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【活動レポート】PMIルールメイキングスクール第1回:なぜルールメイキングが必要か/明日から試せるルールメイキング思考の習慣(規制のサンドボックス等の実例を題材に)

2023年7月20日、PMIルールメイキングスクール第1回、「なぜルールメイキングが必要か/明日から試せるルールメイキング思考の習慣(規制のサンドボックス等の実例を題材に)」を開催いたしました。

PMIルールメイキングスクールでは、ルールメイキングに関する、全12回の体系的な講座を毎月開催しています。

第1回は、会員同士の親睦を深めるべく対面会場を用意し、オンライン会場とのハイブリッド開催で行いました。

以下では、スクール当日の様子を紹介していきます

PMIルールメイキングスクールの紹介

当日は、以下のようなタイムスケジュールで進行していきました。

最初は、PMI代表理事の石山や、PMI理事の南から、PMIやPMIルールメイキングスクールの紹介を簡単に行いました。

改めてPMIのビジョンや、PMIルールメイキングスクールの目的を共有することで、コミュニティの団結感を生み出すことができました。

片岡さんによる講義と質疑応答

その後、片岡さんから講義をしていただきました。

スクール第1回は、スクールの今後の講座の導入をすることを目的として、講義を行いました。

まず、ルールメイキングをするにあたって、どのような順序で考えていけばよいかという点について、以下のような「ルールメイキング思考」の紹介がありました。

その後、「無人カラオケが日本でNGなのはなぜか」、「遠隔服薬指導はなぜダメだったか」といった具体的なケースをもとにして、ルールメイキング思考の実践方法を学んでいきました。

講義の後半では、官庁側の思考過程や、規制のサンドボックス制度の概要についてなど、今後の講義で度々登場する事項も概要を学びました。

今後の学習の導入となるだけでなく、知的好奇心が刺激される充実した講義となりました。

講義のあとは、質疑応答の時間を設けました。
初回から活発に質問がなされ、非常に充実した質疑応答となりました。

例えば、次のような質問がなされました。

・最初に巻き込むべきステークホルダーの見極め方や、巻き込んでいくためのポイントはあるか?

・規制のサンドボックス制度について、内閣官房が窓口になっていることのメリットをもう少し具体的に教えてほしい。

・サンドボックス制度を申請して、これが承認されるためのハードルはどの程度のものか?

会員同士の交流会

講義が終わったあとは、会員同士の交流会を行いました。

対面会場だけでなく、オンライン会場でも複数の部屋に分かれ、会員同士で自己紹介等を行いました。

対面会場の様子

ルールメイキングに関心のある人同士のつながりを作ることも、PMIルールメイキングスクールの重要な役割と考えています。

今後は、講義以外にも会員同士の交流の場を作っていけるよう、様々なイベントを開催していく予定です。

PMIルールメイキングスクールについて

PMIルールメイキングスクールは、第一線で活躍するルールメイカーとともに、具体的なケースをもとに方法論やナレッジを学び合い、議論し、つながるコミュニティです。

PMIでは、過去2年半にわたって、PMIルールメイキングスクールの前身であるPMI Legal Communityを運営し、ルールメイキングに関する勉強会を毎月開催してまいりました。

PMIルールメイキングスクールでは、2年半のコミュニティ運営によって蓄積された知識をもとに、体系的な全12回の講義を提供いたします。

ルールメイキングについて1から学べるカリキュラムとなっておりますので、前提知識を問わず、ルールメイキングに関心のある全ての方を対象としております。

現在、会員募集中ですので、興味のある方は是非お申込みください!


【団体概要】
名称:一般社団法人Public Meets Innovation
設立日:2018年10月1日
HP:https://pmi.or.jp/



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