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【全編無料】1月30日開催73人参加シティリーグシーズン5優勝  エール団の応援タオルと3種類のスタジアムを採用したゲンガー

こんにちは、ぷーさんと申します。前シーズンのシティリーグ準優勝の雪辱を果たし、優勝することができました。今回はデッキの解説や環境考察を書こうと思います。この記事はおひねり型になっていますので、最後まで無料で読むことができます。バトルリュージョン発売前のシティリーグの記事な上、誤字脱字があるかもしれませんが、一読していただければ嬉しく思います。

1、今回のデッキの選択理由

今回のデッキも前回と引き続きゲンガーを選びました。理由としてはたくさんありますが、第一にハイクラスデッキの発売後から現在までずっとメインで使ってきたので練度が一番高いこと、第二にスターバースで登場したこだわりベルトによりゲンガーのワンパン性能が大幅にアップしているからです。あと個人的な理由ですが、前シーズンでの準優勝がとても悔しかったので、このデッキでまたシティリーグに挑戦したいというのもありました。


2、環境読み

今回はC落ち後のFレギュ環境だったので、最初に自分が思った環境は3点です


①まだスターバース発売して日が浅い上、非エクの研究がまだ進んでいないかもしれない。

②アルセウスを絡めたVmaxを入れたデッキが多くなりそう。

③まだ環境に対して手探りの状態のため、ASで使用率が高かったミュウデッキが握られそう。


またゲンガーですが、最初に話したように以前と比べて簡単にVmaxをワンパンできるようになったので、②のことも考えると立ち位置としてはなかなかいい場所だと思いました。
そしてシティ前週までポケモンカードに費やせる時間が少なかったので、Twitterでシティ関連のツイートなど調べたり、時間があるときは自主大会やジムバトルに参加して、自分なりに考察をまとめて、デッキを何回も調整しました。
環境の結論として出したのが、シティリーグに向かっている途中で出したこのツイートです。

恐らく連撃ウーラオス、テンタクルデッキはいないだろうと(かなりお祈りもして)踏んでいました。
シティ当日はデッキマッチに恵まれましたが、ミュウのデッキパワーやうらこうさくに翻弄されながらもなんとか辛勝し、優勝することができました。

3、デッキレシピ

雪道ゲンガー

デッキコード:gNgnnn-gCDleP-gNQLgP

デッキレシピは前回のシティとあまり差がないので、1枚1枚の詳細や採用枚数の理由などは前回の記事をご覧ください。またこちらの記事は全編無料で、一撃デッキが何故事故りやすいかの個人的な見解、過去の構築やデッキの回し方を書いていますので併せて読んでいただけると嬉しいです。



今回は特徴的な採用しているカードや採用に悩んだカードを紹介していきます。

エール団の応援タオル
前回のレギュレーションから続投しているカードです。ゲンガーVmax320のHPを活かしたかったのもあるのですが、ベルト付き白馬バドレックスが280ダメージを飛ばしやすくなったり、ベルト付きミュウとタブレット2枚で300ダメージ出るため、いちげきのほうこうのダメージ込みで簡単に気絶しやすくなりました。このケアなどを踏まえて今回も2枚で続投しました。

大きなお守り
相手の打点計算をずらすために入れています。ゲンガーvmaxのHP
HP350になると、受け止めれる技のダまた応援タオルと同様にいちげきのほうこうのダメージをケアできます。

カリンの信念
前回のデッキから続投されているカードです。正直ベルトが主流の現環境では、お役御免となってしまったカードとなってしまいました。しかし、ゲンガーvのペインバーストで倒すときに5枚とられていると一撃エネ2枚付いたうえでの火力は330ダメージになります。またカリンの信念はそこまで相手に入っているだろうと思われていません。ヘルガーやデルビルにも使えるので、終盤の不意打ちに有効な上、クイックボールやあくの塔などのコストとしても使えます。さらにこだわりベルトと違って、ポケモンv以外のポケモンにも使えるところが大きなメリットです。対テンタクルでは4枚目のデルビルをカリンの信念絡めるとカラマネロ弱点込みで倒すことができます。

