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HACHI 2ndワンマンライブ「Midnight blue」 感想

黄色のサイリウムに囲まれるはちたやを現地で見届けることができて本当によかった。

※筆者の自分語りが含まれます。
※現地とアーカイブ(配信)視聴の両方の感想をごちゃまぜ。
※はちたやのことは以降、「HACHI(敬称略)」表記とします。 

2022/9/23 池袋にある「harevutai」にて開催されたHACHI 2ndワンマンライブ「Midnight blue」を現地参戦してきた。
2ndワンマンライブではあるものの、1stはオンライン限定のライブとなっており、リアルワンマンライブは今回が初となる。
1stワンマンライブで圧巻のパフォーマンスを魅せてくれたHACHIのリアルワンマンライブ、期待で胸を膨らませての参戦となった。

筆者は正直なことを言うとHACHIしか勝たん!みたいな熱烈なBEESではなく、デビュー曲の「光の向こうへ」発表直後に奇跡的にHACHIに出会うことができて、1stワンマンもクラファン支援することができた、知っている年数だけが無駄に長い低空飛行BEESというのが筆者の状況である。
しかし、HACHIの歌声には圧倒的信頼を抱いているため、今回のライブ開催に伴うクラウドファンディングも2万円のコースを支援した。(ライブチケット・アーカイブ・CDついてくるなら実質無料)

ライブ会場到着~開場まで
ライブ会場近くの「ハレスタビジョン」にてHACHIのMVや1stライブダイジェストが流れており、会場付近はHACHI一色となっていたといっても過言ではなかった。
ライブ会場付近を包むHACHIの歌声と開場を待つBEES達という状況に涙腺が緩んだ、涙腺が弱すぎる。

会場横のハレスタビジョン

開場~開演まで
立ち見・自由席で、筆者は後方から2列目の真ん中付近で観戦。
観覧席に段差がある会場の造り、前列の間に配置になる席の配列が低身長にも観やすくなっており大変ありがたかった。
アーカイブでも確認できるが、影ナレでライブ中での注意事項をHACHIが説明する。噛み噛みで可愛すぎる。

開演(以降セトリ順)
0.OP(Overture)
1stワンマンライブと同じ荘厳な音楽で、開幕を告げる。
心中は開演の興奮で穏やかじゃなかった。

ライブ開始

1.バスタイムプラネタリウム
アップテンポながらも、HACHIの透き通った高音や歌詞が切なさが滲む1曲。生歌がCD音源すぎて圧倒的だった。
水色と黄色のサイリウムがHACHIを包む様子がとても綺麗だった。

『闇を裂いた一等星 この手に掴みたくて』

MC
元気な自己紹介。
次の曲では座って歌う様子だったのだが、少し手間取っており、会場で笑みが漏れる。アーカイブでは様子がわかりにくいが、現地でのあれ?みたいなHACHIがとてもcuteすぎた。

椅子にうまく座れないHACHI

2.Weekend milk
1曲目とは異なり大分ゆったりでしっとりした曲調。
1音1音丁寧に紡いでいき、圧倒的な歌唱力で聴かせにきていたと思う。
サビの高音がとても沁みた。

顔が良い

3.ばいばい、テディベア
2曲目に引き続きスローテンポな曲調。歌詞や題材でいうなら2曲目よりもさらに物悲しさをまとっている。
包むような柔らかい歌声とHACHIの表情がひたすら穏やかで天に召されるかと思った。

柔らかい表情

MC
2曲ともスローテンポなしっとりした曲だったため、MC直後も静かで会場全体が曲の雰囲気で包まれていた。
筆者もMC中は大分余韻に浸っていた。

4.Lonely Girl
直前のMC通り元気な曲で再開。
HACHIもノリノリでBEESもノリノリになった1曲。
感想中に小さく手を振ってファンサしてくれたの、筆者じゃなきゃ見落としてたね。(可愛すぎてめちゃくちゃサイリウム振り返した。)

