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【活動レポート】PMIルールメイキングスクール1月の活動報告

PMIルールメイキングスクール、1月の活動についてご報告いたします。

PMIルールメイキングスクールでは、ルールメイキングに関する、全12回の体系的な講座を毎月開催しています。

1月は、第7回の勉強会、PMI官僚コミュニティとのコラボ企画を開催しましたので、それぞれ紹介していきます。

スクール第7回「地方を味方につける方法~政策の実験場を使いこなせ!~」

1月25日(木)に、スクール第7回「地方を味方につける方法~政策の実験場を使いこなせ!~」を開催いたしました。

群馬県知事戦略部交通イノベーション推進課長でPMIの理事でもある田中佑典さんに登壇していただきました。

当日は、次のようなタイムスケジュールで勉強会を進めていきました。

1月のタイムスケジュール

田中さんの講義では、事業の推進にあたり、「自治体を活かす」という視点を持つべきこと、自治体を活かす際に、何を考えて行動すべきなのかをテーマとして、①自治体はどのような構造になっているのか、②自治体と組む意味やそのタイミング、③自治体のボトルネックはなにで、どういったことが響くのか、の3点について、具体的な事例を交えつつお話ししていただきました。

①の内容として、地方自治体が、国と異なり議会と首長という二元代表制になっていることを踏まえたうえで、地方自治・議会・執行機関のそれぞれの仕組みについてご説明いただきました。
②の内容として、①でみたように、国と比較して執行機関の権限が強いことから社会実装をスピーディに進められる可能性があること、自治体と連携したという実績が信頼獲得につながり、その後の調整をスムーズにすることなどをご説明いただきました。
③の内容として、自治体の予算の大部分が義務的な支出であることから、予算制約がタイトである点、規制する法令がある場合には、その枠内でしか進めることができないという法令上の制約がある点をご説明いただきました。

講義のあとは、自分が新型モビリティ「自走型ロープウェイ」を開発するスタートアップの政府渉外担当であるとして、自治体から「自走型ロープウェイ」の受注を増やすためのロードマップを描くにあたってどのようなことを考えるべきかというテーマで、ブレイクアウトルームに分かれてディスカッションを行いました。

PMI官僚コミュニティコラボ企画

1月27日(土)に、PMI官僚コミュニティのみなさんとのコラボ企画を開催いたしました。
今回は講義後ディスカッションをするという形式ではなく、スクールの第2回で扱った「ライドシェア」をテーマに、最近の動向を受けて異なる観点からディスカッションを行った後、官僚メンバーに裏話をしてもらったり疑問などに答えてもらうというフリートークを行いました。

当日は、次のようなタイムスケジュールで進める予定でしたが、ディスカッションのあと、盛り上がって30分フリートークの時間を延長しました!

11:00までの予定だった「聞いてみよう!」のパートは11:30まで行われました。

ディスカッションテーマは以下のものです。第2回のスクールではライドシェアをどうやってアジェンダ化するかというテーマでしたが、実際にアジェンダ化され、具体的な改正内容が出た現状を受けて、ライドシェアがどうあるべきかについてディスカッションしました。

PMIルールメイキングスクールについて

PMIルールメイキングスクールは、第一線で活躍するルールメイカーとともに、具体的なケースをもとに方法論やナレッジを学び合い、議論し、つながるコミュニティです。

PMIでは、過去2年半にわたって、PMIルールメイキングスクールの前身であるPMI Legal Communityを運営し、ルールメイキングに関する勉強会を毎月開催してまいりました。

PMIルールメイキングスクールでは、2年半のコミュニティ運営によって蓄積された知識をもとに、体系的な全12回の講義を提供いたします。

ルールメイキングについて1から学べるカリキュラムとなっておりますので、前提知識を問わず、ルールメイキングに関心のある全ての方を対象としております。

現在、会員募集中ですので、興味のある方は是非お申込みください!

https://pmi.or.jp/legal/


【団体概要】
名称:一般社団法人Public Meets Innovation
設立日:2018年10月1日
HP:https://pmi.or.jp/

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