もっと気軽に話をしていいし、話を聞いていい

先日、「占い」をしてもらった。

占ってもらった時間はたった２０分くらい。
内容的には、手相を見てもらって、その後にタロットカードを引き、見てもらうというもので、この手の占いをよく使っている人なら、特に真新しいものはないと思う。

２０分だから、そんなに深く突っ込んだ話もしないし、聞きたいことを本当に一つに絞って聞く程度のものだ。
２０分でお値段は1000円。期間限定価格で安かった。

時々こうやって占いなどを使うのは、とても良いことのように思う。

占いが当たるかどうかということではなく、むしろ大事なのは、何かを利用して人と特別な関わりを持つ時間だ。

たしかアメリカとかではカウンセラーがいるのは当たり前で、日本はカウンセリング受けることを恥と思う思考…というのがあったはずだけど、この風習は早く消えるべきだと思う。占いもカウンセリングもそうだけど、もっとカジュアルに受けるべきなんだよ。深刻化してからじゃなくてさ。

— ぷに@占癒師 (@3pnir) September 9, 2019

僕は占いは好きだからたまに占ってもらうけど、そんなに多い方ではないと思う。年に１回か２回ほどだ。
それでも、「今、迷ってるな」とか「今、人生のターニングポイント来てる！？」とか思うことは時々あるので、そんな時に誰かに占ってもらう。

今回がそういう時だった。何か明確に悩み事があるわけじゃないけど、モヤモヤしている感覚。僕はけっこう内心迷いがちだしブレるので、年に数回ほどこうして袋小路に入ることがある。
そんな時に占いを使っている。もちろん、占術者のやり方とかも好奇心で観察している。

ささいなことだけど、時々こうやって、誰かと話をしたり、話を聞いたりして、他愛ないことでもちょっくら気軽に話すのは大切だと思う。
僕みたいに、必要がなければ人と話さないような人は特に。

何かに煮詰まったら、カウンセリングを使うのもいいし、占いでもいい。お金を払ってもいいから、知らない誰かに話を聞いてもらうのはとても良いことだと思う。

思うに、カウンセリングなどのサービスって、「心理的になにも問題を抱えてない人が行ってなんの意味があるの？」と思うかもしれない。
僕がまさにそう思っている。

でも、カウンセリングを日々やっている人って、人と話すこと自体が好きだろう。それに、今の社会では、カウンセリングを受けるなんて、メンタルが崩れてきて医者にかかった方が良いような人がギリギリになって駆け込んでくるようなイメージがある。
そんな人たちばっかり相手にするカウンセラーも、顔には出さないけど、参ってるんじゃないかな。あの人たちも人間なんだし。

そんな中、自分の抱えている悩みがそこまで深くなくても、ちょっと相談したい、誰かに聞いてもらいたいみたいな気持ちで、メンタルが一応健常な人がやってきたら、相手にとっては「良い気晴らし」になるんじゃないかな、と思う。

相手にとっても、「何気ない会話ができる気楽な人」というのは、それだけで救いになると思うんよ。（僕がそういうのになれているかは知らん）

そして、こちらは話すことによって気が楽になる。
ちょっと行き詰まりを抱えているなら、誰かに話すことで気分転換ができる。

結構良いことが多い。占いでも同じ。
というか占いは、話を聞くことに加えて、面白いゲームをしているような感覚になれるから、気軽に話をするという意味ではかなりオススメなのだ。

台風一過で気分を一新し、普段来ない浅草の観光地に来て日常の厄を払い、久しぶりに占ってもらって人の氣を通じて自分を覆っていたエゴという厄を払った。
ついでに浅草寺お参りしてもう一丁厄払いしてこようか。

— ぷに@占癒師 (@3pnir) September 9, 2019

浅草楽しかったです。