不可解弐REBUILDINGについての覚え書き

※不可解弐のセトリなどネタバレ等含みます。
長文キモオタ語り

2021年6月11日(金)、12日(土)に豊洲PITで花譜2ndワンマンライブ「不可解弐REBUILDING」が開催されました。花譜としては1年3ヶ月ぶりのリアルライブです。

今回はオンラインライブでの「不可解弐Q1」「不可解弐Q2」と、新しい「不可解弐Q3」と2日間で3公演という過密なライブスケジュールでした。

長文キモオタ語りを読まなくてもいいように、簡潔な感想を述べておきます。

現地で感じる熱、振動。
カメラが切り抜く花譜の一部じゃなくて、目の中に花譜の全身が、一挙手一投足が見れるのはオンラインライブでは味わえなくて。
左も右も観測者で、花譜が好きで、思い思いに盛り上がる豊洲PITでの二日間は特別な時間でした。


以下長文キモオタ語り

必修のセトリ

画像1

Q1:RE- 形を失った世界で僕らは -について
当初の不可解弐Q1では新曲ラッシュのとんでもねえライブだったのですが、再構築後も同様で、花譜バンドを活かしたとても圧倒されるライブでした。
花譜のライブが初見の人にはQ1からオススメしたい。軽率に盛り上がれる。
あとは歌に対する感情の込め方がとてつもなくやばい。こんなに表現力で勝負してくるっけ?って震えました。

1曲目の不可解を聞いて、目の前にいて動く花譜を見て、これを観測するために生きてたんだな…と初っ端から号泣してました。五感すべてで花譜を浴びたらそうなるよね。
私論理に関しても同様な感想で、「会いにきて」って歌詞に対して心の中で会いにこれたって叫んでました。

新曲の海に化けるが出てきたときの会場の「知らない曲…新曲…?!」というザワッ…感も最高でした。
過去を喰らうの続編ということで、要所要所に過去を喰らうの歌詞とメロディーが出てきます。個人的には独特なサビが好きです、とても頭の中に残るので。

未確認少女進行形でAZKiとデュエットしてたけどこんな親和性高いことある?AZKiの持ち歌「いのち」をデュエットするかと思っていたので、可愛さは覚悟していませんでした。

深淵、初お披露目、くるってわかってたけど、ありがとう。18日のMVも楽しみにしています。

Q2:RE- 世界線は分岐する -について
あらかじめ申告しておきます。私はヰ世界情緒が最推しです。(花譜推しは概念)
Q2は比較的花譜一人でパフォーマンスを行うライブではなく、デュエットや他の神椿メンバーのカバー曲やV.W.Pでの活動がメインな印象でした。サブタイトルも可不やV.W.Pとしての分岐と解釈しました。

カバー曲に関しては、キュートな彼女と朝日を歌ってくれた時点で悔いはないです。だって花譜の「めちゃくちゃカワイイでしょ?」が聞けたんだぞ。
syudouの曲とha | za | maの服はいいぞ。

畢生よについてはQ1よりQ2のが感情の乗せ方がさらにレベルアップしていて震えました。

V.W.PはQ2:REにて「共鳴」という曲が初お披露目でした。魔女系譜はお祈りしながらヘドバンみたいな揺れをしてノる曲ばっかりだと思っていたので、そんなド直球に盛り上がる自己紹介曲みたいなの作るの?!と驚きました。
カンザキイオリの引き出しが広すぎて恐ろしいよ。
カラオケで観測者たちで歌って盛り上がるから、早くCD出してください。待ってます。

Q3- 魔法の無い世界 -について
3公演という中のラストで、集大成という言葉が正しいのですが、あえて言えば原点回帰という印象が強いです。
アレンジも最小限で、カンザキイオリが作ったままの曲で花譜が歌う。一番最初の不可解ってこういうのだったのかな。と思いました。

糸を不可解以降初めてオケのアレンジなしで歌っていて、とても身に沁みました。あのピアノから始まるイントロの高揚感は何度でも味わいたい。

花譜曲で1,2を争うレベルで雛鳥が好き。雛鳥歌ってくれてありがとう。大好き。雛鳥~命に嫌われているの間は情緒は崩壊しました。大号泣していたので隣の人に嗚咽が聞こえていたら本当にごめんなさい。
変身からの雛鳥については、制服花譜→金鶏だったので、休詩~雛鳥の流れをもう1回やってたのかな。と思ってます。あとは、花譜はもう雛鳥じゃないんだろうな。とか、回帰と成長を感じました。

私論理~危ノーマルのアレンジはとても最高だったので、このシリーズでCD出してください。買います。

ラストはそして花になる。
Q1から常々感じていたのですが、どこにでもいる少女が花譜としての人格を受け入れている?というか認めているというか、観測者がいての「花譜」が、少女がいての「花譜」にもなっている気がする。

花譜自身が今回ライブ内で初のポエトリーリーディングを行っている。「魔法の無い世界」では、花譜というより少女の独白という印象。
どこか現実的で、でも逃避しているような。そんな中に抗ったり受け入れるようなパワーもある。
少女の生い立ちからなる「生」への価値観による世界観がこのようなパワーをなせるのだと思う。

3公演全通して、色々な花譜を観測できて本当によかった。クラファンのリターンやBlu-ray発売楽しみにしています。

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