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Be a Player! Magazine

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今年ラストシーズンを迎える学生の新たな挑戦を応援する「Be a Player! PROJECT」に関する記事をお届けするマガジンです。note第一弾企画として、自分らしい道でスポ… もっと読む
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#大学バスケ

小さなバスケ少年がアメリカの大学でコーチになるまでの話

皆さんはつい夢中で周りが見えなくなってしまうような、本当に好きなことはありますか? 今回、取材した武井樹さんは、現在NCAAディビジョン2の大学男子バスケットボール部に所属し、学生コーチとして帯同している傍らで、アメリカの大学院でMBA(経営学修士号)の勉強をしています。 そんな武井さんは、身長160cmと日本人の中でもかなり小柄。 中学は無名校、高校は強豪になる前の飛龍高校に入学しました。その後は名門の東海大学に進学するも、同期には現在プロで活躍する選手も多く、武井さ

アメリカ留学から得たものは、バスケのスキル以上の、人間としての成長と当たり前ではないという経験だった。

最近は昔に比べ、日本人バスケ選手が聖地アメリカに留学することが増えてきていると思います。 代表的な人といえば、NBAでプレーする八村選手や渡邊選手の2人。私自身、高校までバスケ部に所属していたので、アメリカ留学に行くような選手は2人のような日本トップレベルの選手だけだと思っていました。 しかし、セントジョセフカレッジに通う酒井達晶さんとアースフレンズ東京Z監督の東頭俊典さんの対談を聞き、それは単なる思い込みに過ぎなかったと気が付きました。 アメリカ留学で得られるものはバ

チームで勝つ喜びをもう一度。早稲田大学女子ラクロス部トレーナーとして100%やりきった先に見えた景色とは

高校ソフトテニス部最後の試合は全然スッキリしない引退試合だった。チームで勝つ喜びが忘れられない、何かしらの形でスポーツに関わりたい。そんな想いを持って、高校を卒業した。 橋本実侑​さんは、昨年度まで早稲田大学女子ラクロス部の​トレーナー​として大学スポーツの第一線に身を置いていました。高校生にはなじみの薄いラクロスというスポーツ、そしてトレーナーという役割。現在も社会人ラクロスチーム「Stealers」の広報として活躍する橋本さんのお話の中には、高校までの経験を卒業後のスポ

創部一年目のバスケ部を選び、スラムダンク奨学生で渡米。挑戦し続けるバスケ人生で学んだこと

スラムダンク奨学生としてアメリカに渡り、現在はアメリカのセントジョセフカレッジに通う酒井達晶さん(@ta2basketball)。北陸学院高校男子バスケ部一期生やアメリカへの挑戦など様々な困難にぶつかっていく酒井さんにインタビューしてみました。 小さい選手やこれからアメリカに向かおうとしている選手の励みになればと、これまでの困難や苦労から今現在振り返ってみての気持ちを語ってくれました。 「Control what you can control.」 (自分がコントロー