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【3月10日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 KIDSNAシッターの運営母体、ネクストビートでは、保育士・幼稚園教諭の転職支援サービスに累計40万人以上の登録を得ています。そんな活動の背景として、労働環境に対する様々な問題があって保育の仕事を諦めざるを得ない状況にある人がたくさんいることが挙げられています。これは教育現場や医療現場などエッセンシャルワーカーと呼ばれる立場にある人が置かれている状況と一致します。保育者が自己実現をしながら働き続けることができるようなプラットフォームを目指しているということで大変参考になりました。


【コメント】
 ClassPad.netというツールを導入している常葉大学附属橘高等学校の実践紹介です。デザイン制作や文書作成の上で、融通の効く設計になっているように感じます。全体でも共有しやすく、互いのコミュニケーションも図りやすいというのが使い勝手の良さを感じさせてくれるのかもしれませんね。現在、様々なツールが現場で導入されていますが、使いづらくほとんど使わなくなってしまうものも存在しています。汎用性が高く、幅広いツールが網羅されているツールを1つ導入できると良いですね。


【コメント】
 「教職員の有休促進」と聞くと聞こえがいいのですが、大層なことではないと思います。なぜなら、「ただ祝日が1日増えてその日に有休が取れた」だけにすぎないからです。「家族とのふれあいが増えた」などといった声が挙がったようですが、その日にそうしたメリットがあることはなんら当たり前のことではないでしょうか。そして、普段の生活が変わらなければ負担感は実質変わらないので、特別なホリデーを増やす動きより、日常のしんどさを軽減する支援を充実させていくことが大切だと思います。

【コメント】
 生成AIで校務支援を行う上で、選択肢を提示する「逆引きモード」は生成AIに馴染んでいくことに対して効果がありそうです。しかし、果たしてこのサービスがどこまで現場に受け入れられるのか疑問が残ります。一教員として、現場で提案してみようと思うまでには「このサービスを導入するコストをメリットが上回る」という感覚が必要です。そうした課題を乗り越え、このサービスの無償パイロットプログラムに参加するという学校に興味が湧きます。


【コメント】
 産後ケアの実施は、2021年度に市区町村の努力義務となり、「宿泊型」「デイサービス型」「アウトリーチ型」などの実践が広がっています。“中国ではこの15年ほどの間に産後を宿泊施設で過ごす習慣が広がり、8割ほどが利用している”そうで、日本でもニーズがあるだろうということで導入されています。24時間いつでも赤ちゃんを預けることができる上に、多彩なプログラムも用意されているということで、努力義務にとどまらず、誰もが選択肢の1つとして選び取れるようになると良いのではないでしょうか。

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キュレーター:竹之内大輝

 もあふるオンライン教育実習共同代表。1998年神奈川県生まれ。宮崎県で育ち、宮崎西高付属中・宮崎西高を経て筑波大学体育専門学群に進学。体育スポーツを専門に学び、小学校と中高保健体育の教員免許を取得。

 2021年に、もあふるオンライン教育実習を立ち上げ、教員を目指す学生に教員養成過程では学ぶことが難しい「目の前の児童生徒の実態に応じた人権教育」を提供するための学びを届けている。現在、育休代替として小学校特別支援学級で常勤講師として働く。

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