Spending time together (1, 3, 5, 10. 25, 50, 100)の動画編集

2019/04/18(Thur.)

昨日開催したSOUNDやろうぜの動画を編集しました。今回の動画では12個の画面分割に挑戦しました。Premiere Proには画面分割のエフェクトがあると思っていたのですが、検索しても作例が出てこなかったので、無理やりスケールや位置を変更して画面分割を作りました。(もしも効率的な作り方を知ってる方がいらっしゃったら教えてください。)
また初めての試みとして、After Effectを使って時間をカウントする動画を書き出しました。いままでAfter Effectを使ったことがなかったのですが、カウントするアニメーションを制作するにはPremiereよりも適していると判断して使いました。使い方は検索して調べました。

▲Spending time together (1, 3, 5, 10. 25, 50, 100)

作品のメッセージとしては、私たち個人はそれぞれに異なる時間感覚を持っており、共通の時間に縛られて生きることの難しさや滑稽さを聴覚化することを目指しました。このアイデアの元となった個人的な体験として、大学生の中に朝起きが苦手で午前の講義に出られず、単位を落として悩んでいる学生の姿がありました。たしかに共通の時間があるからこそ私たちは協調して作業を行えるものの、現代の時間感覚が身体に合わない人もいるのは確かです。1日は24時間、1秒の長さなど時間をめぐる当たり前がマッサージできれば幸いです。

ただし確かに一人一人の時間感覚の差が音のバラエティにつながっているものの、見せ方として正しい時刻からズレた人をバカにするような見せ方になっていないかは注意が必要だと感じました。今までは自分がパフォーマーとして出演した分、自分の行為を自虐的に(滑稽に)見せることで社会の当たり前をマッサージしてきました。しかし今回の作品のように他人にパフォーマンスさせる場合において、参加者の多様性を自虐的な笑いのコンテンツとして使っているように見えると、僕が伝えたいメッセージからズレてしまうかもしれません。

今後はこうした多くの参加者の協力を必要とするプロジェクトを運用するにあたって、どれくらいのバランス感覚で笑いと感動を配分できるか挑戦していきたいです。

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