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The vision of contemporary art

VOCA展を観に上野に行った。

高校時代の友達の作品が展示されたので、やや誇らしい気持ちで行ったわけだが、久々に観たい展示を観た気がする。

今回の展示は「平面」というテーマが与えられており、その平面を、今、どう捉えるか、という切り口があったのでわかりやすく面白かった。色んな作品があった。

友達の作品も、「岩肌を撮影した写真を破いて貼り合わせ、ハンドスキャナーでスキャンした画像の出力に皺を寄せてマウントする」、という元のテキスチャーが何処へやらという感じ。

立体と平面の在り方を捉え直したり、現実にはありえそうにないことが画面の中でありえていたり、あるいはふつーやらないようなことをプロジェクトしたこと自体が斬新であったり。

モノの見方がどーなんだ、ってことなんすかね。

でもモノの見方を変えるというのは、アートの得意技ではあるけど、アートの専売特許というわけではないと思う。

アート以前にいろんなモノの見方が存在しており(もちろんアーティスト以外のみんなの中にも)、アートはそれが形となって出ているだけだ。

大事なのはモノの見方がいっぱいありますよー、ということ。新しいモノの見方が出てきたときには拍手喝采しよーよー、ということ。

神ノ口

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