ポケギア
事故が発生しやすい一撃デッキに対して、確定ではありませんが、サポートに触れる回数を増やしてくれるカードです。本当はネオラントかポケギア2枚にしたかったのですが、ネオラントスタートした時のリスクがあまりにも大きいのでポケギアにしました。枠の都合上1枚になっています。

ガラル鉱山
まずゲンガーにガラル鉱山?と思った方は少なくないはずです。アイデアはガラル鉱山入りダイナを参考にしました。このカードの主なターゲットはフーパファイヤーとミュウです。フーパファイヤーのデッキレシピを調べたのですが、基本的に回収ネット4枚とあなぬけの1枚で入れ替えラインを支えているので、逃げエネ0のポワルンやカプ・コケコに対して逃げエネを要求することができ、フーパの技を打つペースを乱すことが可能です。ミュウに対しても逃げエネ0のミュウを出して入れ替えるので、フーパファイヤーと同じ効果が期待できます。また、逃げエネ0にするハイド悪エネルギーとのコンボができるので、ゲンガー側は影響を受けません。さらに、ボスの指令で逃げにくいポケモンを出して、相手の動きを縛れます。

それぞれ異なったスタジアムを1枚ずつ計3枚入れて不意打ち性能を高めていますが、正直ここは自由枠なので、頂への雪道をもう1枚入れてジュラルドン対策にするのも手です。

セイボリー
対うらこうさく、ミュウと非エクデッキで入れています。白馬もですが、テンタクルやドダイトスといった非エクのデッキはうらこうさくややりくりに依存していることが多いので、一度セイボリーでベンチが削られると、元の盤面に戻すにはかなりの苦労がかかります。そのうえ相手のプランも崩せるのでかなり強いです。今回は1枚採用でしたが、2枚入れると非エクデッキに対してかなり強く出れます。ただ置物になったクロバットやネオラントといったシステムポケモンや、ダメカンが乗ったポケモンを自主退場させることができるので、使うときは要注意です。

ハイパーボール
正直ここの採用枚数に関してはかなり悩みました。Cレギュではポケモン通信のおかげで、手札の状態を保ちつつ目的のポケモンを手札に持ってくることができたのですが、ハイパーボールはトラッシュするカードがないデッキなので、かなり苦渋の決断を強いられる盤面がありました。なので採用枚数も少なめの2枚にして、クイックボール4枚としんかのおこう3枚で目的のカードを引っ張ってこれるようにしています。

4、現環境におけるデッキごとの相性

現環境におけるデッキごとの相性を一覧表にしました。下の一覧表を参照しながら一覧表下のデッキごとの解説をお読みください。なお相性に関してはあくまでも個人的な意見なので、温かい目で読んで頂ければ幸いです。

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相性は◎から×の順番で相性が悪くなっていきます

ムゲンダイナ ◎
レパルダス型が増えてきて、パニックフィアーの打点が伸びにくくなりましたが、それでもvに頼っているデッキなのでブラッキーvmaxなどをワンパンで倒すことができます。


こくばエルフーン ◎
Cレギュのゲンガー&ミミッキュGXがいなくなったことにより戦いやすくなりましたが、特殊エネルギーに依存しているデッキなので、エルフーンVstarの技を合わせて使われると若干厳しいです。しかし、いちげきのほうこうでいちげきエネルギー2枚をつけて、基本エネルギーをあわせたキョダイマルノミで倒すことができます。またゲンガーvのペインバーストでこくばバドレックスvmaxを倒せるので、サイドレースも有利に進められます。


ミュウ ◎
後1メロディアスエコーでワンキルを除けば、基本的に有利に回せます。こくばと同様にゲンガーvだけで攻撃していくと、サイドレースがかなり有利に進められます。試合の終盤にゲンガーvmaxにさせると、相手に2-2-3のプランを押し付けることができます。


はくばアルセウス ◎
はくばバドレックスvmaxとアルセウスVstarをいちげきエネルギーが2枚とベルトがついた状態でのキョダイマルノミで簡単に倒すことができますが、うらこうさくとスターバースの安定度が高いので、何もしないターンを相手に渡してしまうと負けてしまいます。相手の最高火力は、ベルト込みでのダイランス280ダメージなので、しっかりとエール団の応援タオルで回復しておきましょう。また、最近は前歯型が増えてきているので、ゲンガー側にとっても追い風となっていますが、かがやくルチャブルを採用しているデッキもあるので、ワンパンで倒されるかもしれないことを念頭に置いておきましょう。


