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プルルンプルン♪ファミファミファ〜♪

知り合いとプリキュア観てたら、君はおジャ魔女どれみも多分好きだぞと言われたので、試しにとYoutubeで期間限定公開されてた35話をポチっと

「瀬川おんぷです♪」

ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん

「MAHO堂を手伝ってるんですってね、ふふっ」

なんなんだ、なんなんだコイツは。この明らかに作られた笑顔。小学3年生なんだろ?可愛いすぎる。俺はおジャ魔女どれみというコンテンツを楽しみに来たのにコイツから目が離せなくなって困った。あーあ、今月のスクショフォルダが紫色になっちまうよ。

どうやらこの瀬川おんぷちゃん、35話が初登場らしい、なんという偶然!

このおんぷちゃんは超売れっ子芸能人で、美空第一小学校に転校してきた魔女見習い、どれみ達と同じ身分である。

初登場の35話では↑の営業スマイルでクラスの男子をメロメロにしたり、どれみたちの会話をバッサリ切り上げて帰る「芸能人のおんぷ」が存分に描かれている。クラスメイトという上下関係が発生しないはずの環境だが、子供たちはそんなの無視しておんぷちゃんを芸能人として支持しまくる。

「お友達になれるならサインくらいいくらでもするわ!」

はじめはチヤホヤされるのが好きなナルシ系ライバルキャラか?と思っていた。

ただ、別の話で母親と笑顔でハイタッチするシーンや、父親との久々の面会を喜ぶシーンなど、両親が大好きなおんぷの一面も描かれている。なんだ全然可愛いところあるじゃん…

他にも45話のクリスマス回で、両親とご飯が食べられず虚無るシーンもあった。

「メリークリスマス、か」

これあれじゃ〜〜〜ん、チャイドルなせいで両親以外に心を許せる人が今までいなかったから対等な友達の作り方がわからないんでしょ。それでも小学3年生なりに友達ほしいという気持ちがあったから「お友達になってくれるならサインなんていくらでもするわ!」なんて言ったんでしょ。(ここら辺から話飛ばしていいよ)

その心の隙間を埋めるべく、なんて意図はおんぷちゃんに一切ないのかもしれないけれど、どれみ達と一緒に過ごしてるうちに居心地が良くなったのか、最後は魔女の資格を代償に仲間全員を助ける暴挙に出る。

↑おんぷちゃんが汗かくの珍しい

「芸能人のおんぷちゃん」が魔女失格を背負ってまで守れる友だちを持てたこと、しかもそれが最終話までの間「友達になろう!」と言及される回が一回もなかったのが凄くいいですね〜〜!!友達ってこう自然となるもんだよな

普段は友達に対する感情が軽〜い感じとか、思ったこと率直すぎるくらいに伝えるところとか、神出鬼没で気まぐれなところとか、それでいて小学3年生なりの影がある感じとか、本当に良い。最後どれみちゃん達に命を救われても「そうだったんですか」で済ませるのも本当に本当に可愛い。

第49話「パパに会える!夢を乗せた寝台特急」 よろしくお願いします

おれは元気っ子と絶望キャラと狂人しか好きじゃないと思ってたが、これは新たなジャンルと言ってもいいですね。新ジャンル「おんぷちゃん」今年はこのジャンルを開拓していこうかなと思います。

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