「プロジェクションマッピング実践ワークショップ(初級編)」を開催しました!

はじめに

今や「プロジェクションマッピング」という言葉の物珍しさや、単純な真新しさは薄れているといえますが、
それでもマッピングは企業の展示や広告など、生活の中に在るだけでいまだに人々の目を惹きつけてしまう「求心力」がある表現技法といえるでしょう。

そんなマッピング制作への第一歩として、当協会ではワークショップなど開催しています。ぜひご注目ください!

本記事では一部ではありますが、3月10日に実施した「プロジェクションマッピング実践ワークショップ(初級編)」の模様をお伝えします。

第1部 マッピング事例の紹介、そして考え方について

第1部として、協会テクニカルスタッフの繁竹より、マッピングに関する基礎知識をセミナー形式で紹介しました。
プロジェクターの選び方や、解像度について、様々なPMソフトの紹介などなど、盛りだくさんの内容です。

セミナーの中では世界各地のマッピング事例も紹介。
ディズニーリゾートなど、テーマパークの事例はやはり全国的に有名ですが、海外まで視野を広げるとまだまだ見たことのないような表現が溢れています。

観光産業が盛んな国では「光の祭典」も人気ですね。
業界が盛り上がるほど、新たな技術も生まれやすいと思います。

フランス・リオンで100年以上の歴史を持つ祭典「fete des lumieres」
オーストラリアの「VIVID SYDNEY」などはまさに世界最大級の光の祭典といえる

第2部 マッピング制作に挑戦!

今回使用するソフトは「Resolume Arena7」です。
このソフトは主に、映像を切り替えられるようカスタマイズするためのVJ(ビデオジョッキー)用ソフトであり、
映像を使ったライブイベント等で使われることが多いソフトです。

実はこのResolume Arenaには、任意の形に映像を変形・切り抜きして配置できる機能(=マッピング機能)があり、VJソフトとしてだけでなく、プロジェクションマッピング作品の製作現場でも使用されています。

今回はこのマッピング機能の使い方を練習していきました。

まずは壁に簡単な図形を貼り付けて、マッピングの対象物を作ります

操作には慣れが必要ですが、理屈が分かると直感的な操作でマッピング調整をしていくことが可能に。

貼った図形に合わせて、マッピング調整

一度形を整えてしまえば自由に映像を貼り付けながら作品を検討していけるので、ここが正念場です。

この作業を繰り返していくと、、、

コピー用紙を使った簡単な図形にマッピングができていきます!

このように小規模なものでも十分に人目を惹くことができそうです。個人で制作し楽しむこともできますね。

たった数時間という短い間でのインプット・アウトプットでしたが、プロジェクションマッピング制作の第一歩として、有意義な時間になったかと思います。

次回は4月21日!

こちらの「プロジェクションマッピング実践ワークショップ(初級編)」
次回は4月21日(金)に開催予定!
6名限定の少人数講座となっていますので、興味のある方はお早めに!
マッピング協会会員の皆様はお得な優待価格でご参加いただけます、ぜひご検討ください。

お申し込みフォームはこちら!
https://survey.zohopublic.com/zs/VDBUOm

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