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「これが好きです」

職場の居室にはオフィスグリコ(お菓子&冷蔵庫)を置いてもらっています。一応部屋から歩いて1分のところにローソンがあるのですが、仕事が忙しいとき、外が寒いときに、部屋の中にいながら気軽にお菓子やドリンクを補充できるということで、とっても重宝しています。おすすめ!!

オフィスグリコ
https://www.glico.com/jp/enjoy/service/officeglico/

さて、このオフィスグリコ、月に2回くらいスタッフさんがやってきて、足りないお菓子やドリンクの補充をしてくれます。ただしどの製品が補充されるのかは運任せなところがあり、補充される商品が必ずしも自分の意図と合っていないことも多いのが玉にきず。例えば自分はたまに補給される下記の「瀬戸の汐揚えび味」が好きなのですが、これが入っていないことも多い。
https://www.befco.jp/sp/products/seto/

もちろん要望をすればある程度、補充する製品に要望を反映させてくれるということなのですが、午前中早い時間に補充に来てくれることが多く、少し遅めに出勤する自分からするとなかなか直接スタッフの方と話せません。

それでなんとなく(顔が見えない)スタッフの方とコミュニケーションを試みようと、冒頭の写真のようにオフィスグリコのケースに「瀬戸の汐揚えび味」の写真と「これが好きです」というメッセージを張り付けてみました。

そうしたら同室の同僚らから「これが好きです」とか書く人は普通は(ひでまんさん以外)いません、大抵はこの製品がいくつほしいとか直接的な注文を書きませんか?、的な突っ込みをされました。

確かに「”瀬戸の汐揚えび味”三個、確かに供給されたし」とか書いた方が直接的で、確実かもしれません。でも「これが好きです」と書けば、スタッフの方がそれを覚えておいてくれて、今後継続して「瀬戸の汐揚えび味」を言わなくても補充してくれるかもしれない。さらに、ひょっとしたら類似のおいしそうなまだ僕が見ぬお菓子(おかき系)を気を利かせて新たに補充してくれるかもしれない。個数で具体的な個数を指定するということは短期的な確実性を担保するが、スタッフの主体性を委縮させ、より長期的なセレンディピティの可能性を消してしまうことになるのではないか?むしろ自分の欲求を曝け出す「これが好きです」の方が、将来のセレンディピティの可能性を残しているのではないか!、と、世間知らずで薄っぺらな書生かぶれなことを力説してみました!

それを聞いていた、クールな同僚のIT系のお兄さんが「こういうのはたいてい、スーパーの在庫とかで余っているのが回される仕組みになっていて、そういうのは効果がありますかねぇ」的なことを冷静に仰いました・・・。なるほど・・・。涙

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