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とるにたらない話をしよう

<※2020年7月末で廃刊予定です。月末までは更新継続中!>熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを書いています。気持ちが疲れているときにも読めるような、たんたんとした平常トーンを… もっと読む
どうでもいいことをすごくしんけんに書いています。
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2020年4月の記事一覧

そんなときはラジオ体操

最近はじめた小さな日課に、ラジオ体操がある。 在宅ワーク中の夫とわたし、そして登園自粛中…

供する甘夏

甘夏の外皮に包丁でぐるりと切り込みをいれ、指をすべりこませるようにしてぐぐっ、と力をこめ…

自宅保育デイズと、新しい日常

3歳の娘に空前のハサミちょきちょきブームが訪れており、片付けても片付けてもいつのまにか紙…

語感とチョコ菓子

確定申告の作業をしていたとき、ちょいと甘いものがほしくなってお菓子の入った戸棚を空けた。…

おてがみです。10(脳みそふるふる)

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マグカップと湯気と「慣れ」

日常の中にありふれているなんでもない光景に、ときどきまじまじと見入ってしまうことがある。…

海のある毎日

なんでもない住宅街の細い路地を、きゅっと曲がる。 すると建物と建物のすき間に、いきなり「ばん!」と海の断片が見える。唐突感がすごい。 でもこの瞬間がたまらなく好きだ。 あ、すぐそこに海なんだ。あと数メートルほど行けば、向こうにはケタ違いのスケールを持った海が控えているんだ。予感で自然と胸が高鳴る。 どきどきを抱えたまま、その方向へ自転車をこぐ。 家々を抜けると、両端のフレームが「フッ」となくなった。 瞬間、わあっとひらける視界。 見渡すかぎり、一面の海。 端か

春野菜ばんざい

こんなときだけれど、春が来ている。 わたしが毎年、いちばん春を感じてわくわくするのは食卓…