Pre-PGP 2021 Round1の裏話的なやつ

皆さん先日まで開催されていたPre-PGP Round1をご存知でしょうか?
今回はその裏話を適当に書きます。問題を先に解いたほうが楽しめると思うので、先にPre-PGPのTwitterアカウントからご覧ください。

例題

問題以外で
インストを作るのに支障が出ないように、例題を先に作っておこうという話をどっかで聞いたような気がしたので、例題を優先して作っていたら本題を作る時間がなくなって(自己管理能力の無さ!)、本題の方を他の人に多めに作ってもらいました。ありがとうございます。
今回2問しか本題の方作ってないんですが、そうなると解説も2問分しか用意しないので、相対的に暇になって申し訳ないので、今回のこの裏話を書くに至ったわけですね。
今回は初見ルールが多い(私は7問初見だったびっくり)ということで練習として例題を解きはる人も多いんちゃうのと思って、わりかし簡単に作ってたんですけど、作問の途中でどうしても難しくしたい欲が出てたり、作問の都合上難しくなったりしたものもあって、力不足感が否めないです...

1. Adjacency Sums
最初はこのツイート(https://twitter.com/pleiades_puz/status/1357877728419090433?s=20)の画像のように三角形な感じでしたが、例題が目立ちすぎるのはいかがなものかなぁと思って、まあ見た目での面白さは無いですがこれに落ち着きました。
どうなんですかね
よく見たら対称形で解き筋も対称気味でそのせいで最後が少し難しくなったんですよね。まあこれぐらいなら大丈夫だろうと思いましたが...

2.Football Path
本家の例題の盤面のサイズが無駄に大きいので小さくしました(9×14→7×12)
また頑張ってルールの条件(ゴールポストは通過出来ないとか)をできるだけ使うようにしました。多分なにかルールを引いたら唯一解じゃなくなると思うので、ぜひ試してみてください。
あとどうでもいい話なんですが、学校で作ってたので作問用のノートで作ってたんですが、普段のペンパエディタで作るより作りやすいことに気が付きました。作問用ノートの虜になりました。

9.Triplet Sums
まだ誰が作るかわかってなかったのとマイナールールなので、ヒント数字3つは基本として入れて、他にもとりあえずありそうな展開をだいたい入れることにしました
そのせいで難しくなりました。多分本題より難しいんじゃないですかね。
しかも作問俺だったし他の問題との兼ね合いで簡単にしたから意味なかった...
無念

10.Products
簡単にするために全表出にしました。本家でも斜め以外全表出で作業問みたいなところあったのでそういうことなんでしょう。
でも作業気味になるのはつまらないなと思って魔が差して斜めと合わせてちょっと難しくなりました。
積の組み合わせも同じ方向の数字だけでは決まらないようにしています。魔が差すとこうなります。みなさんもご注意を。
まあでも鬼の作業問よりはマシだと思います。

12.Prime Path
作ってたおかげで市松関連の手筋を知ったのでなにげに作って良かったと思ってます
最初、同じ数字がある数字は連続で通らないよというルールを見逃してて、めっちゃ唯一解にするのむずいやんとか思いながらシンプルループ気味に作ってたけど実はそうでもなかったという...
勘違いしてたルールだと端点の決定が確実に難しくなるので、端点がほぼ表出みたいになってるのはその名残です。

本題

問題以外で
先にも書いた通り本題は最後の方に作問しました。というわけで、せっかくなら難易度調整をしないとなぁと思い他の問題を先に解くことにしました。するとなんとなんと他の問題めちゃくちゃ難しくねぇかということを思いまして、私が担当した2問はめちゃくちゃ簡単にすることにしました。
去年からのアンケートで、Pre-PGPは難しくなっているという意見が多めで少し抑えめにしようという話になっていた覚えがあるのですが、気のせいですかね。
結果的に2問は最低配点と次点になったので狙いは成功です。全体的なバランスはどうなのかはぜひ自分で結果を見比べて見ましょう... 私もよくわからん。

10.Products
9番も作っていますが先に10番を作ったので、こちらを先に書きます。
この問題を担当しようと決めた時は、まだ簡単にしようと思ってなかったので、普通に誰も作らなさそうなものを選びました。
Antiknightの方も最後の方まで未確定だったので、Products人気無いんですかね...
問題ですが、例題を先に作っていたので、単純に例題を大きくした感じで作りました。サイズが5×5から6×6に上がっただけでほぼ解き方も似たような感じだったのではないのでしょうか?
例題をきちんと解いていたら少しは徳があるよということで、次回は時間があったら解いてみてね。

9.Triplet Sums
問題の作成締め切りの前日ぐらいに、例題で手一杯なので本題を2,3題の作問にしてほしいな...という旨を伝えたあとぐらいに、とはいっても最低3問作らないとなぁと思って担当はどうなったのかと覗いたら、これだけ担当未確定で残っていました。これ不人気なんですかね... まあラテン系はあまり人気がないような気もするので納得です。本家も面白い問題出してるから見てあげてーと宣伝しておきます。
さて問題の方です。
このルールなんですが1列に文字が1,2文字だけだとなかなか簡単に決まってくれません。というわけで、1列に3つヒントを躊躇せず入れていきました。一目してここから決まるだろうとわかりますからね。なんやかんやあって縦の3列が決まったところで、さすがに横のヒントも入れないとバランスが微妙なので、なにかいいところはないかと探したところ問題番号が9番なことを思い出して、9を置いたら決まるところを探してアンサーキーの列は横の列なら正直どこでも良いので(適当に決めてるってわけじゃないからね 最後までどの列も決まってないからだからね)対称な位置にアンサーキーの列を据えて完成です。簡単なので少しでも見た目は良いほうが楽しいのではないのでしょうか。

以上裏話でした。


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