数字と向き合う

こんにちは。タモンズ大波です。
タモンズライブ詩芸があと2週間に迫りました。
漫才と向き合う夏、そろそろ疲労もマックスに近づいてきてますが、走りきれそうです。
みんな賞レースに向けて漫才やコントを舞台で磨いてるのを横目に詩芸準備する日々。

なんか変な感じですね。
この時期の漫才師は頭の中は全部M-1で楽屋の話題といえばM-1になります。
彼女とはどうや?とか最近誰々と飲みに行ってから入っても10分後にはM-1の話になってます。
紆余曲折あるんですがゴールはいつもM-1です。
飲みに行った時にこいつらが仕上がってた、彼女がネタパレ見て誰々面白いって言っててそういえば誰々仕上がってるんですかねで合流します。
M-1の螺旋で渦巻くのがこの時期。
ねずみ講が最初は世間話から入って最後は必ずその話になるみたいなことが楽屋ではM-1で行われてる。

その螺旋に入れない悲しさもあるし、出れるもんなら出たいなと思うけど、それはルールなんで僕は個人的に詩芸の螺旋に入ってます。

詩芸の螺旋は空いてます。
2人しか登ってないのでどこ歩いてもいい反面切磋琢磨や意見交換などはしづらいです。

このネタでいこうとかこのネタうけるけどM-1ぽくないなとか誰と設定被ってるボケ被ってるだの色んな情報が錯綜します。
いっときの仮想通貨ブームの時みたいな会話がこの時期続きます。

僕らの詩芸の螺旋はそんなことは一切ないです。ネタ時間フリー、テーマフリー、歌、下ネタ、固有名詞なんでもオッケー、被りませんが被ってもよしウケたらよしの世界。
言い訳出来ない世界。
なんで向き合う他ないです。
後2週間死ぬ気でいい60分にします。

あと増えたのが数字との向き合いですね。
これが一番しんどいです。
漫才と向き合うなんてこれに比べたら呼吸みたいなもんです。
毎朝チケットの枚数とクラファンの金額をチェックして動いてないのを見ると横になってるのに立ちくらみします。
動いてると顔洗わなくてもスッキリします。
誰のせいでもなく混じりっ気なしの自分達のせいなのでどこに吐き捨てていいかもわからず、天に唾を吐きかけるような行き場のない怒りですのマシンガンをぶっ放せ状態。

これまで情けないことに正直数字に向き合ったことないです。
ライブがお客さんが何人であれ、やることは同じだし、とくにM-1なんかは売り上げがどんなもんかなんか微塵も考えたことなかったです。
そのライブをやるやらないの判断は吉本側に常にあるので逆に言ったらやることが決まっててシンプルといいますか。

しかしこの詩芸プロジェクトに関しては数字と向き合わなければ終わります。
どれだけいいものを作っても数字が出なければ終わります。
なのでそこが特に弱い僕たちは総動員でそこと戦わなければなりません。
一回見てもらうためにできることは全てやります。
数字との向き合い方はさっぱりわからず手探りですがその失敗が糧となることを信じて色々頑張りますので叱咤激励よろしくお願いします。

毎日毎日数字と向き合って戦ってらっしゃる方がほとんどやと思います。
まじで尊敬してます。
これを毎日毎日やるって相当すごいことをやってるんやなと数字向き合い新人として思います。
日々お疲れ様です。

数字向き合い先輩に色々向き合うコツとか聞きたいです。
よかったら教えてください。

9月3日タモンズライブ詩芸
大宮ラクーン劇場
17時から18時
内容は60分間漫才やります。
それに伴うクラウドファンディングもやってます。
ファニークラウドファンディングからタモンズで検索していただくと出てきます。
こちらもよかったら参加してみてください。


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