サーフスケートボードの滑琴化

2022/12/19(Mon.)

　秋田のパフォーマンスに向けて特別な滑琴のひとつとして、TAKE SPACEの竹村真人さんとサーフボード練習用のスケートボードを改造しました。これまではベンチャートラックを基本に滑琴用のベースプレートを製造してきました。しかし、今回モチーフにしているサーフスケートボードはベンチャートラックとは異なる形状のトラックを使います。そこで滑琴用のベースプレートの形状を修正して、ライザーパッドのような部品を作りました。ライザーパッドのようにいろんな形状のトラックと一緒にデッキに固定することで簡単に滑琴化できます。
　久しぶりのプロトタイピングでしたが、無事に音が鳴りました。ただ現状では強度やメンテナンス性が悪いので、竹村さんにその後の改良をお願いしました。滑琴が僕の手から離れて社会的な道具になっていく感覚を覚えました。楽器は作者の手を離れて使用者・演奏者のものになっていくべきですね。