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先ずは行動するかどうかを試されている。 責任転嫁する状況を作らない事の重要さ。

こんばんは
陽子のSTAFFroomへようこそ。
管理人のスコットでございます。
さて本日は私がこの世界に飛び込んで
知らなかった部分や違和感を覚えた部分に
ついてお話ししましょう。

先ずは歌手と言う職業ですが、歌が上手いと
言う能力は確かに必要です。
しかし実際は口パクを公表しているアーティストや、ダンスをメインにしているアーティスト、更には容姿やトークメインのほぼタレントの様な方々迄存在します。 それはその世界で生き残る為であり、飯の食い口でも有るからです。 ポジティブな表現なら求められているカテゴリーにジャストフィットしているのです。
世の中で大切なのは必要とされているかと言う部分です。 正直言えば人間が本当に生きていく中で歌は絶対的に必要なものでは有りません。 そんな中で必要とされるには歌の素晴らしさや信頼できるイメージ、人間力が必要となります。 昔のようにステージとお客様の間が大きく開いていればある程度演技で誤魔化せますが、今やネットで赤裸々なプライベートも表に出されるので歌と同時に人間を磨くと言う部分も要求されるのです。

さて、コロナ渦によってライブやステージが次々と中止になり歌謡界はライブ配信やVR放送、YouTubeに流れています。 他業種のように政府が保護する訳でもないのでその中でどうにか生きていかないといけません。
私が短い間、かなり濃密にのめり込んだので間違っては無いと思ってますが、ほとんどのアーティストはちゃんと仕事を持っており、生きる為だけなら大丈夫でした。 しかし職を持っていないアーティストもチラホラいます。 それらは本当に死活問題です。無職でも主婦や親のスネをかじっているならまだしも、それも無ければやはりバイトで食い繋いで行かなきゃいけません。 それは私が思うには良い分岐点だと思うのです。 失礼な話、彼ら彼女らが自称プロと言いつつも人が働いている時に過酷な練習をしてたり営業をしてたりプロモーションをしているかと言うとそうでも無いのです。
たまたまかも知れませんがほぼ遊んでます。
そう言うアーティストにも労働の経験がある方が私には良いと思う訳です。明日声が出なくなるかも知れませんし、ギターが弾けない体になるかも知れません。 決して悪気が有って言っている訳じゃ無いのです。練習もちゃんと集中してやれば短い時間でもできます。 前で書いた人間力やイメージも良くなる筈です。

さて歌手と言うとメジャーに上がるまでは貧乏生活を続け人生を「一か八か」のギャンブルに注いでいる人なのか?と思われる方もいるでしょう。音楽をされる方には趣味でされる方や、プロは目指さないがCDや配信で副業程度でやられている方、異性へのアピールの為だったり、ガチで高みを狙っている方々迄様々です。
私が出会って残酷だなと思ったのは、確かに練習量は大切ですが才能がこんなに影響されるのかと言う方がいます。 日中は多忙な仕事をされてても上手いを飛び越して素晴らしい。なんでプロにならないんだろうって言う方です。
それは歌の巧さやイメージや見た目は元より、醸し出す空気感やカリスマ性、求心力、一体感への誘い方。全てに置いて他を圧倒されてる人がたまにいる訳です。
おそらくそんな方々が、自称ではなく他人から言われるプロとなっていくのだと思うのです。

プロと言う定義ですが、今やステージに立って観客を熱狂させないとプロじゃないと言う時代ではありません。世の中は多種多様な価値観が蔓延しておりネットで活躍する方や、企業案件で仕事をする方、タイアップや政府機関に営業をかける人、又は海外に出ていく人と様々です。 私もここ何ヶ月営業の真似事をさせて頂きました。私なりにアーティストが途切れる事なく平均的な収入を得るには企業案件とタイアップと睨みました。そうなるべく全国区の企業のお仕事を貰おうと動くのです。
此処で大切な事を書きますね。
大きい企業(小さくても同じ)はとてもイメージを大切にします。アーティストの日常や世の中に蔓延するイメージを調べて来ます。
自分が大きい企業の社長だったとしたら、いくら歌が上手くてもレイプ事件を起こしたとか、人を殺めたとかと言うアーティストを使わないでしょう。 世の中とはそんなものです。
ですから、SNSやブログは気を付けないと才能があっても蹴落とされます。
私も短い期間でしたが経験しました。
ブログに嘘を書きたくないのは解りますし、それも個性だとも言われるかも知れませんが、生きるとはご飯を食べる事です。水と空気で生き残れるのであれば言いませんが、アーティストは夢を売る素晴らしい職業だと思ってます
そんな方々が水と空気しか体内に入れるものが無いって悲しいですよね。
外車を乗り回しブランドのファッションで固めろとは言いませんが、普通でも何不自由無く生活出来る収入を得て欲しいのです。
それがプロの定義の一つだと思います。

