ボカロ投稿曲:フルーツ☆サンド
『フルーツ☆サンド』は4作品目の曲です。
EDMとはちょっと違うかもしれませんが、いわゆるテクノポップのような曲を作ってみようということで始めました。参考にした曲は『CANDY CANDY / きゃりーぱみゅぱみゅ』です。これは前作と違って「あー、なるほど」と思っていただけるかと思います。
『CANDY CANDY』はJPOPの中でもかなり好きな曲です。ポップで明るい曲なのにちょっと切ない感じがする不思議な感覚、シンプルで短いけどかなりの情報量がある歌詞、そして、きゃりーぱみゅぱみゅさんのキュートな歌声、JPOPの良いところがすべて詰まっている名曲だと思います。
今回はEDMによくある典型的な楽曲要素を多く取り入れています。四つ打ちリズムにハンドクラップ、リバースシンバル、サイドチェーンをかけたシンセベースなどです。音源はすべてDAW付属のもので細かいパラメータ設定もしていませんが、それなりに聴けるレベルにはなっているのではないかと思います。
ボーカルはピッチをフラットにした、いわゆるケロケロボイスで、Piapro Studioのパラメータ設定で行っています。
歌詞については、今回はあまり深く考えずに書きました。フルーツサンドが曲のテーマになったのは、ケーキとかパフェのようなスイーツを使いたいけど、それだとちょっとありきたりだなあと思っていた時、たまたまネットで『おすすめのフルーツサンド専門店』のような記事を見たのがきっかけです。曲のタイトルとしては、インパクトのあるものになったのではないかと思います。
ちなみに、フルーツサンドには否定派もそれなりにいるようですが、私は好きなのでよく食べます。
私がこれまで作成してきた楽曲はどれもアレンジの練習という意味合いが大きいのですが、この曲はその中でも典型的な『テクノポップ系の練習曲』という感じになりました。今までの曲と比べると圧倒的に作りやすかったですし、出来上がりのイメージも近いものになりました。打ち込みで打ち込み系の楽曲が作りやすいのは当然なのですが、バンドサウンドをイメージして作成した前作との差は思っていた以上に大きかったです。
この曲を作成したことによって、その後の楽曲制作の方向性が大きく変わったと感じています。
(※これは2021/09/05に他のブログに書いた記事を転載・修正したものです)
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