学がなさすぎた話

最近マッチングアプリをやっている。恋人は欲しいが、メッセージのやり取りが面倒で続かない。友達とのメッセージや電話も面倒なのに見知らぬ人とのメッセージはもっと面倒だ。
でも、数人続いている人がいて、その中に外国の人もいた。

そして今日、外国人の方と電話をする約束をしていた。
日本に住んで日本で教師の仕事をしていると言っていたので私は勝手に日本語ある程度話せるだろうと思っていた。

緊張しながら電話に出る。めちゃくちゃネイティブな「Hello」と相手の方からの挨拶。
私は辿々しい「はろー」を返して「聞こえますか?」と聞いたが、その言葉は彼には通じなかった。
私はその瞬間、「やべー!もっと英語勉強すればよかった!!」と強く感じた。

私は中学の時、英語の授業についていけなくなりテストの点数は8点とかだったレベルだし、マジで英語レベルが赤ちゃん以下だ。
やるぞ!となった時もあったが、中学生の時に授業で当てられ、答えが分からず無言を突き通しているとクラス中の人達から、そんなのも分からないの?と笑われた経験から英語に対して苦手意識が根付いてしまった。
だから、私は分からない人を絶対に馬鹿にしたくないしそんなのも分からないの?と笑いたくない。
日本にいるんだから日本語が話せるなんて勝手に私が彼につけてしまったイメージでしかない。

色々と過去のことがぶり返して「この人となんとか会話をしたい」と思ってこの電話は日本語を捨て英語でどうにかやるしかないと思った。

だが、結果は残念ながら完敗。

相手はめちゃくちゃ簡単な中学生でも分かるような英語で何とか伝えようとしてくれたが、緊張と過去の記憶で頭は真っ白。
芸人の出川さんみたいにとりあえず話す!という精神もなく、アハハ…と愛想笑いで誤魔化して時々相手が盛り上げようとフォー!言ってくれるからそれに合わせて私はフォー!!と、とにかく叫ぶしかなかった。
本当はもっとちゃんと会話がしたかった。

「話していて楽しいです」と言ってくれたが、意思疎通ができていないし、どうせ話すならもう少し英語が分かる人の方が良かっただろうに、本当に申し訳ない。

こんな簡単な英語も分からんのか?!?!と自分で思ったし中学で笑われたのは仕方がない気がした。
推しに英語圏の人がいて毎日のように英語は聞いてるから流石に簡単な英語なら出来るだろ、と何処かでは思っていた。

考えが甘かった。

アハハ…と愛想笑いをして、フォー!!とか言っている場合じゃない。
海外の友達欲しいなとか思っていたのに、自分の英語のレベルが低すぎることに気付いて、あれ???これ、正直ヤバくね??!?!?と感じた。

学がなさすぎて恥である。

マジでどうしよう。
出川イングリッシュをガハハ!と笑っていた私だが出川さんって凄いんだなと改めて感じた一日だった。

とりあえず勉強しよう。

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