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【5月12日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 「給食費無償化」を全国で初めて全県実施ということで注目を浴びているのが青森県です。宮下知事は、教育に力を入れていくため「青森県教育改革有識者会議」を設置して、有識者や現場の声を聞く機会も大事にしているようです。興味深く感じたのは、大学受験制度の変更に伴って高校入試のあり方にも目を向けて施策を検討していくことです。


【コメント】
 “最貧国シエラレオネ共和国で10代シングルマザーの復学支援を行うNPO法人アラジが5月5日よりマンスリーファンディングをスタート”しました。教育支援の活動により学校に通える人は増えましたが、宗教や社会的背景を起因として、約3人に1人の女の子が、退学や将来を諦める選択肢を迫られている現状があります。日本国内だけではなく、世界の課題にも目を向けていきたいです。


【コメント】
 元アナウンサーの久保田さんが姫路市教育長に就任しました。姫路女学院講師経験もあり、現在は特別養子縁組で5歳の子どもを育てています。アメリカの大学院時代には“個人の記憶を対話(インタビュー)を通して記録する”オーラルヒストリーという手法を活かして平和学習などに活かしたいという思いがあったそう。職員と1on1をしたり、これから様々な学校現場に入ったりしながら、個々の地域に沿った課題の本質を意識しながら進めていきたいとのことです。全てがうまくいくわけではないでしょうが、こうして教育長の思いを知れることは嬉しいですね。


【コメント】
 ルールメイキング事業に携わる佐藤さんのルーツや思いを辿った記事。彼は、ルールメイキングの祭典「ルールメイキング・サミット」を見学した際に、地元・愛媛県の学校が参加しており、「愛媛もやるじゃん」と思ったことが印象に残っているそうです。自分の意思を尊重して「やってみよう」と思える経験を積む一つの場としてルールメイキングは重要な役割を果たしていると思います。ただ「いい子」でいるのではなく、本音も出せるような環境づくりを学校が進めていく必要があると思います。


【コメント】
 性被害のニュースを見たことをきっかけに性教育インストラクターになった坂本さん。人権をベースとした性教育の講演を宮崎の子どもたちに届けています。私の出身でもある宮崎では、人工妊娠中絶がワースト1,2位を推移しており、若者が性行為に限らず、違いを尊重したパートナーシップを築くことができていない可能性があります。自分も相手も尊重した関係を築くための視点やスキルを繰り返し学んでいく必要があると思います。


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キュレーター:竹之内大輝

1998年神奈川県生まれ。宮崎県で育ち、宮崎西高付属中・宮崎西高を経て筑波大学体育専門学群に進学。体育スポーツを専門に学び、小学校と中高保健体育の教員免許を取得。

2021年に、もあふるオンライン教育実習を立ち上げ、教員を目指す学生に教員養成過程では学ぶことが難しい「目の前の児童生徒の実態に応じた人権教育」を提供するための学びを届けている。現在、小学校特別支援学級で常勤講師を勤めて3年目となる。

一般社団法人もあふる代表理事/小学校特別支援学級担任/つくば子育て&教育サミット実行委員長/TABOOを語る教育サミット実行委員/つくば市消防団員


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