21年・K-POPガールズソング 個人的ベスト10

 21年のK-POP・ガールズソング。個人的ベスト10をまとめてみました。タイトル曲に限らず、純粋に印象に残った曲でランキングを決めています。ちなみに今年1年を一言で表すと・・・

「亡霊」


 ですね👻


10位「Focus On Me」

 Azer Blossom


 あの超大物グループの雰囲気を漂わせる曲調と振り付け。何者!? と思って調べてみました。Google翻訳なので正確でないかもしれませんが、「湖原大学のK-Pop学部の学生で構成される7人のメンバーのガールグループ」とのこと。学生さん?プロではない? 結局はっきりとしたことはわかっていません。絶妙なインスパイア感がすごく聴き心地良いです。


9位「Lovemonth」

 YUKIKA


 一貫して上質なシティーポップを送り出し続けるYUKIKA。今年は日本語のオリジナル曲も発表しましたね。青春時代の懐かしい感覚をK-POPから受ける時代が来るとは思いませんでした。


8位「HWAA」

 (G)I-DLE


 ミヨンのビジュアルが、まるで漫画「ワンピース」のハンコックのよう。現実離れした美しさに衝撃を受けました。耽美的な雰囲気を纏うメロディーも印象的。ちなみにワンピースは読んだことありません🙃


7位「Love So Sweet」

 Cherry Bullet


 失礼ながら、Cherry Bulletというグループはこれまで「プデュのヘユンがいるグループ」という認識しかありませんでした。しかしGirls Planet 999に参加していた3人を見て圧倒されました。ヘユンに勝るとも劣らない歌唱力をもつボラ。圧倒的なビジュアルのジウォン。さらに長身スタイル抜群のメイ。みんな存在感があって、愛嬌もたっぷり。好感度の塊じゃないですか。こんなやばいグループですら、練習生としてオーディション番組で頑張らなきゃいけない。K-POPの残酷な実情がつらすぎますね。


6位「ELEVEN」

 IVE


 元IZ*ONEの2人がビジュアル面を引っ張るのかと思ってたら、とんでもない新人4人をぶっこんできたスタシ。相当な覚悟で立ち上げてきましたね。IZ*ONEの延長議論に対して、事務所としてどういう立場だったのかはわかりません。ただ仮に同意してなかったとしても無理はないなと。これだけ準備していたんですから。
 ユジンの存在感は言うまでもありませんが、驚いたのはウォニョン。声量が増してパワフルな歌声。この短期間のあいだにずいぶんボーカル力を上げたなと。けど、楽しそうにしている6人を見ていると、なぜか心の奥がちょっとだけ疼く自分がいる・・・。なんなんでしょうね、この感情は。


5位「Shine」

 Girls Planet 999


 ガルプラのクライマックスはここ。そこから先は、う~ん・・・っていう感じじゃないでしょうか。この場に至るまでの過程を無視するような最終順位が、悪い意味でのサプライズとして表面化してしまったのは、残念という感情しかありません。単純に、ずっとトップを走ってきた圧倒的存在がギリギリの9位まで急落する流れなんて、番組として求めてなかったなあ・・・と。最終メンバーは誰がふさわしいとかの話ではなくてね。
 上位6人をKグループが独占した投票システムを、制作側はどう捉えているんでしょうね。さすがに偏り過ぎたと思ってるのか、自国で活動するうえで動かしやすいと思っているのか。ガルプラを見始めた当初は、層の厚いKグループを見て、国籍別に投票するルールは厄介だと思っていました。ただ最終的に振り返って、むしろK・J・Cから3人づつと、プラネットパスで国籍問わず3人。合計12人編成がいちばん幸せになれる落とし所だったのではないかと考えるところはあります。


4位「Door」

 クォン・ウンビ


 個人的どストライクなルックス、人間性、独特のボケ(笑)、そのすべてにはまりました。目線から指の先まで、小柄な体を大きく繊細に使った表現力は、K-POPアイドルで一番だと思っています。ジャズ調のウンビ。レトロチックなユリ。アラビア風のIVE。美麗な冬詩のヘウォン。メンバーの再出発はどれも良曲に恵まれてよかったです。


3位「PUSH & PULL」

 TWICE


 TWICEに限ったことではなく、ヨジャグル全体に言えることなのですが、グループが成熟してきて大人っぽい路線に変更してからのほうが、琴線に触れることが多い気がしています。だけどK-POPって、大体そのころになると解散してしまうんですよね。GFRIEND。Lovelyz。好きなグループがどんどんいなくなっていく・・・。Aprilは活動するか不透明だし、もうWJSNしか残ってないよ🥲


2位「RING X RING」

 Billlie


 これはかなり衝撃を受けました。メロディーラインが独特すぎて、おじさんの僕は何度聴いても覚えられません(笑) でもめちゃくちゃ中毒性のある曲ですね。自分のなかではWJSNのPantomimeに近い感覚ですが、もっと癖を強くした感じです。
 嬉しかったのが、ガルプラに参加していたスヨン(ション)の合流。てっきり次のカムバからだと思っていたので、RING X RINGに間に合わせてきたことは正直驚きました。7人相当がんばったんでしょうね。しかも今月14日には電撃的に新曲をリリース。まさに機を見るに敏。この姿勢をCherry Bulletの事務所も見習ってほしいです😟


1位「Zero:Attitude (feat. pH-1)」

 ソユ & IZ*ONE


 CMの契約も年単位だろうし、UNIVERSEへも合流したばっかだし、契約延長で間違いないでしょ。それにしてもCMのタイアップレベルとは思えない、クオリティーの高い曲だな~。ソユ先生とのコラボは嬉しいなあ・・・くらいに呑気に考えていたあのころ。その一ヶ月後に地獄が待ち受けているとは。


 僕の若いころは、モー娘。やAKBが全盛期でした。ただそれらを含めて、アイドルにまったく興味をもたなかった人生。まさか今になってこれほどまでロスに苦しめられるとは・・・。“亡霊”という言葉が身に染みた1年でした。

 誰に対して、どこに対して言ってるのか自分でもわかりませんけど、ホントふざけんじゃねーよ(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?