見出し画像

【5月26日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 この配信をご覧の皆さんの多くは、4年制大学のイメージはあると思いますが、「高専」のイメージはいかがでしょうか。高専の特徴として“中学卒業後から5年間のスパンで、専門的な教育を始められる…(中略)専門知識の習得に加え実習、実験を繰り返して自分の将来のための専門性を高めることができる”ということが挙げられます。徳島県にある神山まるごと高専など含めて、まだ見ぬ素敵な選択肢はきっと少なくありません。大人として、子どもに示す選択肢は広くも狭くも調整できるといいですね。


【コメント】
 「自分のペースで学びたい」という子どもたちの願いは果たして今の全日制学校では叶えられないのでしょうか。今でも「自由進度学習」「けテぶれ」など子どもたちの学びたいを中心に添えた働きかけが実践されています。宮城県の仙台市内に多様な生活のニーズに応えられるように3〜6限に必修科目を受けられるというカリキュラムを導入する全日制高校を開校するようです。カリキュラムがかっちり固定されがちな日本だからこそ、時間割が融通の効く事例が増えることに意味があると思います。


【コメント】
 「共同親権」をめぐる議論が絶えません。共同親権をめぐって、当事者の思いは様々で、両親と子どもの全員の意見が合致するということは難しいでしょう。極論は「個別の事例に応じる」でしょうが、選択肢は残しながら、各者の言い分や証拠をもとに、子どもにとっての最善の選択肢を決めていくことが大切で、自分の痛みや感情を一度切り離して捉えるということも必要になってくるでしょう。それを支えるサポートは、相当な専門スキルが必要だと考えます。


【コメント】
 「デジタル社会における消費者意識調査2024」(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)によると、“「生成AI(人口知能)」について、64.2%の人が「知っているが利用したことはない」と回答”しました。そんな中で、みどりの学園義務教育学校のように学校の職員で「どのように生成AIを活用できるか」研究を進めていることに驚きます。単純な活用方法としては「検索」「アイデア出し」が挙げられますが、「走れメロス」を題材として思考しながら活用する事例は大変興味深かったです。


【コメント】
 探究的な学習において、地域と繋がるプロジェクトの立ち上がりがあと5年早かったらどうなっていでしょうか。「閉校する」ことは悪いことではありませんが、寂しい気持ちになります。今、全国各地で統廃合が進められていく中で、地域が衰退するかしないかは、こうした挑戦への歯車がどの段階で回り始めるかにも左右されるのではないでしょうか。地域振興は、決して大人が担うばかりのものではなく、子どもたちも一当事者となりえます。私は、子どもたちがより地域に貢献できるカリキュラムで構成される一条校を思い描きます。


毎日、朝と夜に教育ニュースを配信中🗞️
教育ニュースにもっと触れたいという方はぜひ公式ラインを登録して情報を受け取ってみてください!


キュレーター:竹之内大輝

1998年神奈川県生まれ。宮崎県で育ち、宮崎西高付属中・宮崎西高を経て筑波大学体育専門学群に進学。体育スポーツを専門に学び、小学校と中高保健体育の教員免許を取得。

2021年に、もあふるオンライン教育実習を立ち上げ、教員を目指す学生に教員養成過程では学ぶことが難しい「目の前の児童生徒の実態に応じた人権教育」を提供するための学びを届けている。現在、小学校特別支援学級で常勤講師を勤めて3年目となる。

一般社団法人もあふる代表理事/小学校特別支援学級担任/つくば子育て&教育サミット実行委員長/TABOOを語る教育サミット実行委員/つくば市消防団員

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?