インド占星術を始めてみた


インド占星術を知りたくなったので入門書をポチった。

この本は「入門」とは書いているが、西洋占星術の概要をある程度知っていることを前提に書かれている。
でも日本では西洋式占星術が多く、インド式だけ知っている人やインドから入る人はあまりいないと思う。ので、西洋占星術を理解してからこれを読むとスムーズに理解が進む。

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インド占星術を知りたいと思ったのは、占星術の古典的な文献を振り返っている本を読んでいると、所々で「インド式」という言葉が出てくるから。

西洋の伝統占星術も、インド占星術がどうやら源流になってるらしいというのがわかった。最近は現代に普及している西洋占星術もだいたい理解したので、伝統に遡ってみるためにインド式をやってみようと思った次第。
(よくよく調べてみると、西洋式もインド式もルーツが同じというだけで、西洋式の源流がインド式というわけではない……のかもしれない。これはまだ調べてる途中だ)

その他にも、僕が個人的に、インドのヨガとかアーユルヴェーダの思想が好きだから、興味を持って入れると思った。
要は、知りたかったということだ。

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古代のインド式は、「心理分析、パッションや直感リーディング」寄りの現代西洋占星術とは異なり、「正確さ、的中率、論理的リーディング」寄りの方法らしい。
論理的思考力の発達している男性は、インド式の方がとっつきやすいという話も聞く。

僕が少し人をリーディングしてきた中では、たしかに現代西洋占星術は相手の性質や心理傾向までは詳しく知れるけど、じゃあどうすればええねん?みたいな「その先の活かし方やもたらされる具体的結果」の部分に弱いなとは感じていた。
これは僕の読みが未熟というせいもあるだろうけど。

だから、これからインド占星術によるホロスコープにも挑戦してみて、それぞれがどんな結果になるのか、どんな差が現れるのかを見てみたい。

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ざっと入門書を読んで、試しにいくつかチャートを描いてみると、
西洋と東洋(インド式)の異なる流れを受けた占星術の、それぞれのやり方を見ていくと、その背後にある西洋的な思想と、東洋的な思想の違いがなんとなく見えてきた。

そのの思想に思いを巡らせると、それぞれの占星術がどういう方向で発展し、今はどんな使い方になったのかも理解できた気がする。
面白いな。こうしてみると、占星術に限らないけど、歴史を遡ることは大事なんだな。当たり前を疑う視点が身についてくる。

なんかすごく外国語を学んでいる感じがする。

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