先程も少し触れましたがこれからはアーティストもパラレルキャリアがスタンダードになると思います。 別に歌手をやりながらコンビニで働けと言っているのではありません。 聞いた話では欧米での音楽イベントではCDを売っていないと言うではありませんか? もはやサブスクリプションかダウンロードがメインコンテンツとなり、何十万もかけCDを制作し何千枚の在庫と戦うと言う地獄のような収益モデルは衰退します。 ですのでアーティストがやるべくパラレルキャリアはそのような配信技術に関わったり、映像で有ったり、私のような企業案件を纏める営業職で有ったりと自分の家が一つのプロダクションになると言う事が良いのではないかと思うのです。当然、そう言うのに疎いから無理だと言われる方もいるでしょう。 そう言う場合は仲間を作りましょう。一人より二人、二人より三人なら乗り越えられる筈ですし、配偶者や恋人がいるのなら愛している人が困っているのなら見捨てはしない筈です。
私も何も分からずこの世界に飛び込んで3ヶ月でそこそこ解ってきた訳ですから出来ない判らないはやる気がないか努力不足です。

そうそう、そんな自分でやるより大手プロダクションに入れば良いんじゃないって思う方もおられるかも知れません。 先に言いますが、日本各地の猛者が集まった中で光が当たるのは1%位の人達です。それも会社とは違い売れなければ給料もないです。女性アーティストだとプロモーション費用の回収でグラビアの仕事を割り当てられたりもっと辛い仕事になる噂も聞きます。大手がダメと言う訳では有りません。もし大手プロダクションを目指しているのなら、先方から是非入って下さいと言われる位の逸材になってからが良いと思います。

次にシンガーソングライターについてです。
自分で作詞をし曲を作りその歌を歌う。
権利収入としては最高の形です。
これもプロダクションや有名レコード会社と契約すると、全てが自分の収入になりません。
それぞれ会社や売り出しにどれだけの費用を使ったかで差は出ますが、私が聞いたのは総収益の3%と聞きました。 これってミリオンを打ち立て無ければインディーズの時の収入より悪いんじゃ無い?って感じです。それも勘違いして欲しく無いのはシンガーソングライターと言えども優れた一握りのアーティストが獲得出来る称号であり、その優れたと言うのは残念ながら音楽の才能だけでは無く、容姿を筆頭にキャラクター、求心力、トーク等を含めた総合的な能力です。 更に言えば優れた楽曲を身を粉にして作り出しても世の中がそれに同調しなければ光を見ません。大袈裟に言えば適当に作った曲でも世の中が反応して収益を生み出せれば良い曲となるのです。 とにかく先程も書きましたが全ての権利を手にしたい。もしくは一定のファンを大事にしたい中で最大限の収入を得たいと言うのなら全てを自分の中で完結させなければなりません。そう学ぶ所は学ぶ頼む所は頼むと遊んでいる暇は無いのです。
そこを乗り越えれば、自由な時間が得れますのでとにかく行動して下さい。

