岡野昭仁に情緒をぶっ壊された/岡野昭仁配信LIVE2021「DISPATCHERS」感想

noteのアカウントを作って早1年以上。
どうせなら自己紹介的なのを上げてから色々書こうかな〜と思ってたけどそんなのどうでもよくなってしまった。
私は今、何よりもこれについて書きたい。

岡野昭仁 配信LIVE2021
「DISPATCHERS」

コロナ禍の昨年春頃からスペースシャワーTVとYoutubeが連動した番組「DISPATCHERS」の名前が付けられた、ポルノグラフィティのボーカル 岡野昭仁のソロライブ。

そりゃあもう楽しみにしていた。
仕事を死ぬ気で切り上げて、最寄駅から自宅までの最短ラップを叩き出して帰宅するくらい。
そんなライブが始まった。
その一曲目。




*ここから盛大なネタバレご注意下さい
ネタバレどころかセトリほぼ全部振り返ってる自己満感想です









<M1> ROLL/ポルノグラフィティ

え…好き…

待って。好きって言葉しか出てこないんだけど。好き。
ループマシンで重ねられるコーラスだけで昇天しそう。
そして始まる「めぐりめぐる君を辿る」の歌詞。

はい、好き〜〜〜〜!!!!

「僕の探す全てになった」の "な"  が最高過ぎて震えた。
昭仁さんの母音の「a」が好き過ぎる。


歌い終えてからの「DISPATCHERS!」
昭仁さんが言うと「でぃすぱっちゃーず!」に聴こえるのなんでなんだろう。
めちゃくちゃ可愛いので好きです。




<M2> Zombies are standing out/ポルノグラフィティ

バンドセットの時のゴリゴリ感もめちゃくちゃかっこいいけど、弾き語りも良い。
バンドだと波が押し迫ってくる感じで、弾き語りだとジリジリと詰め寄られてるって感じ。
個人的にここ数年のポルノの曲で1番好き。


<M3> 愛なき…/ポルノグラフィティ

弾き語りverもめちゃくちゃいいやん…
「砕け散ってゆく」の"ゆく"部分の歌い方めちゃくちゃ好きなんですけど!!!!!!!
この曲って個人的に、若者のどうしようもない抱え切れない愛をぶつけた曲ってイメージだったけど、今の昭仁さんが歌うと"大人の愛"って感じ。
元々好きな曲だったけどより一層ランキング爆上がりした。
ねぇ、3曲目でこれってこのあとどうなんの?
このライブやばくない?



<M4> 白日/KingGnu

ひぇーーーーー!!
うっそだろまじかよ神様ありがとう!!!!!!!!!!!

リアルに奇声発しました。ご近所さんごめんなさい。

とにかくめっちゃくちゃ良かった。
楽曲へのリスペクトが感じられるアレンジ、井口さん・常田さんへのリスペクトが感じられる歌。
その上で、岡野昭仁の色に染め上げてた。
自分の歌唱力だけを誇示する為にカバーする人を見かけることも少なくないけど、これはちゃんと楽曲を聴かせようという気持ちが伝わってくる。
白日って低音と高音の差が多くて「井口はバケモノなの?」って思うこと多々あるからめちゃくちゃ難しい曲なんだと思うけど、それを歌ってしまう岡野昭仁。

あなたもバケモノなの?



<M5> 優しさ/藤井風

藤井風の爽やかさとはまた違った、昭仁さんの穏やかな歌がとても良い。
歌い上げる「あああーあ」が最高に好き…


<M6> One more time, One more chance /山崎まさよし

昭仁さんの持ち曲なの?ってくらいの馴染み方が半端ない。親和性えぐい。
サビに向かってどんどん力強くなってくるのがほんとにもう好き。


<M7> 空も飛べるはず/スピッツ

車の音気にしてる岡野昭仁めっちゃ可愛いな…
さりげに置かれるDISPATCHERSタンブラーも良き(勿論2色購入済)

昔LIVE IT UPでチェリーも歌ってた気がするけど、これまたスピッツと岡野昭仁の親和性もとても良い。めちゃくちゃ合う。

ちなみに昭仁さんがMCで言ってたスピッツがカバーしたアポロ、某フェスで聴いたことあるんですがそれもまた最高過ぎて震えたの思い出した…その時ポルノのライブ並みに曲に合わせて腕振ってたらあまりのガチっぷりに友達をドン引きさせたのも一緒に思い出した。
これでドン引きされたら、ポルノのライブ中の私なんて見たら友達辞めたくなるかもね!!