ダークライ ◎
比較的簡単にゲンガーvmaxでダークライVstarを2体倒すことができるので、サイドレース的にも有利に立ち回ることができます。加えてゲンガーvmaxを倒すのにはこだわりベルト込みでエネルギーが9枚必要なので、2ターン目でポケモンvを倒せているとかなり楽に進められます。


インテレオン 〇
モミで体力を全回復していくデッキなので、相手に耐久させずにこだわりベルトといちげきエネルギー2枚込みでのキョダイマルノミで倒すことができます。またクイックシューターを除いた火力では、最高こだわりベルト込みでのキョダイウズマキ170なので、エール団の応援タオルや大きなお守りで2回耐えることができます。ただバスラオのきずにむらがるで倒されるので注意が必要です。


アイアント 〇
ヘルガー1体とゲンガーvの1体ずつ並べて、1体ずつアイアントを倒していきます。やまびこホーンでトラッシュのポケモンを呼ばれても、ハイド悪エネルギーやポケモン入れ替えが多めに入っているので影響は少ないです。また活力の壺でトラッシュにあるいちげきエネルギーを再利用できるので、その点もアイアントに有利に取れるメリットでもあります。しかし、いちげきエネルギー以外のエネルギーは回収する手段がないので、ハイド悪エネルギーが落ちてしまうとかなり厳しいところではあります。


アルセウスライチュウ 〇
相手プレイヤーが序盤に展開するのはアルセウスVstarなので、序盤はキョダイマルノミでアルセウスVstarで倒しすしかないです。ですが、返しのターンでライチュウvに倒されるとサイドレースで相手に負けてしまいます。全体のHPがそこまで高くなくペインバーストでも倒しやすいのですが、カウンター性能が高いので 〇 にしました。セイボリーも使っておきたいデッキタイプではあります。


ダイケンキVstar -
ヒスイダイケンキのHPが270なのでいちげきエネルギー2枚とこだわりベルト込みのペインバーストでは倒すことができません。またエール団の応援タオルで回復しないと、相手プレイヤーがゲンガーをワンパンしてきます。ダメカンが乗っている場合むじひなやいば追加込み220、Vstarパワーのザンゲツスター40、こだわりベルト30、ビッグマッチ30の計320ダメージ(太字)がかなりの脅威です。しかし回復できたとしても、かんしゃくヘッドやクイックシューターで簡単にむじひなやいばの条件を達成してしまいます。サイドレース的にも2-2-2となるので ー にしました。


フーパファイヤー ー
基本的にペインバーストでフーパを倒していって、終盤ではゲンガーvmaxで戦うやり方になるので、ずっとサイドを1枚ずつ取っていくプランになります。1ターンでも相手の攻撃するターンを減らしたり、エール団の応援タオルや大きなお守りでHPを誤魔化していかないと厳しいです。


れんげきテンタクル -
いちげきエネルギーが1枚込みのヘルガーでずっとカラマネロを倒していくプランになります。いちげきのほうこうでダメカンが2つ載せて相手へのれんげきテンタクル時の要求枚数が3枚になるので、エール団の応援タオルや大きなお守りでHPを回復させたり、4枚目のデルビルとカリンの信念を一緒に合わせて使ったり、手札から地道にエネルギーを付けるなどして、ヘルガーのHPを温存させて戦っていく必要があります。そうするとテンタクル時の要求枚数が4枚となるので、フーパーファイヤーと同じく相手の攻撃が途切れた盤面を狙っていく立ち回りをしないといけません。中盤ではセイボリーを打って相手の盤面を乱したいところではあります。
CレギュではオドリドリGXがいてサイドレース的にギリギリ勝てるデッキだったのですが、完全に非ルールのデッキとなってしまったので、サイドレースにおいてはかなりのジリ貧です。


