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アラスカ沖M8.2

2021年7月29日、日本時間15時15分、アラスカ沖を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生した。震源の深さは32.2km、津波警報が出されたものの、海面の変化は僅かであった。

7月3日23時半頃に太陽でX1.5の大規模フレアが3年10ヶ月ぶりに発生し、これは大型地震の前兆となるだろうと見ていたが、やはりという感であった。地震の方もマグニチュード8クラスは、今年に入って3月5日にケルマディック諸島でM8.1の地震が発生して以来なので、しばらくぶりである。ともあれ目立った被害は無かったと見られ一安心というところだ。

このたびの地震原図は7月10日の新月図。震源のアラスカ沖は新月図IC木星が通る子午線上に位置していた。(Google Mapで黄色の縦線)太平洋を大きく囲む赤い円は、太平洋の中心に位置する太陽-月のMC合の位置を中心として、IC木星とICジュノーを繋いだ大円である。震源地はこの円と先ほどのIC木星の子午線が交わるエリアであった。木星ICの地震は巨大化することが多いのである。

名称未設定

発震日の地震イベント図では、木星みずがめ29度、火星しし29度、セレスおうし29度のTスクエアが成立した時間帯がトリガーとなった可能性が高い。天体位相は2天体の組では威力は小さいが、3天体以上の組み合わせとなると威力が増大する。29度という角度もサイン移行直前の押し迫った状況を示し、最も圧力が高い度数といえる。

発震時刻は月のノードが子午線と合、先程のICセレスに加え、リリス(月の遠地点)もIC合の位置にある。ノードには金星がTスクエアで参加している。震源は木星-火星-セレスと、ノード-リリス-金星の2つのTスクエアが関与する位置がICにくる時間帯にあり、これがトリガーとなったと推測する。月のリリスは天体回路のエネルギーが放出される特異点と筆者は見ているので、興味深い結果となった。

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