【新コロ恐怖症という病】第39回 あなたは仮面舞踏会を続けますか?

このGWは熊野古道を歩いてきました。
高野山から熊野大社までの小辺路です。

初日は高野山を散策しました。
「女人堂」を散策して菅野イチノさんという人を知りました。

高野山は開創以来、脈々と続く女人禁制の場所でした。
それが、今のように男女で観光できるようになるまでの歴史です。

1872年(明治5年)京都博覧会が開催され外国のゲストを招待する為に、政府が高野山に女人禁制を廃止する命令が下りますが、高野山側はそれを「高野山開創以来の掟だ」と突っぱねます。

それから「女人禁制を守るべきだ!」「女人禁制など時代錯誤だ!」と喧々諤々があった事でしょう。

1879年(明治12年)
菅野イチノさんが強行突破をします。
旦那さんが高野山内に在住するお仕事なので離れて暮らしていましたが、そんなの理不尽だ。
と、強引に高野山内で旦那さんと暮らし始めたんです。
いろいろ調べると旦那さんは味噌屋だったようですね。

それから女人解禁の闘争は続き、ついに女人禁制が全廃されるたのは1906年(明治39年)だそうです。
僕、こういう菅野イチノさんのような人を尊敬するんです。

あっ。思い出しました。
以前、相撲巡業中の土俵上で行司さんが倒れて、その場にいた医療関係者の女性が駆けつけて応急処置をしました。
その時アナウンスは「女子は土俵から下りてください」と告げたのです。
僕、こういうカチカチ頭を軽蔑するんです。



これ。マスクも同じですよね。
マスクなんて無意味だって。みんな知っているでしょ。
まだマスクに感染効果があるというのなら、僕はあなたに何も言いません。
もう、あなたは永遠にマスクをつけて仮面舞踏会を続けてください。その自由を僕は侵害しません。
しかし、ちゃんと勉強してマスクは無意味だと言う僕らのマスクをしない自由をも侵害しないでいただきたい。

だから。
時おり現れる、マスク反対の市議会議員とかを、みなさん徹底的に罵倒しますが。
僕は、彼らを罵倒する気にはなれないのです。
そりゃ~
「やり方にもう少しの工夫はないものか?」
「それじゃ~逆効果だよ。。。」
と思う事もありますが、その志には素直に敬服します。
それと同時に、彼らを罵倒して気持ち良くなっている、奴隷根性の民衆をおおいに哀れみます。


あなたはいつまでマスクをしますか?
「こんなの無意味だ」と分かっているなら、マスクをしない。
愚痴愚痴と不平不満を並べても社会は変わりません。
マスク信者と反マスク派で戦っても社会は変わりません。
「こんなのおかしい!」と思うなら、マスクを外す勇気を持ちましょう。

一人一人の行動しか社会を変える事はできません。


2022年05月11日

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