ミルタンクハピナス -
ハピナスに対してはゲンガーvmaxで倒すことができますが、ミルタンクに関してはいちげきエネルギーが3枚付いたヘルガーでないとワンパンで突破することができません。ですが、デッキに4枚しかないいちげきエネルギーのリソースを3枚もヘルガーに割くのも、あまり現実的ではありません。テンポがかなり乱されやすいので ー にしました。


ダイジャマーカラマネロ -
序盤こそ有利に進められますが、ツツジやジャッジマンなどで手札の枚数を絞られた上で、ひたすら自分側に有利なカードを山札に戻されてしまいます。相手が取らせたいサイドプランはアルセウスVstar、カラマネロvmax、カラマネロvmaxの2-3-3で取らせにきます。ただカラマネロvmaxのHPは310なのでいちげきエネルギー3枚のキョダイマルノミで簡単に倒すことができます。なので必ずベンチではヘルガーを2体育てておきましょう。


アルセウスジュラルドン △
雪道の枚数を2枚に増やしても、大体3~4枚の結晶の洞窟が搭載されているので、最終的には相手のスタジアムで蓋をされやすいです。さらにジュラルドンvmaxのHPが330といちげきエネルギー3枚とこだわりベルトを要求してきます。サイドレースでは相手が2-3-3を押し付けてくるので、厳しいところではあります。


ゾロアークミノマダム △(?)
まだ対戦したことがないので、シティリーグ優勝のデッキレシピを見た立場からでの相性の話になりますが、立ち回り方はフーパファイヤーと遜色ないです。しかし、闘タイプのミノマダムでゲンガーの弱点を突かれたり、草タイプのミノマダムでヘルガーの弱点が突かれます。HPも110なのでゲンガーのペインバーストかいちげきエネルギー3枚がついたヘルガーのやみのキバでしか倒すことができません。加えてゾロアークのげんえいへんげで簡単に1Tで場に復帰することができてしまうので、カウンター性能がかなり高いです。さらにセイボリーを打って相手の動きを止めることもできますが、マダムのいかりの火力を上げてしまいます。ゲンガーの立場から見ると、デッキの総合力的にかなり厳しいと思います。


れんげきウーラオス ×
Fレギュの今でも一番つらいデッキの1つです。先攻を取れれば10%くらいで勝てるかもしれませんが、捲られやすい上にうらこうさくで常に安定したプレイングをされます。このデッキにはベンチバリアのマナフィが採用されていないので、サイド3枚撮りなどはよくあることです。れんげきウーラオスvmaxのHP330がとてもタフなので、倒すのも一苦労です。


5、今後のゲンガー

2月上旬までゲンガーやアルセウス関連のデッキがシティリーグの入賞や優勝報告が増えた影響で、ゲンガーの天敵であるれんげきウーラオスの数が急増しました。更に最近増えている非エクデッキのへの対策としても使われるようになり、ゲンガーデッキの今後に関してはタイムゲイザーとスペースジャグラーの発売後も、恐らくれんげきウーラオスのデッキ数に関しては維持あるいは微増で環境に居続けて厳しい立ち位置だと思います。ですが、ゲンガーの強みであるワンパンで倒せるというメリットはかなり強く、今後たくさん登場するポケモンVstarに対して、弱点を突かなくても簡単にワンパンで倒すことができます。れんげきウーラオスの台頭やミルタンクの登場で難しいところではありますが、可能性を秘めたポケモンであることには変わりないです。


6、最後に

いかがでしたか?もしデッキについてのご感想、ご質問やご意見などあれば、お気軽に私のDM(リンクになっています)にお願いします!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!


7、自主大会の告知

3月13日に友人がバトロコ渋谷店でブリリアントうどん杯開催されます!

お時間ある方はぜひよろしくお願いします!


8、スペシャルサンクス

最後にですがこの場をお借りして、

いつもゲンガーのデッキを一緒に研究し、様々なデッキレシピや考え方を子教授してくださった及川さん

この記事の監修やデッキの相談に携わり、シティ優勝記念でサイゼリヤを奢ってくださったヨーグリーナさん

そしていつも対戦してくださる周りの皆さんに厚く御礼申し上げます。


それでは、皆さんありがとうございました!

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