POGではどれくらい良血にこだわるべきか 2016年の場合

G1を勝つ馬は良血ばかり、という話をしっかりまとめたのが3年前くらい前のこと。
2017年
2018年

2017年、2018年の1年間のG1レースの勝ち馬の近親の活躍馬をピックアップしてみたところ、2021年の現在では全馬、4親等以内に重賞3着以内の実績馬がいることが判明している。

そして、2019年、2020年を調査していないまま2021年を迎えて……
2016年も調べておけば、「過去5年分」「約100レースぶん」という、近年の傾向を断言するのに十分なデータ数に到達するということで……

2016年もG1優勝馬は全馬4親等以内に重賞入着馬がいる、ということを調べ上げることに成功した。

2019、2020年ぶんも今後報告していくが、やはり「近親に活躍馬がいる」というチェックは、POGや一口においても不可欠なのかな。
マイナーな馬を狙う中でも、少しでもいい馬を生産するためにも、「やっぱり競馬はブラッド・スポーツ」というわかりきった結論を今回も周知出来たのではないかなと思う。

2016年G1優勝馬
優勝馬
モーニン 祖母海外重賞入着
ビッグアーサー 曾祖母海外G1
ジュエラー 母海外重賞、姉重賞
ディーマジェスティ 兄重賞入着、従姉海外重賞、従弟G1(事後)
キタサンブラック 兄重賞入着(事後)、従兄重賞入着
メジャーエンブレム 曾祖母海外G1入着
ストレイトガール 祖母の兄重賞
シンハライト 母海外G1、兄重賞
マカヒキ 姉重賞
ロゴタイプ 祖母重賞
マリアライト 兄Jpn1勝ち重賞入着、母の弟G1
レッドファルクス 母の姉G1
ヴィブロス 姉G1、母の弟重賞
サトノダイヤモンド 母海外G1
モーリス 祖母重賞
クイーンズリング 母の姉海外G1
ミッキーアイル 祖母海外重賞
サウンドトゥルー 弟重賞(事後)、4代母輸入から活躍馬なし、4代母の姉の子孫にサンツェッペリン
ソウルスターリング 母海外G1
サトノアレス 祖母の兄海外G1

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