見出し画像

明日になったらわすれちゃうきもち 僕たちはいくつもつみかさねて大人になる

どこまでまとまるか分からないけど、気持ちのままに書いてみようと思うよ。

でんぱ組.incが2025年をもってエンディングを迎えることが発表されました。

10代半ばの頃、インターネットで6人のでんぱ組に出会いました。
それまでミニモニ。やAKB48、ももいろクローバーZなど、わりと世代相応に女性アイドルグループに興味を持ち、振り付けを覚えてみたり好きなメンバーのファッションを真似してみたり、そんな感じで過ごしていて、その流れで必然的に出会ったようにも思います。

最初にビビッと来たのはみりんちゃん。
そしてPVやでんぱの神神を見ているうちにピンちゃんのことも好きになり、気付けば6人みんなのことを大好きになっていました。
あまり学校に馴染めず、家や保健室でジメジメと過ごしている自分に、本当ならアイドルなんて眩しすぎるはずなんだけど、「オタク、引きこもり」を経た彼女らが「マイナスから」放つ萌えキュンキラキラエネルギーは、まっすぐ元気を届けてくれました。

でんぱ組を好きでいる中で、地元にでんぱ組のコピーユニットがあることを知り、そちらの現場にも足を運び始めました。そこで出会った人生で1番尊敬している人、そしてヲタクの皆とのご縁は、10年経った今でも続いています。

その頃のご縁で、2016年には自分もステージに立たせてもらうようになりました。歌うことが好きな自分を歌える場所へと導いてくれる1番最初のきっかけが、でんぱ組だったんです。
2年ほどで活動を辞めてすぐに新しく始めたお仕事も、ヲタク時代からのご縁で5年半ほどやらせてもらいました。

でんぱ組をズルズルと長い間見ている時、もがちゃんが脱退して、ねもぺろが加入した時が、1番心がざわついたのをよく覚えています。
それまでのグループとしてのストーリーが、どうしてもその6人だからこそ描いてこられたもので、楽曲やパフォーマンス、メンバーの個性だけでなく、そのストーリーそのものに共感したり感情移入している部分があったからこそ、1人欠けること、そして新しい2人が入ってくること、というのは少し受け入れ難かったんだと思います。
それでもやっぱりでんぱ組の曲やパフォーマンスが好きだし、変化への挑戦をしている前向きな皆の姿、新メン2人がそもそもでんぱ組を大好きだからこそプレッシャーもある中頑張っている所を見て、7人のでんぱがあっという間に大好きになったし、あれよあれよとねもちゃんも推しになっていました。

ねもちゃんの卒業で少し心が離れかけたけど、やっぱりその後出された曲も聴けば聴くほど刺さる曲ばっかりで、結局ずっと「でんぱ組.inc」というグループを好きなまま生きてきました。

「在り続けるために守るべきところを守りながら柔軟に変化してきた」ここ数年を見ていたからこそ、「エンディング」という決断の重みをひしひし感じます。

個人的に、ここ1年ほど、悲しい、整理のつかないお別れがたくさんありました。
でもこれはきっとそうじゃない。
メンバーたちはそれぞれの人生へと進んでいくんだろうし(たとえそれが表に出る活動だとしてもそうじゃないとしても、いちファンとして心の底から応援したい)、でんぱ組.incの唯一無二の音楽たちは永遠だし、彼女たちにもらった元気もご縁も全部私の中に在り続けるから。

今まで沢山の萌えキュンとワクワクを届け続けてきたグループが、あと10ヶ月、エンディングに向けて何を仕掛けてくるのか、楽しみだったりもします。

めそめそせず、最後まで自分のペースで楽しませてもらおう。

ありがとうでんぱちゃん、!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?