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夏まで待てない!孫と楽しむ日本の文化花火の基礎知識講座➁

夏まで待てない!孫と楽しむ日本の文化
2023.3.29 花火の基礎知識講座➁が開催されました
全2回の第2回目で講師は1回目と同じく花火鑑賞士の萩原真悟さんでした

前回は花火の種類や、花火大会の種類、どこで見たらいいのか、大会のプログラムの見方などを教えていただきましたが

今回は・・・

花火大会の動画を見ながら
日本の花火と世界の花火の違いや全国の花火大会の紹介
花火に関する日本一などを教えていただきました

まずは『日本の花火と世界の花火の違い』とは

世界の花火はカウントダウン、テーマパークや観光地で打ち上げられるものが多く、均一な球体に開かないものが大半で、美しい色の変化は少なく、連続してあげられることが特徴だそうです
手持ちの花火が違法とされている国もあるようです
それに比べて日本の場合は花火師さんの技術力が高く、大きく球体がきれいで、光の筋の変化や変色の技術も高くて、単発に込めた花火師の想いなどが表現されているようです
日本の花火の色の綺麗さ、形などの技術力はやはり世界に自慢できますよね

次は『全国の花火大会のご紹介』です
日本三大花火大会やその他静岡県、愛知県、岐阜県、新潟などで開催される花火大会を紹介いただきました

みなさん日本三大花火大会ってどの花火大会かご存じですか?

正解は
秋田県大仙市の「全国花火競技大会(大曲の花火)」
100年以上もの歴史を持ち、花火競技会の中で最も権威があり花火師たち憧れの大会
②茨城県土浦市の「土浦全国花火競技大会」
スターマイン日本一を決める大会としても名高い
③新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」
日本三大花火大会の中で唯一競技大会ではなく、戦争で亡くなった人の慰霊と復興に尽力した方への感謝、世界平和を願う気持ちを込めて開催される花火大会

毎年、遠方からその花火を楽しみにその地を訪れる方もたくさんいるそうですよ
花火大会を目的に旅行に行くのもいいですね!

次は、『花火に関する日本一』のあれこれについて

①『一番大きな打上げ花火 』とは・・・
新潟県小千谷市片貝町の「片貝まつり」で打ち上げられる世界で唯一の四尺玉だそうで、例年9月9~10日で二日間とも午後10時に打ち上がるそうです
四尺玉(40 号玉) の直径は約120cm 、重量は約 420kg 、打上げに用いる煙火筒は高さ 5.2m 、厚さ 1.8cm の鋼鉄製で、上空で直径約 700m 開くため、高度は約 700m まで打ち上がるんだそうです

②『日本最高の水上花火』とは・・・
水上水中花火に関して限定すれば、長野県にある諏訪湖の花火大会(諏訪湖祭湖上花火大会)で、水面に映る花火は空に打ち上がる花火とは違った趣があるそうです

③『花火大会の数』とは・・・
夏場の納涼花火大会の開催数がもっとも多いのが静岡県で約150 大会の消費許可がある(小規模な打ち上げも含む)そうで、静岡以外では、東京、新潟、長野、千葉、神奈川(順不同)なども花火大会が多いんだそうです

今回もたくさん花火の情報を教えていただき、とても楽しい時間を過ごしました
今年は通常開催がされるところも多いようなので、教えていただいたことを思い出しながら、お友だちやご家族、お孫さんと一緒に楽しめたらいいですね

講座の様子 2023.3.29

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