ファンサ

5.20
開幕からサビまでじわじわ上げていくテンポに合わせてノるのが楽しい曲。
1曲通してサイリウムや腕を振るのがとても楽しかった。
『…常套句に飽きたら変化しちゃう』から『何かしらの足あとなんだ…』の間奏のリズムが大好き

間奏部分の笑顔HACHI


6.もし世界が終わるなら、僕らは選択する
ここら辺からHACHIのギアがもう一段回上がったように感じた。
この曲は「何十回聴いて何十回目+1」で心に急にぶっ刺さる曲だと思っており、ライブという本番一発勝負の場で「何十回聴いて何十回目+1」の曲にするHACHIの熱量と歌唱力がとてつもなかった。
間奏でのクラップとファンサが良すぎて大ダメージを負った。歌う時とファンサのギャップがエグい。(最高)

ファンサ

7.涙することは疎か、息も出来ない
6曲目で感じたギアをさらに上げてきた印象で心を鷲掴みされた。
HACHI曲の中で2番目に好きな曲。みきとPとHACHIが組んだら最強に決まっている。
ラスサビで大爆発し、震えた吐息交じりの『息もできない』、一拍の静寂、からのギターイントロ。狂おしいほど大好き。
サビの爆発力がライブではさらに増幅していた。CD音源以上の熱量を現地で浴びることができてよかった。

『もう 見れないのかな』

MC
「お水飲みたい」が可愛い。(MC中は可愛い以外の感想が出てこない。)

コールアンドレスポンス(てきなやつ)

8.Departures ~あなたにおくるアイの歌~(EGOIST カバー)
透明感と芯のある高音。歌唱力の暴力。高音のロングトーンが永遠に聴ける。
アーカイブで何度聴き返しても毎回とても心に沁みる。

『二人でおでこをあわせながら 眠るの』

9.RE:I AM(Aimer カバー)
初見曲。曲の展開で絶対澤野弘之が手掛けてると確信。
荘厳なメロディとHACHIの歌声の力強さ、A・Bメロの低音が最高だった。
『月に手を向けたまま 君は空の星に消えた』の”消えた”で目をつむりながら歌うHACHIが美しいし、ここをきっちり顔アップで抜くカメラワークに感謝。

『月に手を向けたまま 君は空の星に消えた』

10.海の幽霊(米津玄師 カバー)
静かなオケに対して、ブレスが歌の一部としてとてもマッチしてた。

ハチ(米津玄師)全国ツアー初日にHACHIがハチをカバーする。(?)
「ハチ(米津玄師)の全国ツアー初日にHACHIがライブをする」と友人と話をしていたので謎の構文を脳内で展開していた。

『あなたを忘れはしない』

11.深昏睡(春野 カバー)
初見曲その2
ゆったりとしたテンポのドラムとHACHIの柔らかい歌声でとても心地よい時間だった。
ふかふかのクッションに包まれながら横になりながら聴きたい1曲(アーカイブ聴きながら実践します。)

『もう心は無いけれど』

MC
「1stワンマンから見てくれる人っている?」って問いかけに反応できたこと、現地でHACHIの歌声を聴くことができたことで胸がいっぱいになった。

みてるよ!

12.Rainy proof
背景がMVになり、過去のHACHIと今のHACHIが並ぶ。
とにかくカメラワークが天才的。ライブ映像がもう一つのMVになっているといっても過言ではない。
真っすぐ伸びる透明感のある歌声が綺麗で艶やか(つややか)な1曲。

13.八月の蛍
緑・黄緑・黄色のサイリウムが蛍の光のようでとても綺麗な空間が広がっていた。BEESが蛍だった。
夏の終わりに聴く夏の歌がとてもエモい。Rainy proofと同様に透明感のある歌声が沁みる。
サビ前のHACHIの顔がとても愁いを帯びていて歌声と表情で相乗効果がエグい。

