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お金はなくても、人生を豊かに感じる心が欲しい

もうすぐ退職。

幸いにも私の家族は大手を広げて、
私が帰ってくるのを心待ちにしてくれている。

今後の将来について、
急かしてくるようなことはしない。

むしろ、私が焦って仕事を探そうとしていた時は、


「仕事なんか焦って探さんでいい。
 あんたの心にゆとりが出てやりたいこと見つかってからでいいやん。
 家でゆっくりしたらええよ。お金も心配せんでいい」
※決して裕福な家庭ではないけど両親は共働きだったので少し心に余裕がある。


「せやで。むしろお前が帰ってくれてわしらは嬉しいんやで。」

私はなんて、
恵まれているんだろう・・・・・・・・。
定年退職後、二人揃って毎朝、朝ドラを見てるから
影響されてるのかなぁ〜・・なんてね笑

両親は私がやりたいようにすればいい
といつも言ってくれている。

でも、根っから行動派の私は、
家でのんびり過ごす日常が楽しみでありつつも、
仕事をしないという状況を想像すると
なんだか落ち着かなかった。

なので、元々やりたかった仕事の
バイトに応募してみた。
※勤務は地元だけど面接は本社の東京で受けた。

結果は採用。
嬉しさ反面、モヤモヤする気持ちが湧き出してきた。
モヤモヤの正体を突き止めるべく
noteに書き出してみようと思い、
PCを開いている次第だ。


モヤモヤの正体は、給料が低いことだった。

フルタイムで働いても手取りは20万円以下。
そして交通費の上限があり、
自腹で+1.2万円ほどかかってしまう。

元々自営業だったこともあり、いい案件の時は、
バイト1ヶ月分の給料を1日で稼ぐこともあった。

これまでの仕事は、時間の融通も利き、高単価。
一方でやりたい仕事は、時間は拘束されるし、最低賃金。

条件だけでいうと今の仕事を続けた方が
圧倒的にいいし、将来的にお金に困ることはない。

だけど、新しい仕事に挑戦したいと
いう気持ちの方が大きい。

これまで、どんなに一生懸命働いて、
稼いで、仕事で評価されても
自分には価値がないような気がした。
満たされない気持ちを抱えて生きてきた。

恋人に依存し、承認を求めすぎて、
振られたこともあったし
部下に強く当たりすぎることもあった。

そんな自分が嫌で逃げたくて、
なんとなく生きるのが辛い
毎日を過ごす中で出会った、
私が素敵だなぁ。こんな人になりたいなぁ。
と思う人たちは、共通して同じ業界の人だった。

彼女たちのように人に与える喜びを
感じながら心豊かに生きたい。
内側から満たされている人たちの
心地良い雰囲気が私にも欲しい。

きっとこの仕事に真っ直ぐ向き合えば、
表面的な条件だけではない、
内面から心豊かになれるんじゃないかって。

(今の仕事は、お金や評価に
ばかり目がいっていたけど、
豊かな心を持てていれば、
満たされていたのかもしれない。)

幸運にも両親は、
お金の心配は必要ないと応援してくれている。
彼も私が楽しそうに仕事をしていてほしいと
応援してくれている。

だから、
この仕事はお金を稼ぐために
働くんじゃなくて
これからの人生をより豊かに
感じる心を育てる挑戦なんだ。

なんだか、そう思うと
モヤモヤがスッと抜けたような気がする。

実際に仕事をしてみると
現場はもっとどろどろしているかもしれない。
私が憧れたような人たちは
一人もいないかもしれない。

でも、人生を豊かに感じる心を育てる挑戦だってこと
思い出して、頑張ってみたいなと思う。


■人生の学び「本質を忘れるな」
フリーランスを辞めて就職したのは、取引先に新しい仕事に挑戦したいから案件を減らしたいとお願いしたからだ。
すると私がやりたい仕事の新事業をするから、今の仕事半分、新事業半分で一緒にやらないかと声をかけてくれた。元々私がやりたい仕事は、収入が低いこともあったので、今の仕事を続けつつ高所得でやりたい仕事に挑戦できるという好条件に飛びついてしまった。役員は陰口や人を切ることをよくしていたけど、私は大事にされるはず、大丈夫と過信した。「人を大切に扱うこと」は、私の大事にしていこうとしていた価値観なのに、目先の好条件に釣られて見ないフリをしてしまった。
結局、私は元々やりたかった事業から外されたり、心ない言葉に病んだりで退職することを決意。好条件より、自分の価値観を大切にする強い心を持とう。そのために曖昧にしていた私の大事な価値観もしっかり深掘りしていきたい。








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