2024.08.18

社会人として世に放たれ、コツコツと働きもう4ヶ月以上がたった。もともと1つのことを長く続けられないタイプなのは自分が1番よく知っている。その上、自分が不真面目なことも知っている。

自分の仕事が几帳面でミスを冒せない分類の職業であること、私の発作的に起こる駆け出したいような衝動にギャップを感じている。ずっと丁寧にと思いながらこなしていた仕事が、ひとつ間違えたところでガラガラと崩れていって、立て直せないまま少しずつ進んでいる。気がついて欲しいから、早くその積み木を自分の手で壊してしまいたい。

やっとその事に気がついた。壊して、スッキリ気持ちよくなりたいんだ。吐き出せないままずっとモヤモヤしていた。

大きな声で叫びたいし、お酒を気分が悪くなるほど飲みたい、高いところから飛びたい、水は美して炎は綺麗で。そんな衝動を時々発散しながら、風船が爆発しないように、少しずつ空気を抜いて。

今日は外で寝たい。昔は気分が良すぎると外で寝ていた。あの頃は若くて、私を信じて疑わなかった。何処までも広がる真っ黒な空は私をその大きな何かに連れていってくれる。大きなものに吸収されることは、とても安心するし心地がいい。夏の生ぬるい風と、愛の標識でも流してくれたら、私はきっと泣いてしまう。そんな私はどうしようもなく愛す。


これをきっと、読んでくれる君に向けて書いている。
揺れるワンピースは私の猫背を治してくれるように。LEDに群がる真夏のひひるさえ羨ましくて、どうしても情緒的に話してしまう。
私がもっと綺麗で、もっと勇気があれば、うんん、違うの、そんな話をしたい訳じゃなくて。つまり、何を思ってるか私に教えて。

なつきがいた頃に戻って、一緒にあのベランダから空に向かって飛んでしまえばよかった。そうしたら、今こう鬱々と考えることもなかったのに。
最近、新宿に立つマンションの18階のベランダからおっさんで輝く夜景を見て、思い出した。飛びたいと思って毎日生きていたあの頃が愛おしくて仕方がない。飛ぶならあのベランダしかない。私は一生に一度のチャンスを逃したんだ。

いつもヘラヘラしている人が大嫌い。私は自分の憎しみが大好き。憎くて、汚ったない感情が大好き、可愛くて仕方がない。
もう私は頭の中が落書きだらけで、とてもわかりそうにない。流儀ってなんだなんだ。私が自由になれる方法を私は知っている。

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