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【卒業生インタビューvol.1】翻訳家兼Webライター山﨑まりあさん

こんにちは!ワークキャリア公式noteです。

今回はワークキャリア3カ月プランの卒業生で、翻訳家兼Webライターとして活動されている山﨑まりあさん(@SkyTea1058)にお話をうかがいました。

まりあさんの現在の活動

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――現在どのような活動をしていますか?

今は日英・英日翻訳とSEOライティングがメインです。

ライティングは、日本酒のメディアで執筆しています。実はお酒がまったく飲めないのですが、記事で扱うお酒の歴史や文化背景はとても興味深いですね。SEOライティングでリサーチしたことを記事にまとめて、それが知識として蓄積されていく部分が楽しいです。

翻訳では、日本語で書かれた記事やコーポレートサイトの英語化、英語で書かれたニュースや企画書、取扱説明書などの日本語化をする仕事がメインです。クラウドソーシングの案件や、ワークキャリアを通して知り合った方からお仕事をいただいたこともあります。

その他にも、YouTubeコンテンツの作成に出演者として携わったり、中小企業の社長の方々が集まる読書会コミュニティの運営に関わったりといった仕事もしています。

――いろんなことにチャレンジしていますね!大変ではないですか...?

大変だと思うこともありますが、今はとにかく目の前のチャンスを大事にしたくて。どの仕事も自分に必要な学びがあるので、楽しいですよ。

たとえば、翻訳とライティングに関して言うと、日本人に対して物事を伝えるという点で共通していますよね。なので、ライティングで得たスキルが結果的に翻訳にも活かせている実感があり、両方にチャレンジしてよかったと思います。

ワークキャリアを受講した経緯

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――ワークキャリア受講前は、どんな生活をしていたんですか?

大学生だったので、就職活動をしていました。キャビンアテンダントを目指して、就活スクールにも通っていましたね。大学が外国語系だったこともあり、英語を活かして海外で働きたいと思っていました。

でも、新型コロナウイルスが流行して、航空会社が採用をストップしちゃったんです......

これがきっかけで、自分のキャリアをもう一度考え直してみると、自分が会社に属して働くことに疑問が出てきて。

親からは「自分で事業を起こして社長になれば良い」と言われていましたが、やり方も分からず自信もありませんでした。そんな中、Webフリーランスの働き方なら自分にもできるかもしれないと考え、ワークキャリアの受講を決めました。

ワークキャリアで学んだこと

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――ワークキャリアで得たことの中で、一番大きいと思うものは何ですか?

「自分の人生について真剣に向き合ってくれる人たちに出会えたこと」だと思います。

Webフリーランスの道を選んでみたものの、参加当初はフリーランスとして自分の英語力が活かせる仕事を具体的にイメージできていませんでした。なので、ワークキャリアでは英語とは関係のないサイト制作を学んでみるつもりだったんです。

でも、メンターとの面談で原体験から自分の人生を考える中で、将来の自分のために今やるべきことはライティングと翻訳だと気が付きました。

また、人生について真剣に考えてくれた人たちのためにも、自分のキャリアを一生懸命作って貢献したいと心から思います。この気持ちが、キャリアアップ期間のモチベーションにもなっていますね。

――スキル面では、どのようなところが成長したと感じますか?

自分が持っている強みを理解し、売り込んでいく力が付いたと思います。その重要性も知りました。

私は外国語系の大学に通っていたので、周りの人は英語が堪能な方ばかり。英語はできて当たり前の環境にいたので、自分レベルの英語力でフリーランスとして収入を得る自信はありませんでした。英語を使う仕事といえば、通訳士や海外勤務などのハイレベルな英語力を求められるキャリアしか想像できていなかったのもあります。

ワークキャリアに参加して、翻訳の仕事に提案してみたところ、案件を獲得できたんです。このことで、自信をもって自分にできることを積極的に売り込んでいこうと思いました。日本にはTOEICの点数を重視してくれる企業も多いですしね。

この3カ月間で、翻訳家としての将来の方向性や、ライターとしてのステップアップについて考えることもできました。

キャリアアップ期間に参加してみて

――合宿後のキャリアアップ期間にも参加しておられますが、受けてみての感想を教えてください。

オンラインで進行するので、基本は自走している(自分で考え、自力で仕事をしている)のですが、ワークキャリア全体から見守られている安心感はありましたね。

合宿期間とは違って、プライベートとフリーランス活動のバランスのとり方を学べました。キャリアアップ受講生専用のslack上では、合宿期間を一緒に過ごした同期たちの活動報告を見ることができて、それがモチベーションの1つでした。

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――キャリアアップ期間では現地期間とメンターが交代しましたよね。戸惑いはありませんでしたか?

新しいメンターと知り合えて、さらに視野が広がったので逆によかったですね。面談で知らなかった情報を教えてもらえることもありましたし。

日々の何気ないお話も楽しくて、メンターのサポートは心の拠りどころにもなっていたと思います。

メンターのまつさん(@mats2_n)は、ライティングやサイト制作、ディレクションなど、Webに関連する幅広いスキルを持った方でした。大きな仕事を経験されている一方で、ライフワークバランスも大切にされているのが印象的でしたね。

面談では、毎回のように「自分で考えて、改善しながら行動できることがフリーランスにとって大切なこと。まりあはできているから何も心配していない。大丈夫」と言ってくれました。自分を認められず、自信が持てなかった私にとって、最も心に残っているアドバイスです。

他には「実績を明確な数字で認識する」や「目標が達成できなくても自分を褒める」など、具体的なアドバイスもいただきました。

キャリアアップ期間のメンターサポートで、仕事の捉え方や取組み方、モチベーションの保ち方のアドバイスをいただけたのは、とても良かったと思います。

今後の展望

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――今後はどんなことに取り組んでいきたいですか?

ライターとしては、編集やディレクション業もやってみたいです。今ちょうど、知り合いの方からディレクション案件のお話をいただいていて、挑戦してみようと考えています。

翻訳では、コラムや絵本などを訳す仕事をしてみたいです。今はまだ、ニュースのような事実に基づいた文章を翻訳することが多いので、心の通った文章を扱ってみたいです。翻訳家として仕事の幅を広げる一歩として、海外の企業や海外版クラウドソーシングで営業をするための準備も進めています。

――最後に、未来のワークキャリア受講生に伝えたいことはありますか?

「とりあえずやってみる」ってすごく大事だと伝えたいです。実績や経歴がなくても、まずは挑戦してみてほしいなと思います。

あとは、ワークキャリアのような何かのコミュニティに参加してみるのも良いですね。コミュニティの繋がりからお仕事をいただけるチャンスがたくさんあると思いますよ!

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一度はキャビンアテンダントを志したものの、新型コロナウイルスの影響で計画は白紙に。自分を見つめ直し、メンターとともに見つけた新たな目標に向かって、前向きに取り組んでいる姿が印象的でした。

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(取材・文 あまのこなみ)

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