見出し画像

FOuR DANCERS vol.140

2019/08/06(Tues.)

山下残さんとのアバンギルドでのパフォーマンスがありました。今日のイベントはUrBANGUILDで定期的に開催されているダンサーのため(=FOR)のイベント「FOuR DANCERS」です。僕たちの他に3組のダンサーが出演されて、合計4組(=FOuR)による演目です。

僕たちのパフォーマンスでは、僕がステージ上に音響システムを組み上げ、その音に応じて山下さんが踊るというものです。当初、山下さんからは会場の音や環境を利用したパフォーマンスを所望されたので、僕もマイクや光センサーを使った装置を用意しました。リハーサルを何度か重ねるうちにFuji Rockに影響されて、ステージ上のマイクを持って山下さんが叫んだり、エレキギターをステージ上に用意する演出に変わっていきました。
音響システムとしては、ステージ前面にターンテーブルを置き、その上でマイクスタンドとワイヤレスマイクを回転させます。マイクをゲインを上げていくことで会場のPAシステムとハウリングが発生して、ターンテーブルの回転運動による規則的なハウリングを発音します。またエレキギターは常にビブラートがかかった状態でハウリングしており、回転しているマイクスタンドと接触することで弦が振動して発音します。2つのハウリングシステムが複雑に絡み合い会場全体をモジュレーションサウンドが包みます。また光センサーをつけたオシレーターは山下さんの影の動きに合わせて周波数が変化します。ただ当日はステージ上の照明の明るさとの調整が上手くできず、あまり影に反応しませんでした。次回のチャンスがあればリハーサルの段階でステージの照明の明るさまで細かく調整したいです。

画像1

▲山下残さんとのパフォーマンスの様子

画像2

▲ライブハウス入り口の様子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?