ステイゴールドとミスプロは逆ニックス

月曜日は血統論の日!!

暫定的に、というか来週に忘れている可能性は否定しないが、1つ1つのレースに対するミクロの話にどうしても終始しがちで、マクロな競馬の話ってのは月曜日か火曜日にやっていかないとどうしても忘れられがち。

この件は、以前ブログにも書いているのだが、今のところ、このnoteってやつは直接コピペできないんだよな。2013年10月時点のデータで書いた記事だが、ペチペチと打ち直していこう。

過去記事の流用による無駄なサーバー負荷増加を防ぐ初期仕様なのかもしれないが、推敲のなかでコピーして文章の順番入れ替えようとして内容が消えるという糞仕様をこの記事執筆中に1度やらかしているので、できるだけ早く解決してほしい。

というわけで、2013年10月時点でステイゴールド産駒の1億円ホースは26頭。この内、母父モガンボ(その父Mr.Prospector)のアルコセニョーラを除いて、母系にミスプロを持つ馬が全く存在しないのだ。

ちなみに、(これは現時点のデータ)こないだ買ってきた種牡馬辞典によると、2013年種牡馬ランキング上位26頭中、ミスプロ直系が4頭、それ以外のミスプロの血を持つ種牡馬が2頭で合計6頭。これとの比率で考えても、上位にミスプロ系の配合相手がほぼいない、というのは異常な逆ニックスといえる。

サンデーサイレンスの血を持つ種牡馬がこの上位26頭に直系12頭、その他1頭存在するから、サンデー系以外の上位26頭、ということで言うと、ミスプロ直系が合計9頭、それ以外のミスプロ系を持つ馬が1頭の合計10頭ということになる。(種牡馬ランキング上位26頭のミスプロ内在はゼンノロブロイ・スズカマンボのサンデー系種牡馬)

つまり、ステイゴールドの種付け相手としては、普通に選べば26頭中10頭くらいはミスプロの血を持った馬、となってしまうのだ。それが、1億円以上稼いだ馬で、この血を持った馬は1頭しかいない。

ということで、同様の比較をサンデー系有力種牡馬で行うと(2013年10月時点)

サンデーサイレンス 上位26頭中2頭(ゼンノロブロイ、サイレンススズカ)

ディープインパクト 上位26頭中11頭(1億円ホース23頭中10頭)

ネオユニヴァース 上位26頭中10頭(1億円ホース16頭中4頭)

つまり、ディープインパクトやネオユニヴァースが標準的な結果を残す一方、ステイゴールドはミスプロとの相性が異常に悪い、ということができる。

この傾向は父サンデーサイレンスも全く同様であり、配合の相性から見るサンデーサイレンスの正統な後継種牡馬は、ディープインパクトではなくステイゴールドだといえるのだ。この辺り、ディープインパクトの信奉者たちは受け止めて、サンデーサイレンスの後継を名乗るのはやめていただきたい。

じゃなかった、POG的にはステイゴールド産駒の取捨の大事なフィルターとして、母系にミスプロを持つ馬は無条件で切っていい、という話でした。

まあ、長文には投げ銭つけとけ的なやり口で。あくまで投げ銭だから、この下に内容はないよう。

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