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孤独について

エイブラハムの本に「自分についての感じ方が力強い磁力が働く作用点になる。孤独を感じていれば仲間を引き寄せることはできない。」この一文に心が震えた。

ある段階の成長過程において世間一般と同様に私が感じてきたこと。

幼少時


いつも近所に子供が沢山いて、「あーそーぼ」って毎日毎日遊んでいたし、外に出れば誰かしらいて、その時の気分で遊びを考え、鬼ごっこがしたければ男女問わず年齢問わず誘って遊んだ。孤独を感じたことは多分なかったと思う。



学校に入ってから

はみごになるのが怖くて誰かしらと連んでいた。特別仲がいい子でなくても、独りでいるよりは(独りでいるのを見られるよりは)という人の目を気にするようになった。だから、本当に優しくて気の合う子よりも人気者の(または可愛い)子に気に入られる事で、自分も人気者(レベルアップした)になった気持ちになってたような気がする。

思春期


思春期になって彼氏ができると世界が変わる。という経験もした。一気に幸せフィルターがかかったメガネで見ているかのように私の世界が変わった。常に、ルンルン💓してるような。気がついたらニヤニヤしているような。
しかし、その時期はあまり長くなく、嫉妬や心配がむくむくと出てくる。大切な日に一緒に過ごせないと悲しさが寂しさが倍増する。この人を失ったらどうしようと不安になる。ずっと安心したいという思いから結婚に執着するようになる。結婚さえしちゃえば安泰なような気がしていた。

結婚


結婚して姑や親戚が増えて、子供ができて、ママ友ができて、そういういわゆる女の花の時代も経験したが、これがかなり理想とは違い大変だった。
 時間に追われる日々。
全く自分だけの時間が取れない。取れても細切れ。24時間母親業というスーパーハード。自分だけの時間が欲しい。自分一人で好きにできる時間がほしい。それを熱望した日々。 

色々色々あれこれそれこれあって45を過ぎて一人になった。

離婚


一人暮らしを始め、ようやく24時間丸ごと私だけの私だけのために使える時間ができた。私はそれをずっと望んで来た。
家族に振り回される事の煩わしさ
やりたいことを途中で切り上げなければいけないモヤモヤ
細切れ時間しか私には与えられていなくて早く自由になりたいと思ったあの時


あれほど望んだ切望した想いが今、夢叶っている。

それを今、楽しんでいる。だけど、同時に孤独も感じている気がしている。
本心なのか、周りからそう見られているとしまっていると思っているだけなのか。


3月は私の誕生月。
誕生日。 それは幼い頃も今も、あまりワクワクするような日ではない。
どうしてだろうか。
お祝いしてもらうことがないわけではないが、そのことを楽しめない。
恥ずかしいのか、そんなことしてもらう価値がないと思っているのか。
できることならそっとしておいて欲しい。


幼少時、お誕生会と友人を招待して自宅でパーティする子の気が知れなかった。それは今でもだし、自分の子供にもしてあげようとも思わなかった。
人に祝ってもらうこと、そりゃおめでとうと言われれば、嬉しい。
恵まれていないわけではないと思うけど、自分にとって特別な日が寂しいと思われること周りから見てどう見られているかということを自分は大層気にしているのかもしれない。


若い頃、イブの夜に恋人とレストランでお食事して、プレゼントいただいて、ドライブして、夜景の綺麗なホテルに泊まって その時はなんて幸せなんだろうと思った。


そういうのが「幸せのかたち」だと勝手に思い込んでいる、思い込まされているのか。
それができない人は不幸なのか?恋人がいない人、家族がいない人は不幸なのか?
自分自身がそういう思い込みがあるから、不幸だと、特別な日は一人で過ごすことは孤独で寂しい人だと思っているということ?
独りになりたいとずっと思っていて願い通りになっているのに、孤独を感じている。


孤独とは何か


コトバンクより
みなしごと、年とって子どものないひとりもの。また、身寄りのない者。ひとりぼっち。ひとりびと。
(形動) 精神的なよりどころとなる人、心の通じあう人などがなく、さびしいこと。また、そのようなさま。


なるほど。。
寂しいって何か。
ソース源と繋がっていない時、人は孤独に感じる。寂しいと感じる。

沢山人がいる中での孤独


スピード違反で切符を切られてしまい、警察で1日講習を受けなければいけないことがあった。40人近い人たちと一緒に講義を聞いたりして過ごしたが、こんなに多くの人達と同じ空間にいるのに誰とも話す事なくひとりぼっちというとてつもない孤独を感じた経験がある。


私は割と独り行動は平気で、映画館も食事も買い物も、全然楽しめるし、一人の方が相手に気を使わなくていいから一人で楽しめるタイプではあるけど、あの講習会の孤独な感じ。とっても不思議だった。
テレビで見る「ぽつんと一軒家」 全く一人でこんなところで寂しくないのか?と思うけど、案外楽しそうに生活を楽しんでいる。


孤独・・・・

ここまで書いてきて、「私は孤独だと思っている。」ということに気がついた。
孤独を手放そう。 孤独感は本来の私のものではない。
本当の私は愛と豊かさと幸せと信頼と充足である事が自然の本来の状態なのだから。

同時に、人と関わることは楽しい反面、気を遣ってしんどいと思っている事にも気がついた。

気持ちのいい、素敵な人とだけ繋がり関わればいい。気の合う人との交流はとても気分がいいし、喜び。私はそういう仲間を選ぶ事ができるし私を求めている人もいるという信頼感を信じよう。

信頼感

信じて頼るのか・・・・ なるほど!

今日は、信頼というめがねをかけて一日過ごしてみよう!

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