本音......?

noteではお久しぶりの井荷麻奈実です。

私が創作活動の引退を考え始める理由について、誤解されている人が思ったより多いので、改めて説明させていただきます。

一言で言えば「創作で得るメリットよりデメリットの方が多くなったから」です。


私はこれまで1年弱の間UTAUプロデューサーの成り損ないのような、DTMerの成り損ないのような活動をしてきました。今年4月のボカコレにも(玉砕覚悟で)参加し、短いキャリアの中でも 決して少なくない数の人々に私の曲を知らしめることが出来たのではないかと思っています。
最近ではYoutubeのチャンネル登録者も300人を超え、こんな私ですがファンとして応援してくださる方も増えてきたのだなと思っていました。

...思いこんでいました。

思い込んでいました。つい最近まで。

1ヶ月ほど前から、自分が音屋として着実に有名になりつつあるなんて妄想がただのハリボテであることが 少しずつ明らかになっていきました。此方の目線から評価する身勝手な言い方になりますが、私の身の回りで「ファンだと思っていた人に裏切られる」という経験が相次いで起こるようになったのです。

ある人は、私の曲が好きだと言ってTwitterで相互になったのですが、ある日急に血相を変えて高圧的な態度で私の技術を批判してきました。私は真摯に対応しようと思ったのですが、彼はツイートを消して逃げてしまいました。

相互になった頃に私にくれた愛は最初から偽物だったのか。私は悲しくなり、その後に大いに腹を立てました。
またある人は、そんな自分を案ずるような発言を投げてきました。私が真面目に受け取り一言返したかと思えば、捨て台詞を吐いて相互の枠から去ってしまいました。

私への興味はその程度だったのか。私はさらに悲しくなりました。
現に『ユメユメ』以降で大きく評判のあった曲を作れていないので、私がこれ以上創作を続けても何もいいことが無く、このようなマイナスの影響を受け続けるだけかもしれない。
それでも、次の曲でまたバズって、純粋なファンを増やせればあるいは。一握りの希望、引退か活動継続かを賭けて『わたしわたしわたし』の制作・公開を決意しました。

しかし蓋を開けてみれば、界隈の大御所である『けだるぎ』氏、『x0o0x』氏や『全てあなたの為です。』氏など投稿日を近づけられ、満足の行く宣伝効果を得られませんでした。

作品公開後に私はTLへの浮上を辞め、考え続けました。ここから巻き返す方法は、まだ何かあるはずだ。

しかし、現実は非情なものです。

私の引退のチラつかせ方が悪かったのかもしれませんが。さらに多くのファンに裏切られる結果を産んだのです。

ある人は私の引退の考えを、此方の事情も知らずに「愚の骨頂」「人生の無駄」と痛烈に批判し、ついにブロックされました。
またある人も私の考えについて、空リプで汚い言葉を使って辛辣に批判してきました。

両氏ともに、先のことがあってもきっと裏切られることはないだろう と、此方から信頼していただけあって、私は信じられるものの多くを失ってしまいました。


「100人のファンに背を向けて1人のアンチに付き合うのは不得策だ」のような言い回しはよく耳にします。実際私はこれに賛同する立場です。
しかし、誤解を解く為に言えば、今の私はこれに該当する状況ではありません。

私の目には、今の私にはファンより多くのアンチが存在する、という現実が映っています。

屹度これから新しい曲を作り続けても、増えるのはファンの皮を被ったアンチだけでしょう。現在思いつくだけの、一握りの「裏切られることのないであろう純粋なファン」でさえも、いつ此方に牙を剥いてくるのか分からないと思うと 夜も眠れないのです。


曲作りのモチベーション自体は途絶えたわけではありません。しかし現在の精神状態では、とても新しい曲を出そうという気にはなれません。私には創作を続けられるだけの幸福度が足りていないのです。

井荷麻奈実の存続を望まない方には、お願いがあります。
私を謗るなら、真正面から謗ってください。
アンチなら最初からアンチらしく、堂々と振る舞ってください。
もう誰かに裏切られるような真似はされたくありません。


まだ井荷麻奈実に望みを捨てていない方がいるとすれば、お願いがあります。
私を布教してください。
私への批判を相殺できるくらいまで、ファンを増やしてください。
私にもう一度希望を見せてください。

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