<M8> Aokage /ポルノグラフィティ

構図が新人シンガーソングライターのアー写かな?

って感じでちょっと笑いましたごめんなさい。

Aokageは外の雰囲気と合うな〜良いな〜
この辺でやっと、今回歌ってるポルノの曲は基本的に昭仁さんが作った曲メインなんだということに気付きました(zombiesは晴一さんとの曲だけど)
これにも意図があるのかな〜と思ったり。



<M9> 旅せよ若人/fairlife

因島から大阪、そして東京と、知らない土地でがむしゃらに進んできた昭仁さんが歌うからこそ、より一層伝わるものがあるなぁとしみじみ思った。
大人から子供へ、先輩から後輩へ、先を進んできた人たちから先へ生きていく人達へのエールって感じでとても良い。



<M10> ワインレッドの心/安全地帯

い、い、色気〜〜〜〜〜!!!!

玉置浩二ご本人の渋い色気とはまた違った、少し哀愁のある色気というかなんと言ったら伝わるかわからないけど、色気!!とにかく色気!!

そして演出も良い。
夜景と、じんわりとした赤ともオレンジとも取れるカラーの照明…好き…照明さん天才…

ただランプだけはMIU404の志摩の過去シーンの事が過ぎって違う意味で心臓がぎゅんとしました(観た人にしか伝わらない)



<M11> だから僕は音楽を辞めた /ヨルシカ

これも親和性やばいシリーズだわ。
岡野昭仁色に染めてる。



<M12> 丸の内サディスティク /椎名林檎

はーい好きでーーーーーーす!!!!

「リッケン」の巻舌がはちゃめちゃに好き。
というか岡野昭仁のラ行が好き。
とにかく好き。

岡野昭仁がラリルレロって言ってるだけの音源作って欲しいくらい好き。


そしてたすくさんのギターもめちゃくちゃかっこいい。ギターも歌ってるとはこの事…



<M13> 真夜中のドア /松原みき

初めて聴いた曲だったけどめちゃくちゃかっこいい曲だな!?!?
即Spotifyでお気に入り登録しました。

あと岡野昭仁と女性目線の曲の親和性ってやばすぎない?
もしかして前世が色んな経験を積んだ女性だったりするの?



<M14> 未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE

一音目からうま過ぎて笑ってしまった

うっま…びびるほどうっま…
え?どういうこと?うますぎんか?
終始ずっと「うま…」しか言えなかった。
天才じゃんよ…

というか昭仁さん年々歌上手くなってるよね????
聴くたびに最高が更新されてくんですけど????

聴くたびに好きにさせられる…沼…




<M15> Shaft of light /岡野昭仁

新曲〜〜〜!!ふ〜〜〜!!
めっちゃかっこいい!!

昭仁さんがポルノで培ってきた事と新しいことを融合させたって感じがする。
今後がめちゃくちゃ期待させてくれる曲!!!



<M16> 光あれ /岡野昭仁

この曲のイントロ流れた瞬間に泣いちゃう芸人なんですけど、やっぱり泣きましたありがとうございました。

ライブは終わりだけど、明日はまたここから始まるよ。進もうよ。っていう終わりだけど始まりな感じがしてすごくすごく良いライブの締めだった。




長々と書いてきたけど、このライブを通して私が1番感じたのは、昭仁さんの

楽曲や人に対するリスペクト


白日のところでも書いたけれど、リスペクトを持ってするカバーは本当に曲の良さが伝わる。
多分今回のセトリの中に聴いたことない曲があった人も、原曲を聴いてみたいと思った人が多いはず。
リスペクトを忘れずに挑んだからこそ、楽曲の良さを損わせず、且つ岡野昭仁の色に染め上げられたんだと思う。

そしてこのライブの中でもう一つ見えたのは晴一さんへのリスペクト。

勿論長く一緒にやってこれてるから、そもそもリスペクトはお互いに持ってるだろうけど、今回それがより強く感じた。

勝手な印象だけれど、昭仁さんは職人、晴一さんは創造する人という印象があった。
もちろん昭仁さんにもその要素はあるし、晴一さんだって職人の要素ももちろんある。

だけど今回昭仁さんは1人で活動することで晴一さんの創造力の高さをより感じて、自分の創造力を上げようとしているように見えた。
そしてそれをポルノグラフィティ還元しようとしている。


それは20年以上突き進んできたポルノグラフィティが、またパワーアップするって事。
ファンとしてこんなに幸せなことある?

「全盛期はこれから」


東京ドームで言っていたこの言葉はきっと実現する。



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