アーティストがファンを獲得する場としてライブやステージが主流でしたが、此処何年かでその常識も変わって来ました。そうSNSの存在です。私目線で少し書かせて下さい。アーティストは良い曲をヒットさせたとしても、やはり飽きが来ますので何年も同じ曲で飯を食えません。 ヒット曲を連発させれば別ですがそんな神がかり的なものは松任谷由実や桑田佳祐でさえ保証されていません。ですので企業案件の仕事で少ない収入ながら保証された報酬を狙います。 言わば期間社員のようなものです。企業のイベントやポスターの顔、社内行事や商品発表の場に同行のような仕事です。 当然、そのほとんどを歌の仕事としてです。
ただこの仕事を獲得するには日頃の生活態度やイメージがとても重要となります。
会社のイメージを背負う訳ですから当然です。
採用担当者も自分の昇進が掛かっているのでオファーしたアーティストの身体検査を血眼でやって来ます。 でも怖がらないで下さい。みんな聖人のような人生の人なんかいませんし、みんなそこそこ失敗をしてます。特にアーティストなんで社会生活が不得意な方々ばかりですから(^^)


此処まで私が3ヶ月掛けてアーティストが生き残るにはどーすべきかと言う問題点と言うか改善点を書きました。 横に陽子と言うシンガーソングライターを見ながら。
少し言いづらいですが、陽子は今の話を纏めると素晴らしく伸びしろが有ります。ただ決定的に改善しなければいけない部分も有ります。
少し話が脇に逸れますが、私が車のレースをしていた時にオーバーステア気味のセッティングを好んでました。オーバーステアとはドリフトをするセッティングと思って下さい。でもこのセッティングはドライビングをしているとスリリングで楽しいのですがタイムが出にくいのです。レースの世界は順位とタイムで評価されます。言わば私は自分の快楽を優先していて本当に評価される土俵には上がっていなかったのです。
実は陽子もその気が有って彼女の気持ちが判るだけに彼女が幸せに歌えるだけで満足しているのなら言いづらい所でもあるのです。

改善点を自分で考えて見ようと思いません?
多分、好きな歌を歌いそれに同調するファンが沢山いてそこそこの収入を得る。
私もそこを目指したいです。
とりあえず、自分が持つ能力を分解してみましょう。
例えば、陽子は歌が歌える、ピアノが弾ける、作詞作曲が出来る。
これは音楽業界では普通ですが他業種となると出来ない人の方が多いのです。
自分の能力を他業種で使うとなるとどのように使えるだろうかを考えます。
旧態化した音楽業界にしがみついて多くのライバルと日々戦いながら疲弊して行くのか。それとも新しいビジネスを構築して他者が入り込む隙を潰し自由に生きるのか。
それは個人の自由ですから個人で判断して下さい。それは人にやりなさいと言われてやると必ず最後に責任転嫁して関係が破綻しますから。
まぁ全てを信頼して地獄の淵まで付き合える仲ならOKですが・・

後、とても言い難いですが、やはり歌を歌うと言う事はエンターテイメントです。見た目はとても大事なファクターです。 正直言うと年齢を重ねると徐々に忘れ去られる可能性は有ると言う事です。 私は自分がまだ活動出来る時間が有れば複数の職を経験して置くべきだと思います。 陽子もですがステージで輝いていた方々が歳を重ねて最後に路上生活者として人生を終えるとなると本当に悲しいと思う訳です。
特に一緒に活動をしている陽子にはそうなって欲しく無いのです。 なぜそんな悲観的な事を言うのかって思うでしょう。だってそう言う方々を目の当たりにしましたので。
彼らは路上でギターを奏でていたら幸せとは言いますが、それは嘘だとは誰だって解ります。
30年近くパートナーの夢に寛容で寄り添っていても最後は何かの糸が切れてしまうのでしょう。 最愛の人が人生のゴール前で去って行くって耐えれませんよね。
とても恐ろしい事です。
まぁ、それも自分が歩いた道ですから責任転嫁はすべきでは無いですね。 
もし、別れなければならなくなったとしても、何か出来る事が有れば飯は食えますから。

本当はまだまだ、書ける事は沢山有りますが
陽子のSTAFFroomは本日から長期の
冷却期間に入る事になりました。
お互いが自分の砂時計の砂の落下に 
目を向けて生きます。
この世の中は会うべきして会うと言う
奇跡の法則によって成り立っています。
陽子との出会いは奇跡の一つでしたが
神様が与えてくれたチャンスを生かし切る
事が出来なかったので悔やまれる部分が
多いですがまたチャンスは巡って来ると
確信しています。
何故かって?夢は思い続けると現実になりますから。

See You again

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