4月30日

 子が少年野球を始めた。あのインターネットで悪名高い、親の負担が尋常でないという噂の少年野球チームにこの度正式加入することになったのだ。但し今のところ低学年のうちは全てに参加する必要はないとのことで、ひとまずは安堵している。そもそもが低学年だけでは9人に満たないようなチームなのだ。このままでは試合をすることもできない。これも少子化か、野球人口の減少の現れなのだろうか。
 先日、一足先にゴールデンウィークに突入した私は、代々木公園の傍の中華料理屋で悪い人たちが昼から酒盛りをしているという情報を聞きつけて現地に向かった。4人掛けのテーブルに5人の大人が身を寄せ合って座り、テーブルには所狭しと点心や羊肉、高いワインが並んでいた。
 その中の子供が野球をやっているという人から、少年野球はママ同士の揉め事が絶えず、確執があるから気をつけろとアドバイスを頂いた。話を聞くに独特の世界が形成されているようだった。
 子の入ったチームは揉め事はどうやらないようではある。ただ、個人的にどうしても気になったのは、いい年して集まった母親同士が○○ちゃん○○ちゃんとお互いを呼び合っているのは、ついていけないなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?