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【3月17日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 皆さんは、「教育委員会」の仕事を知っていますか?私も、知り合いに教育委員会で務めている方はいますが、なかなか実際の業務内容を詳しく聞くことはありません。情報の“不透明さ”が相手の立場の認識を悪い方向に変えてしまうこともあるでしょう。今回の工藤勇一さんのお話では、いかに教育委員会という立場から教育によりよい介入ができるのかということの視点が示されていました。現場から離れていて、現場のことを理解していないように見えることもあるかもしれません。しかし、実は教育委員会の働きによってプラスに大きく変わることはあるのです。お互いの立場を知る機会が大切ですね。


【コメント】
 子どもがモノとの出会いや別れを通して成長していく過程に目を向けた記事です。「そろそろ卒業かな?」という声かけによって、「捨てる」という五感の強い印象を和らげ、子どもたちがモノを手放す気持ちに寄り添うことができると思いました。記事にも書いてありますが、子どものモノをコッソリ捨ててももしかするとバレないかもしれません。しかし、モノと向き合うことも成長の糧となるので、勝手に捨ててしまってはその機会を失っていることになるでしょう。一言、言葉を変えるだけで、向き合い方が変わる。そんな声かけの引き出しを増やしていきたいものです。


【コメント】
 “小1の壁とは、子どもが小学校に通い始めるとさまざまな問題が生まれ、仕事と育児の両立が困難になることを総称した言葉”です。保育園の時には延長保育ができていたところ、学童保育になり、時間の制約が起きてしまい、仕事や育児に支障をきたしてしまうことを指摘する記事でした。在宅勤務を会社に提案することや、遅くまで預けられる選択肢を探すことが提案されていましたが、仕事や育児に悩める人が、少しでも余裕のある生活を選択できるような仕組みができていってほしいです。


【コメント】
 インクルーシブ教育も分離教育もどちらも“大事だ”という視点が私の立場です。小国先生が最後に述べた“インクルーシブ教育とは本来『全ての差異の包摂』を目指すものだ”という発言には賛同で、目指す過程こそがインクルーシブ教育だと認識しています。しかし、包摂されたくない個人の声も無視はできません。聴覚過敏でイヤーマフをしていても大人数の場では過度なストレスを感じる子どもに対して、「多様性を包摂するためにここにいなさい」と決定することは人権侵害です。特別支援学校の教室不足、教員不足など課題は様々ですが、全部を包摂する解決策を1から練り直してもよいかもしれません。


【コメント】
 中高生が教室で、自分で探究を深められるようにAIを活用した「プロジェクト機能」が提供されます。これによって、“「問いを見つける」「問いを深める」「行動する」「振り返る」といった探究学習の一連の流れを、ステップに沿って進めること”ができるそうです。ステップに沿って入力するだけでスライドに反映されるところもサポートしているとのことで、効率的なアウトプットが可能となるのでしょう。しかし、目的によっては、自動的に反映されることによるデメリットがあるため、内容に焦点を当てるのか、クリエイティビティに焦点を当てるのかなど目的に応じて選択できると良いと思います。


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キュレーター:竹之内大輝

 もあふるオンライン教育実習共同代表。1998年神奈川県生まれ。宮崎県で育ち、宮崎西高付属中・宮崎西高を経て筑波大学体育専門学群に進学。体育スポーツを専門に学び、小学校と中高保健体育の教員免許を取得。
 2021年に、もあふるオンライン教育実習を立ち上げ、教員を目指す学生に教員養成過程では学ぶことが難しい「目の前の児童生徒の実態に応じた人権教育」を提供するための学びを届けている。現在、育休代替として小学校特別支援学級で常勤講師として働く。

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