MC
「歌わさせていただきました。(ドヤ)」が可愛すぎる。

14.夜迷い言
新曲です!と元気な重大発表からのHACHIには珍しいゴリゴリのバンドサウンド
『ライブハウスのステージは客席から一番高い15cm それだけ一度降りてしまえば観客と変わらない僕だ』でステージと客席をふと見てしまった。冒頭の一節だけでこの曲にとてつもなく惹かれた。
サビのシャウトの熱量、オチサビの声の震えの表現力、サウンドの音圧によって会場が熱気に包まれていた。
HACHIの後ろにバンドセットドーン!ドラムバーン!!!と演出もカッコよく、オチサビ中に少し歪んだ表情を抜くカメラワークもHACHIの良さを120%引き出していた。(アーカイブでぜひ確認してみてほしい。)
とても顔が良い。

『錆びていたのは 僕だから』

15.Twilight Line
HACHIいわく「夜明け前に町を自転車で爆走する」曲
A・Bメロでは夜明け前の静けさ、サビの疾走感がまさにその言葉を体現している。
サビ前のテンポが速くなる部分でどんどん加速してサビで爆発するのが聴いてて心地よい。

MC
「みんなびっくりした?びっくりした?」って左右に聞く様子と「ドラムセットがドーン!て出てきてウワー!」の擬音だらけの説明と動きがとても可愛い。大好き。

「ドラムセットがドーン!て出てきてウワー!」

夏灯籠
タイポグラフィ、カメラワークなどの演出が全部好き。
現地では灯籠を模したようなサイリウムの暖色がとても綺麗で、配信のカメラワークも現地の引きの画角が多く、サイリウムを演出の一つとして取り入れている。

光の向こうへ(piano ver)
ライブ参加前と後で受け取り方が変わった曲
最初は綺麗な歌声とメロディでHACHIの曲の中で1番好きだなくらいの印象だった。
筆者は音から歌詞を脳内で処理することがうまくできないのだが、なぜかライブでの「光の向こうへ」ではHACHIの歌声と共に歌詞がちゃんと頭に入ってきて、涙が止まらなかった。
特に2番・ラスサビの歌詞が【ライブ会場でHACHIの歌声を聴いている】状況も込みで崩壊した。HACHIの歌声、届いてるよ。

届かなくても 僕は歌うよ
光の中 声が枯れるまで
届かなくても 君に歌うよ

HACHIを泣かせるロングトーンサイリウム

MC
「この曲に対する思い入れが強いからなのか、いつもね、ライブとかさぁ、イベントとかで歌うと最期らへん声がプルプルしちゃうね…w」「わかる?わかる?」というHACHIに対して同意しかなかった。
「ね!」節が発動してる。愛。
「いつか武道館に立つ」という夢を語るHACHIの背中に武道館が見えた。絶対連れてってほしい。絶対観に行く。

HONEY BEES
BEESへ向けた曲
「光の向こうへ」でぶっ壊された情緒をテンション爆上げになった。
サイリウム横振りが楽しかったし、コロナ禍じゃなければシンガロングもできたと思う。現地でシンガロングしたら涙止まらないかもしれない。

ファンサ

エンドロール
エンドロール中一生拍手するぞ!!!と意気込んだら他のBEESも同じようで、クラップが起きた。
クラファンの支援者の名前が流れる、こういう時って大体フォロワーの名前は見つかるけど自分の名前は見つからない。(アーカイブで見直して見つけた。)
終わった後は若干放心していた。ライブの全てがよかった。

「poppy」ありました

さいごに
・HACHIの歌が最高。
・演出、カメラワークも最高。
・クラファンリターンのアルバムがとてつもなく楽しみ。
・新衣装、新衣装お披露目フリーライブも待ちきれない。

最高に素敵で楽しいライブだった!ありがとう!!!

最後のライブをありがとう

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