【バックギャモン】第1回マカオオープンのあれこれ(1)
既報の通り、第1回マカオオープンが2/23~25に行われ、オープンクラス準優勝しました。この結果を受けてJBS会報へ寄稿したのですが限られたスペースでは書ききれずむしろ書けなかったことのほうが多かったためこの場にて数回に分けていろいろと書きたいと思います。
・JBS会報には必ずしもここに書いていないことだけを書いたわけではありません。
1.出ようと思ったこと
マカオでの大会については結構前から話があったような気がします。その時はそれほど気に留めなかったのですが、王位戦で大々的に告知され、しかもその王位戦でベスト4まで勝ち上がったことで(気を良くしたこともあり)参加してみたいと思うようになりました。特に第1回ともなればなおさらです。あとは「それ以外の条件」をそろえるだけです。それは「仕事上の条件」です。都合上、おそらく2年の間に「好きに休みを取って海外に行く」ということができなくなりそうなので、これが「最初で最後のチャンス」である可能性も考え「何としてもここで行く」と決めることにしました。上司へは(3か月も前に)単に7連休を取るとしか言わなかったのですが特に理由は聞かれませんでした。とてもありがたいことです。こうして条件がそろい、マカオ行きが決まったわけです。
・会社に話する前に旅行手配も済ませて既成事実を作っていたことは内緒。
次はパスポートです。何せ前回の海外は高校の修学旅行だったので当然失効しており新規で取らないといけません。1回目の申請は写真でハネられてしまい2回目の申請で通りました。やはりちゃんとしたところで撮らないとダメですね。
2.事前準備
準備を始めたのは2月になってからです。今回準備したのは以下の2点です。
(1) マッチの練習
今回は11ポイントマッチなのですが、持ち時間が「90秒」、つまり11ポイントマッチが「16分30秒、ディレイ12秒」と短いのでこれに慣れていないと大変なことになります。私のことを良く知っている人は「どうせ余るでしょ」と思っていると思いますが、私だって考えるところは考えるので慣れておいて損はありません。そこで始めたのは「自分対自分をマカオの持ち時間で練習する」でした。が、これは微妙でした。自他の考えを一緒くたにして行うため90秒の持ち時間にして考えても半分以上残してしまうのです。やはり対人でないとうまくないと考え、機会は多くないながらも直前の2/18に行った赤坂例会では「5ポイントマッチを10分で設定するが、自分だけは7分のつもりで試合する」ということをやっていました。おおむね2分程度は残す感じで、思ったよりは使った感じです。やはり対人でちゃんとやらないと練習にはなりにくいのかもしれません。
(2) 現地移動の準備
現地では観光のために大会の前後1日ずつ取っています。そこで観光情報を事前に集めていたのですが、どうやら「バスやタクシーでは英語が通じないことがある」らしいということがわかりました。英語が苦手な上に中国語はもちろんポルトガル語もできない私は事前に行くことが決まっている、または行きたいと思っている場所を決め、ノートに書いておくことにしました。
ポルトガル語はわからないので中国語と英語で書いておきます。タクシーでこれを見せれば連れて行ってくれるはずです。
まあ、これを作ったのは行きの電車の中でなんですけどね…(やろうやろうと思ってやってなかった)
3.出発当日
私の住んでいる場所からは成田エクスプレスで行くのが楽ですので新宿から成田エクスプレスで移動。搭乗手続きをして昼食の店を探していたところ同じくマカオへ行く瀧宮さん、松浦さんと遭遇し蕎麦屋で昼食。そばは1週間食べることないですからね(ラーメンは食べるでしょうけど)。成田空港見学も3人で。こうなるともはや「大人の修学旅行」のノリで若返った気分になります。2人とも私よりはるかに年下なんですけどね。
搭乗ゲート前でMochyとMochyママ、Samさんに合流。この日は成田から6人がマカオへ向かいます。15:30離陸、そして1時間ほどですぐに機内食が出てきます。
早いなーとは思っていたんですが後日Mochyとこの話をしたときに「早めに食事出してしまえば呼ばれることもないから」とのこと。理にかなっていたんですね…
マカオビールは明らかに日本のビールと違う。見ると「モルト100%」。地ビールって感じよね。おいしかったです。
現地時間20:00に到着。マカオは時差が1時間でほとんど時差はありません。搭乗時間は5時間半ですが、私は遠征慣れしているので「ちょっと長く乗ったな」程度です。インターネットが使えないという制約のほうがどうかなという感じだったので事前に本(電子書籍)を2冊買って読み切っておきました。
飛行機を降りるとむわっとした湿気。この日の日本は寒かったのですが圧倒的な体感温度の差で一瞬「あっつ!」と思ったくらいでしたが気温自体はそうでもなかったようです。出国審査を終えるとマカオオープンの主催者Apolloさんが出迎えてくれました。会場近くのハーバービューホテル宿泊の4名はApolloさん手配の車で移動します。空港から移動する車窓から見えるマカオの光景に「まるでラスベガスじゃん」と思いました。華やかすぎるでしょ!と。尤も空港のある付近、「コタイ」はいわゆるIRが多いこともあるためこのような雰囲気であるようです。
マカオ東側の橋でマカオ島に入り、ほどなくハーバービューホテルに到着。英語が苦手な私でもなんとかチェックインを終えたところでMochyから夕食のお誘いがありました。場所は近場のイタリアン、Apolloさんがおいしいと言っておりそこへ行こうとのこと。早い機内食で多少空腹であったこともあっていくことにしました。外に出るとホテルの目の前にはSandsの巨大なカジノがあるのですがそれ以外は普通の夜の光景。海沿いを歩いて目的地へ向かいます。
大仏は工事中のようで。海沿いにも見どころがあったり、旧正月明けとはいえまだその雰囲気を残したオブジェもあったりして面白いですね。
22時近くになって店に到着。私はビールとパスタ、共通で前菜を1品。300HKDお支払いで6000円くらい。日本の感覚としては少し高いかな。物価感については別の記事で改めて。
夕食後は海沿いではなく陸側を歩いていくことに。店のある付近はカジノや高級ホテルが多くまさに「不夜城」という感じです。
日本でこんな場所は思いつかないので私には刺激の強い場所ではありましたね。とても面白いですが。
こうして到着1日目は終了。2日目は観光しようと思っています。
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