

でも、なかったら、
寂しいし、早死にするらしい。


思いやりをもって、日々仕事に当たろう。
歳とるごとに、友達が増えたらいいな。

昭和は差別や偏見も多く、厳しい時代でもあったけど、懐かしくなりました。

庵野監督は、人と人とのつながりを描きたかったのかなあ。

興味のある方は、次は「シン・仮面ライダー」も制作中らしいので、また観てみてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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