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第17回「ランダム天気図(2020年1月10日)」

こんにちは。プラウ21 note担当Sです。
前回の投稿でお伝えした通り,12月の投稿をもって図版部の投稿を休止します。残りわずかですが,ぜひご覧ください。

12月になり,寒さが増してきました。私もそろそろ,マフラーや手袋を引っ張り出すとします。

今回ご紹介するのは,2020年1月10日の天気図です。旭川市江丹別では氷点下25度を記録しています。東京以外に住んだことのない私にはなかなか想像のつかない気温です…

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※気象庁の天気図をもとにプラウ21が作成。下部テキストも気象庁のウェブページから引用。
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今回の天気図を見ていてはじめて気づいたのですが,等圧線に破線が使われる場合があるみたいですね。大陸にある高気圧に見られます。
破線の等圧線は,天気図で補助的に2hPaごとに用いるそうです。先の高気圧の中心気圧は1026hPaですので,それを見やすくしているのですね。

余談ですが,千葉県沖にある低気圧がぽつんとしていて,等圧線も幾重にも重なっているわけでもなく,なんだかかわいらしく思えませんか?

この日,旭川では細氷が観測されています。ダイヤモンドダストという名前に引っ張られて空気中のごみやちりが凍って輝いて見えるものと思っていたのですが,全然違うんですね。空気中の水蒸気が凍ったもので,寒い地域で条件がそろわないと観測できない,非常に珍しい現象です。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
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